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「私は雨男。」

作者: 安倍アキラ

私は雨男だ


小さい頃から行事で私が行くと必ず雨が降っていた、もちろん中止になったりもする


私は雨男だ


そのせいで、皆に嫌われた、いじめられたりもした。


私は雨男だ


その場所がカンカン照りの場所でも私が行くと雨雲を引き寄せた

天気が晴れることを望む者たちは皆、私を遠ざけようとした、避けられたりもした。


その度に、私は悲しい気持ちになった、その時も雨が降り、天が私を慰めてくれるように思えた。


私は雨男だ


今、遠く干ばつに苦しむ村に来ている

長い長い晴れの日に苦しんでいた人たちは


降りしきる雨の中、笑顔で私を迎えてくれている。

これもいつか「安倍が悪い」って言われそう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 最初は悲しく感じましたが、筆者の視点を変えた考え方が良いと思います。 [一言] 「雨男」は実は最強ジョブじゃないでしょうか。
2019/10/29 10:23 退会済み
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