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一日一詩  作者:
81/367

蟻さん

『蟻さん』


家に帰る途中

蟻の群れがせっせと

糧を巣へ運んでいた

俺も運んでくれないかな

足が疲れちゃったよ

なんて

荷物も持ってない俺が言えないな

お前たちは凄いよ

仲間の為に

子どもの為に

毎日生きるか死ぬかの中

必死に働いてんだから


人間と変わんないな

いや

もっと凄い

人間は死どころか

小さな傷さえも

避けようとするんだから

卑怯で賢いよな


もう日が沈む

今日も

何も持たずに

帰るよ
















[つぶやき]

アイスを食べるってなったら絶対にチョコ系統のものを選びます。

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