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沈む風船
『沈む風船』
膨んだ風船が
海の底へと沈んでいく
水圧をものともせず
魚が邪魔することも許さず
破裂しないまま
白
青
黒
グラデーションを
沈んでいく
底についたあと
ようやく弾けて
中身を放つのか
そのまま土に埋もれてしまうのか
今は誰にも分からない
[つぶやき]
中学生の頃は吹奏楽部でパーカッションをやっていました。
顧問の先生は素晴らしい方でしたが、練習がとてもきつかったのを覚えています……
休日関係なく毎日練習があるのはもちろん、合奏の時間は先生の怒号が響かない日はありませんでした、怒られる方が悪いのですが、当時は合奏が嫌で嫌で仕方ありませんでした。
たまにある個人・パート練習だけの日には皆で歓喜していました笑




