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窓の雨粒
『窓の雨粒』
窓に付いた雨粒が
右往左往しながらさまよってる
たまに仲間と出会いつつ
ここだ
というルートに入ると
堰を切ったように進んで
止まっては
最適なルートを見つけて
また進む
それを繰り返し
最後は地面に落ちた
やがて太陽が蒸発させ
昇って
またここへ戻ってくる
私達のように
[つぶやき]
昨日寝るときに暑かったもんで、クーラーを付けたんです、そしたら今日の朝消すのを忘れて出ていってしまいました。
関東の方は台風で大変だったみたいですが、私の住んでいる所は昨日も今日もとても暑かったんです。
帰って来て、やってしまったという思いが涼しさの快感で相殺されました。




