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氷点下の世界
『氷点下の世界』
氷の中から
叫ばれた声が
遠くへ響く
響いて
響いて
僕がいる所まで
気づかずにいるけれど
耳を澄ませば
ちゃんと聞こえる
助けて
いつでも
僕の元まで届いてる
それを僕は
気づかないふりして
今日も生きている
聞こえない
きこえない
きこえない
ききたくない…
[つぶやき]
『天気の子』主題歌(?)の『愛にできることはまだあるかい』って曲の歌詞の最後の部分がとても好きです。
『愛』って映画や小説や歌などで過剰に消費されています、悪いことだとは思わないですが、愛の価値が分からなくなってしまうことがあります。
それに加えて、愛に出来ることはまだあるのか?という問いに、考えこんでしまいました。
否定的に終わるのではなく、できることはまだあるよと終わるあたりも、愛の強さを感じられて好きです。




