11/367
雨の中
『雨の中』
バス停の隅の方に落書きがあった
相合傘に名前が二つ
古ぼけて消えかけてるけど確かに見える
名の持ち主は今は何をしているんだろう
誰かがそこにいた証
そんな微かな生きた証を
僕も残してゆきたい
雨音の中に紛れ、エンジンの音が響いている
もうすぐ次のバスがやってくる
[一日一詩のきっかけ]
一日一詩を始めたきっかけの一つに、ツチヤタカユキ著『笑いのカイブツ』の影響があります。
彼の不器用だけど好きなものに全力の生き方を見ていると、読んでいる自分もやる気が溢れてきました。
あんなに夢中で読み進めた本は久々でした。




