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一日一詩  作者:
103/367

焼肉

『焼肉』


網の上で肉が焼ける

早く食べてくれ

と言いながら

食欲をそそる匂いを放ち

食べられるのを待ちわびている

火を受け入れ

細菌達を帰らせ

仕上げに

自らの魂を旅立たせる

その方が美味しいだろうから

美味しく食べてくれたら気持ちよく逝ける

理不尽な死を受け入れ

この世界に未練無く

旅立てる























[字数稼ぎ]

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