表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/51

1.ヒロイン、前世を思い出しました

初投稿です。

私自身、経験が少ないので文が幼く感じる方もいらっしゃるかもしれません…

それでもとりあえず読んでみるかぁ、とおっしゃってくださる方、どうぞ、一読していって下さい。

これは…これは…

ど う い う 事 だ ーーーー !!!



(とき)は、今日の朝(と言っても、さっきだが。現在午前9時。)の午前8時15分まで遡る。


8時15分。

みんなでの朝食を終え、お義父さんは出勤していった。

私はというと、リビングのソファで漫画を読みながらマッタリとしていた。中学校受験も終わったし、学校が始まるまでゆっくりさせてもらおう。あと1日しかないけどね…

そんな朝のことだった。

鈴蘭(すずらん)、髪が伸びてきた?切ってあげましょうか?」

そう言ったのは、私のお母さん(35)。

現在私が12歳、今年で13歳という事をふくめ、自分のお母さんながら若めで、綺麗な人である。

「そうですね、少し長すぎる気もするので学校が始まる前に切ってもらったらどうですか?」

こいつは私の義弟。姫百合(ひめゆり) 雷兎(らいと)

7年前の春に義父の連れ子としてやってきた。そのときにも色々とあったのだが、今は関係ないので割愛する。

そして、こいつの特筆すべきところといえば、猫かぶりモードのことだろう。

雷兎は、親の前では今のような大人しく可愛い子どもを演じているが、なぜか私の前ではとっっっても生意気で、とっっってもムカつく。こっちが素の性格で間違いない。

今だって私の耳には「髪長すぎ。学校が始まる前に切らないと醜態を晒すはめになりますよ?来年には俺も通う予定なんですからやめて下さいね?」と聞こえた。被害妄想かな?

だけどハチミツ色の少し癖のついている髪に、少し茶色がかった瞳。見た目はまあまあ…というか、結構いい。

私は雷兎を初めて見た時に、髪色に(いや、全体的に?)違和感を感じたのだが、気のせいなのだろう…か。

「そうね。じゃあ、切ってもらおうかな」

腰まで伸びている銀色の髪(実は、自分の髪色にも違和感を感じている)をいじりながら、私は言った。



そんな訳で、髪を切りました。肩につくかつかないかくらいの長さまで、バッサリと。

でも、問題はそこじゃない。

問題は、鏡で見た自分の姿が前世(・・)で読んだ漫画の主人公の姿と瓜二つだったのだ。


読んで下さり、ありがとうございました!

今回かなり短いですが、次回からはもう少し長いと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ