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厄病女神と卓球勝負

 到着日の俺は疲労困憊で飯を食うのも面倒臭い状況であり、温泉に入ったし、もう寝るかというつもりであったのだが、絹坂が一緒に飯を食えと煩いこと極まりなく、俺は渋々と夕飯を食べることになった。

 夕食はそんなにでかくはないが広い小規模な宴会場みたいな部屋で食べることになっていた。

 夕飯として出された食事は海産物を中心とした決行豪勢な品の数々で、この飯だけで何千円もしそうなものであった。一応、申しておくが、俺たちはそれほど多くの金をこの鳴嶋館に支払っていない。一泊につき朝食付きビジネスホテル程度の金額だ。

「先輩。こんな豪勢な料理、悪いです」

 俺は隣に座っている鳴嶋先輩に言った。

 鳴嶋先輩はとても背が高くがっしりした体つきで、それでいてむさ苦しさを感じさせない人物だった。いつも何を考えているのか分からない無表情で黙り込んでいることが多い。

「いや、良いんだ」

 先輩はいつも通りの無表情で端的に言った。

「良くないでしょう」

「いや、君には二十日が世話になっている」

 世話はしている。存分にしてやっている。基本的に俺という男は正直者なのだ。そもそも、遠慮して、

「いえいえ、こちらこそ二十日先輩にはお世話になっております」

 などという明けすいた嘘をほざくことは無意味だ。

 そんなわけで、

「まあ、確かに」

 俺は頷いた。

「それに、君には色々と世話になったしな。ほら、あの恋文の」

「ああ」

 成る程。理解したぞ。よくよく考えてみれば、実は俺は二人の恋の立役者なのだ。二十日先輩の完璧恋文はほぼ俺の手によるものであるし、その他にも色々と助力した。

 しかし、俺には何の利益も褒美もなかった。せいぜい、俺に恋文の代筆を求める馬鹿が増えて、そいつらから代筆料を巻き上げる程度しか利益はなかった。

 この温泉旅行は臨時キューピット業務をこなした俺への褒美というわけだ。かなり遅れ気味ではあるがな。

「ならば、ありがたく頂きましょう」

「そうしてくれ」

 鳴嶋先輩は満足そうに頷いた。

 そういうわけなので、俺は美味しく刺身やら鍋やらを頂いた。

「おい。後輩」

 俺のことを後輩と呼ぶ人間は限られている。大体は先輩かナントカ君とか、委員長とか、あいつとか、あの冷血人間とか呼ばれている。その後輩と俺のことを呼ぶのは二十日先輩をおいて他にはない。

「何ですか?」

 何の用事かは殆ど分かっていたが、一応、聞いてみた。

「飲め!」

 またか。

 温泉来ても家にいてもやることは変わらんのだな。

「酒は結構です。疲れているんです。鳴嶋先輩と一緒に飲めばいいじゃないですか」

「鳴嶋も飲む。あたしも飲む。お前も飲め」

 二十日先輩の顔は赤い。既に大層な量の酒を飲んでいるらしい。

 面倒臭いことだ。

「先輩。先輩」

 二十日先輩に付き合ってビールを飲み干していると、側に絹坂がやってきた。

「お刺身美味しいですよー?」

「そんなん知っておる」

 絹坂はエビの刺身を箸でつまんで、俺の口元に寄せた。

「あーん」

「止めれっ!」

 素早く絹坂から離れる。口を開いている隙に飯を押し込まれては堪らん。飯は自分のペースで食うもんだ。無理矢理押し込められるもんじゃない。

「いい加減にしらあむぅっ!?」

 絹坂を睨みつけて怒鳴ろうとした俺の口の中に何かが入ってきた。熱い。

 しかし、この熱いものを吐き出すのはいかんことだ。我慢して飲み干した。あー、喉を熱いものが通っていく。胃の中に入ってもまだ熱い。

「あー! ズルイですー! ズルイ!」

「たまたま彼の口に入ったのだ」

 絹坂が喚き、京島がしれっと言った。

「京島! 何を入れとんだ!?」

「エビだが」

 俺の口の中に入れられたのは鍋の中に入っていたエビであるらしい。殻付きじゃなくて良かった。そんなんはどーでもいい。

「何で入れた!?」

「偶然、入った」

 京島は無愛想にそう言ってもぐもぐと鍋を食い始めた。

 飯を食っていて、たまたま箸で持ったエビが近くの奴の口の中に入る確率は如何ほどか? 考えなくても分かる。普通、ありえんだろ。

「先輩! 京島さんの食べたんだから私のも食べてくださいよー!」

「後輩! 酒が進んでないぞ! もっと飲めー!」

 俺は夕食を絹坂と二十日先輩と、たまに京島に絡まれながら食った。結果、食い過ぎ飲み過ぎで腹が痛くなり、寝ようと思ったら朝だった。馬鹿馬鹿しい。


「あぁ……気分が悪い……」

「そりゃそうだろ」

 便所から出てきた俺に京島弟が呆れ顔で言った。

「今何時だ?」

「四時」

 かなり気分がぐったりした。温泉に来て朝まで飲んで、午後の四時に起きて、すぐに便所で反吐の洪水を起こすなんていうことをすれば、ぐったりもするというものだ。

「先輩。起きましたー?」

 俺がぐったり気分で座り込んでいると、玄関から絹坂が頭を出した。

「あ、起きてますねー。温泉行きましょー?」

「おい、よしてくれ。俺は今、腹の中のもんを吐き出したばかりなんだ。気分が悪い。温泉など入っていられるものか」

「温泉入ったら気分良くなりますよー」

 絹坂はニコニコ笑いながら俺の襟を引っ張り始めた。

「行きましょー!」

「ぐあ! 首が絞まる! 止めれ! 洗面道具を持ってくるから待て!」

 俺は仕方がないので洗面道具を用意した。う。屈んだ時に吐きそう。

「あー。僕も入りに行こうー。東君はー?」

「ああ、行く」

 男三人は一緒に部屋を出た。

 女連中は隣の部屋にまとまって泊まっている。

 俺たちが部屋を出ると連中にも分かるらしい。まあ、すぐ隣だしな。

「あ、あたしも行くー。みやも行こうー」

 二十日先輩が部屋から出てきて言った。


 俺たちは夕食前の中途半端な時間に温泉に入ってぬくぬくとした。

 相変わらず絹坂は女湯の方から俺と話そうとして、何故か京島や二十日先輩も叫んできたが、俺は湯船の中で吐くような最悪な事態にはならず、絹坂の言うとおり温泉に入って俺の気分は幾分か良くなった。

「あ! 卓球ですよー!」

 だからだろう。

「先輩! 卓球やりましょう!」

 絹坂がこう言った時、俺は思わず、

「む。望むところだ」

 と、承諾してしまった。ちなみに、俺は卓球がそんなに得意ではない。やったことはあるし、人並みにはできるがな。まあ、やると言ってしまったのは気分が良かったからだろうな。

「えーと、鳴嶋先輩も呼んでー。7人ですかー。中途半端ですねー」

「そうだ! 確か鳴嶋に妹がいたから、その子も呼べばちょうどいいんじゃない? ちょっくら2人呼んで来る!」

 二十日先輩が良いこと思いついた的に言い、走っていってしまった。

「負けた人は罰ゲームですよ?」

 俺の横で絹坂がぼそりと呟いた。

「は? 何だそれ? 何故に、そんな幼稚なことをせんとならんのだ」

「勝負事には罰ゲームが必須ですー。付き物ですー。カレーに付いてるらっきょうみたいなもんですー」

 絹坂は理不尽なことを言って、走り去ってしまった。

「卓球勝負の準備してきますー。先輩たちは台出して練習でもしててくださいー」


「第一回鳴嶋館 卓球トーナメント式勝負」

 絹坂は持ってきた模造紙に大きくそう書いた。何でそんなもん持って来ているのだ?

 続いて絹坂は試合順を書き始めた。

「第一試合 柚子さんVS先輩」

「おい、この先輩は俺か?」

「はい」

 言っておくが、俺の名前は先輩じゃない。ちゃんとした立派な名前がある。絹坂も知っているはずだ。

「何で、先輩だけなんだ?」

「先輩は先輩ですよ?」

 絹坂は首を傾げた。不思議そうな顔をしている。何でそんな顔をされんきゃならんのだ。

「第二試合 二十日さんVS京島弟」

「おい! 京島弟って何だっ!? ちゃんと名前で書いてやれよ!」

 ここは怒鳴るべきだ。東に代わって怒鳴ってやるべきだ。というか、東! お前も怒れよ! そんな泣きそうな顔すんな!

「だって、名前知らないんですー」

 絹坂はこんなことを言い出した。酷い奴だ!

「前、聞いただろ!? また忘れたのか!?」

「はいー」

 絹坂はあっさりと頷いて試合表作りに戻った。東は泣き出しそうな顔で便所に行った。個室で泣いているかもしれない。

「第三試合 京島さんVS鳴嶋妹さん」

「お前、京島が2人いるんだから、下の名前で書けよ」

「良いじゃないですか。京島さんと京島弟で区別できますからー」

 俺の言葉に絹坂は面倒臭そうに言った。こいつは本当にテキトーな奴だな。

「第四試合 私VS鳴嶋さん」

「私って何だっ!? ちゃんと名前で書け! これじゃ分からんだろうがっ!?」

「私が分かるから良いんですー」

 俺が怒鳴りつけると絹坂はまた面倒臭そうに言った。これはいくらなんでも書いた本人以外には意味不明だろ。

「お前が分かったってこっちは分からん!」

「良いんですー。はぁ。細かい人ですねー。私困っちゃいます」

 俺が言うと絹坂は溜息混じりに呆れたような顔で言った。

「困ってんのはこっちだ! このボケ!」

「いたー! 叩かなくても良いじゃないですかー!」

 絹坂が涙目で抗議する。これは当然の制裁だ。文句を言うな。


 試合表にはかなり不満があるが、夕飯の時間も差し迫っているので、さっさと卓球勝負をやることになった。まあ、こういう下らんことをやるのも旅行の醍醐味の一つであろう。試合は十点先取制で行われる。

 第一試合は何とも呆気なく終わった。

 柚子の弱いこと弱いこと。全くもって相手にならん。空振りまでしやがった。

「僕は運動に向かない人間なんだよー」

 柚子はヘラヘラ笑いながら言った。

 それでも、もう少し、できるだろーが。場が白けるではないか。

「じゃあ、罰ゲームですー。この箱から紙を一つ取ってくださいー」

 絹坂が差し出したのは絹坂特製の罰ゲームボックスなる名前のクッキーの空き箱だ。中に何枚か畳んだ紙があって、そこに罰ゲームの内容が書いてあるらしい。

「えーと……マラソンって書いてあるけど?」

「コンビニまで歩いて行って来て、買い物してきて下さいー。ちゃんとレシートを確認しますー」

 ここの旅館からコンビニまでは道程3kmほどある。往復で6kmだ。マラソンという距離でもないがな。

「マジ?」

「マジです」

 柚子の言葉に絹坂はいつもの微笑で答えた。こいつ、鬼か?


 第二試合は二十日先輩と京島弟の勝負だ。

 罰ゲームが嫌なのか勝負好きなのか双方譲らず10対9という接戦で二十日先輩が勝った。

「やったー! やっほーい!」

 二十日先輩は歓喜の踊りを舞う。そこまで嬉しいか?

「はいー。お祝い酒をどーぞー」

「おー! 絹ちゃん、気が利くねー!」

 二十日先輩は絹坂が持ってきた酒を飲み干す。

 京島弟は罰ゲームボックスから罰ゲームの紙を取り出す。

「二度風呂?」

「もう一回お風呂入ってきてくださいー。1時間経つまで出ちゃダメですよー?」

 長っ!

 東は言われるがまま、文句も言わずに、すごすごと大浴場に去って行った。彼の中では絹坂の指示は絶対なのかもしれんな。


 第三試合は京島と鳴嶋先輩の妹さんの勝負だ。

 鳴嶋先輩の妹さんは全くもって兄貴と似ていない小柄で可愛らしく大人しい感じの丸顔の女子高生であった。

 運動は苦手らしく、勝負は京島の圧勝に終わった。

「ふぇー、罰ゲームですか?」

 鳴嶋妹は少し泣きそうな顔で罰ゲームの書かれた紙を取ってから読み、きょとんとした。

「お酒禁止って書いてあります」

「書いてあるままですー」

「こ、恐っ!」

 二十日先輩が悲鳴を上げた。


 続いての試合は絹坂と鳴嶋先輩である。

 鳴嶋先輩は器の大きな大人な方であるから、きちんと適当に戦って、絹坂に負けてやっていた。俺には絶対にできないような真似だ。

 罰ゲームは廊下掃除で、ただ単純に廊下を掃除するだけだ。阿呆らしい。

 そして、これで終わりかと思えば、まだあるらしい。

「トーナメント式ですからー。優勝商品もありますー」

「優勝商品って何だ?」

「図書券一万円分ですー。鳴嶋さんのお母さんがくれましたー」

 ありがたいことだな。鳴嶋家の人々は優しすぎるだろ。

 そして、毎月本を何冊も買う俺にとっては非常に魅力的な商品だな。


「次は先輩と二十日さんの試合ですよー」

 二十日先輩は中々にスポーツが得意な御仁であるから、俺はここで負けると思っていた。

 しかし、結果は俺の圧勝だった。

「はれー? 負けたー? いやー。負けちゃったよー! あははあははー!」

 まあ、ベロベロの酔っ払いに勝つのは簡単であろうな。

「罰ゲームー? 何だろねー? お酒禁止は守らないから」

 最後だけ真顔で言わんでくれ。恐い。

 二十日先輩は少し真面目な顔で、がさがさと漁って取った紙を読み上げる。

「酒一気飲み! よぉっっしゃぁぁっ!!!」

 二十日先輩は大いに喜んで酒を飲み干していた。こりゃ全然罰ゲームじゃねえな。まあ、どーでもいいのだがね。

 あ、次、決勝か。


 俺の決勝の相手を決める試合は絹坂と京島の対決であった。

 二人は妙な緊張感をもって黙ってピンポン球を打ち合った。何だか妙に恐い。

 京島はスポーツが得意であるらしいし、絹坂は俺が覚えている限りはトロい奴でスポーツは苦手であったはずだ。俺は京島の圧勝であろうと考えていた。

 しかし、意外や意外。絹坂は京島とかなり張り合っていた。京島も苦戦しているようだ。

 ていうか、2人とも、何故に、そんなに真剣にやりあっているのだ?

 たかだか十点を取り合う試合に2人は20分もかけた。馬鹿じゃ。

 結果は絹坂の勝ちだ。凄く意外。俺の決勝の相手は絹坂であるらしい。絹坂がこれだけできるとは予想外だ。負けるかもしれんなー。

「はい、罰、ゲーム、どーぞ」

 絹坂はぜえぜえ言いながら罰ゲームボックスを差し出した。

「もう寝てください」

「これは酷いだろ! 貴様、阿呆か!?」

 皆が騒いでいる中で1人だけ寝かせるとは鬼のような所業だ。信じられんよ。

「えー、じゃあ、弟さんと同じでー。ただし、30分で良いですよー」

 京島は生真面目に罰ゲームを遂行すべく大浴場へと去った。

「おい、俺たちと酔っ払いだけになったぞ?」

「良いじゃないですかー。さあ! 決勝です!」


 決勝はあっさりと決まった。

 スポーツ能力皆無人間と酔っ払いに買ったくらいの実力しかない俺が京島を打ち破った絹坂に勝てようはずがない。

「はい。罰ゲームボックスですー」

「むぅ……」

 今までの敗者が皆やってきた罰ゲームを俺のみが免れるわけにもいくまいので、仕方なく紙切れを一つつまんだ。

「勝者にちゅー」

「何だこれはっ!?」

 こんな罰ゲーム想定外だぞ!

「罰ゲームは絶対ですよー」

 絹坂はニッコニッコ笑いながら言い、じりじりと迫ってくる。

「こ、こんな罰ゲームは……」

「先輩、逃げるんですか?」

 何度か言っただろう。俺の自尊心は山よりも高く海よりも深く云々。逃げると言われて逃げられる俺ではなかった。

 しょうがないので、

「……目を瞑れ」

「はい!」

 絹坂は素直に目を瞑り、顔を寄せてくる。

 その顔の柔らかいところに俺の唇を少しだけ当てた。

「ふぇ?」

 絹坂はきょとんとした顔で首を傾げた。

「ほっぺじゃないです! 唇にー!」

「ちゅーとは書いてあるが、唇にとは書いていない」

 絹坂はぶーぶー怒っていたが、俺はさっさとその場を立ち去ろうとして、ふと、何か違和感を感じた。

「ん」

 分かった。罰ゲームボックスの箱が違う。確かクッキーだっただが、チョコの箱になっているぞ。

 ある考えに思い至って、罰ゲームボックスにある紙を取って読んでみた。

「勝者にちゅー」

 他のは、

「勝者にちゅー」

 どれを見ても、

「勝者にちゅー」

 つまり、全部、

「勝者にちゅー」

 絹坂は決勝前に箱を入れ替えていたらしい。考えてみれば、卓球をやろうと言い出したのも、試合の組み合わせを考えたのも罰ゲームを考えたのも絹坂だ。二十日先輩に酒を飲ませたのも俺を勝ち上がらせようとしてのことだろう。

 この卓球大会は絹坂が仕組んだ出来レースだったのだ。

「きーぬーさーかー?」

「ふぁっ!」

 俺はこっそり逃げようとしていた絹坂を睨みつけた。

「貴様という奴は……」

「先輩! ごめんなさーい! いたーっ!」



大層長くなりました。

伸びる伸びる吃驚です。

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