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99話 それぞれの願い

 計算していたよりも凄い反応。やはり皆恐怖には敏感だ。予想の3倍はブーイングが飛んでくる。パンすら投げられかねない雰囲気だ。まあ、パンを投げられたら全部食べるけど。


 ざわめきの向こうで、風が変わった。

 誰かが、ゆっくりと群衆の中に足を踏み入れる音。

 それだけで、まるで空気が一段階、静かになった気がした。

 周囲の生徒たちが、自然と道をあける。


 何か言うでもなく、ただ歩いてくる一人の男。浅い栗色の髪を風に揺らし、授業終わりの放課後だというのに、なぜか朝一番みたいに整った制服に袖をきちんと通している


 群衆の中から現れたのは侯爵家の次男坊――「オドール・レナトゥス」

 誰かがそう呟く前に、俺はもう分かっていた。


 強い視線をこちらに向けられ、俺もにらみ返す。

 やけにテオドールに力が入っている気がするのは……杞憂であって欲しいのだが……。


「みっ、見下げた小物だ。人は、追い詰められると本性が見えるというのが……のは、し、真実だったみたいだな。この小物が……小物がぁ!」


 ……まっ、まあいいか。自然だよね? たぶん。

 ありがとう、テオドール。


 俺がこの作戦を相談した相手は、このテオドール・レナトゥス。彼だけが俺の計画の全貌を知っている。まだ協力者は必要だ。しかし、今は俺とテオドールだけでいい。テオドールの影響力があれば、1年生は団結するはずだ。


「黙れ、テオドール! お前なんかに、俺の気持ちが分かってたまるか。田舎の貴族である俺が10ポイントだぞ。お前は良いよな。そんな恵まれた生まれで、派閥の子分たちが大量にいるというのに3ポイントだもんなぁ。あーあ、全く恵まれた生まれのやつは本当に羨ましいな。どうやら先生たちにも影響力があるらしい」

「……お、おう。あー、僕は派閥がーあって得だねー。えーと、そうじゃなくてー。あー、この小物が! ……小物がぁ!」


 ……大根じゃねーか、こいつ!!


 頼む相手を間違ったか?

 なんだか、群衆が違う方向性でざわざわしはじめたんだが? おいおい、頼むぜテオドール!

 名俳優くらいの縁起なんて期待してないが、さっきから語彙力どうした?


 ヤバい。まずいぞ。これがあいつにも見られてる今、こんな茶番がバレたら終わる。

 どうにかして、強引に空気を変えなきゃ――!


 だから俺は、やった。これはまた後々別で謝罪がいるな。すまない、テオドール。


「レ家の次男坊なのに、3ポイントってのは、実はお前って大したことないんじゃないのか? 王国最大の貴族家って聞こえは良いが、内情はボロボロだったりしてな。ははっ、何を黙っている? もしや図星だったか? 中身スッカスカの名ばかり貴族が、偉そうに上から目線してんじゃねえよ」


 ……よし、言った。本当にすまない、テオドール。


 中庭の空気が、ひゅうっと音を立てて冷え込む。

 テオドールは、動かなかった。表情も、崩れない。けれど、その肩のあたりの空気が――一瞬、揺れた。


 ドンッッ!!!


 目の前の地面が、爆ぜた。

 拳一つ、叩き込まれただけで。

 中庭の石畳が抉れ、砂煙が俺の頬をなぞる。寸前でかわしたはずなのに、鼓膜がビリビリと震えていた。


 本気の怒りだな、これは。クラウスの時と同様、殴られる覚悟はしておいた方がいいかもしれない。噂に聞くテオドールの魔力量は8000台。クロマグロ赤身くらいの価値がある。マグロの赤身って、牛肉っぽくてなんだか美味しいんだよね。


 土煙の間から、ちらっと見たテオドールの表情は……いつもと変わらない無表情。

 けれど、その背筋だけが、獣みたいに怒っていた。


 テオドールの本気の怒りに、あの生物が飛んでくる。

 レ家から連れて来た、紫色のドラゴン、エンヴィリオ。


 空から舞い降りて、テオドールの前に立つ。俺へと向けた殺意は、おそらくテオドールの内面を感じた故のもの。レ家の次男坊と、その使い魔であるエンヴィリオを本気で怒らせてしまったようだ。


 ぐしゃり、と拳の中で何かを握り潰した音が聞こえた気がした。

 地面を砕いたばかりのその拳は、まだ宙を殴れるくらいには怒りを帯びていて、けれどテオドールは、次の一撃を放たなかった。

 代わりに、彼は一歩だけ、後ろに下がった。

 ふう、と吐いた息。

 胸が静かに上下する。まるで、無理やり落ち着こうとしているかのように。


 ――そう。落ち着こうとしていた。


 ……本当にありがとう、テオドール。彼だけは全部を知ってくれて、怒りを鎮めてくれようとしているのだ。


 俺は、気づいてしまった。

 テオドールの目から、一筋、涙がこぼれたのを。


 睨んでいるように見えたその瞳は、ただ――悔しさに震えていた。


「……すまない、ハチ」と、一瞬微かに聞こえたのは空耳だろうか?


「……ハチ・ワレンジャール。貴様のような小汚い小物は、俺の手で潰す。しかし、それは今ではない。試験にて、このレ家の次男坊テオドールの、真の実力を見せてやろうじゃないか。皆に約束する! 試験で退学するのはこの男只一人! 正真正銘、そこで終わらせる。もう、お前にこの学園で居場所はないと思え」


 言葉も、声も、完璧だった。

 けれど、拳の震えと、こぼれ落ちた涙が、その裏にある“本音”を告げていた。


 あの涙はおそらく俺への涙。ありがとう、テオドール。お前の優しさが伝わってくるよ。大丈夫。俺たちはかならず上手く行くから。絶対にその涙を無駄にはしない。


 だから俺も、にやりと笑って、返してやった。


「へぇ……そりゃ楽しみだな、大貴族様。俺かあんた、どちらかが退学すれば、今回の試験も丸く収まるってわけだ。化けの皮を剝がしてやるよ、テオドール!」


 拳も、涙も、全部飲み込んで。

 テオドールは再び、群衆の中に背を向けて歩き出した。

 その背中に感謝の言葉を言えないのだけが、悔しかったが、完璧だよテオドール。大物貴族ってのはやっぱり凄い。クラウスもテオドールも。


 俺とテオドールの間に出来上がった決定的な溝。

 これが普段の俺だと説得力がない。


 けれど、試験がありがたい? ことに俺を10ポイントに仕立て上げた。おそらくこの試験の主催者であるディゴールの狙いは俺。

 だから、逆に利用させて貰う。


 普段目立たない小物でも、10ポイントの重みがあれば、レ家の次男坊との対立も自然なものになる。


 周囲の視線が、じりじりと俺に刺さる。入学以来、今の俺ほど嫌われてる奴はいないだろう。

 仲間を裏切る小物。本物の貴族の威光に盾突く無謀者。

 罵声はもう止んでいた。軽蔑と嫌悪が、沈黙に溶けていた。ニックンも俯くだけで、もう何も言う気はない荒らしい。


 けれど、これでいい。


 空を見上げれば、そこにいた。

 翼を広げ、気流に乗って舞っている無数の鳥たち。

 カイネル先生の使い魔で、訓練された鳥たちだ。あの人は、今日も見てるなぁ。

 中庭の騒ぎにも動じず、律儀に飛び続けている。


 なーにが「残業は嫌い」だ。あの人、本当は仕事フリークだよ。仕事にしか喜びを見いだせない、仕事中毒者。

 まあ、それはつまり良い教師ってことなので、感謝しておこう。おかげで、ディゴールも動きやすそうだし。


 俺の目は空飛ぶカイネル先生の鳥の“一羽”を捉えていた。


 一羽だけ、わずかに滑らかすぎる軌道で飛んでいる。

 羽ばたきの間が、ほんの少し機械的だ。

 何より、影が濃い。というより、“影そのもの”のように揺れている。おそらくはディゴールのスキルによって生み出されたもの。


 ……偽物の鳥。影から生まれた、ディゴールの鳥か。


 俺は、思わず息をついた。

 ちゃんと見ている。

 しっかり、こっちの動きに喰らいついてる。


 ――よし。計画完璧っと。


 これだけ用意周到なことをして、国王の許可を取って特別試験を作り上げた人だ。その内容も実に容赦がない。必ず誰かが退学にならないといけないし、その最たるターゲットが俺に向くようにしてある。


 そんな試験を用意した人物が、『監視』をしていない訳がないと思っていた。あの自称仕事嫌いのカイネル先生でさえ、こうして偵察用の鳥を送り込んで1年生の様子を伺っているのだ。


 ディゴールの目も、かならずどこかにあると思っていた。

 まさか、鳥の中に偽物を紛れ込ませているとはね。小物の俺がやりそうなことだ。普通なら気づけない。


 けれど、俺は目が良いんだ。


 実家にいた頃、ヒナコ先生の到着が待ち遠しかった。

 ヒナコ先生の剣術授業がある日、1秒でも早くヒナコ先生を見たくて、窓から遠くを眺めていた。


 実家は田舎だからね。地平線が見えるくらいの田舎だ。

 遠くからやって来るヒナコ先生を見逃すまいとする俺の目は、もはや視力が限界突破していることだろう。


 激情の神カナタ様より与えられた『神の目』はまだ開眼していない。けれど、俺はもともと持っているんだ。『ヒナコ先生の目』を。そんな俺から、偽物の鳥ごときで正体を隠せると思うなよ、ディゴール!


 先手は打った。この試験、お前の思い通りにはさせない!

 俺はまだヒナコ先生の傍にいたいし、1年生の仲間たちにもヒナコ先生の素晴らしさを共有したい!


 しばらく大風呂でのドザエモンごっこは出来ないだろうけど、それも試験が終わるまでだ。必ず、俺たちは生き残る。



 ――。ディゴール視点。



 王立魔法学園の最上階、グラン学長の執務室。

 床から天井まで積み上げられた書物の山と、古びた大陸儀。

 分厚い書簡の束、万年筆の山、使い古された紅茶の染み。

 その全てが、この部屋の主の知と重責を物語っていた。


 だが今、この部屋にいるのは学長ではない。

 あの人物の留守をいいことに、勝手に椅子を揺らしながら座っている男がひとり。


 外務大臣ディゴール。今は王立魔法学園の特任教師として、臨時の学園最高責任者としても立ち振る舞っている。


 鷲鼻に深く刻まれた皺、片目だけに掛けた小さな単眼鏡。


 その手には、魔力鍋。

 中でとろとろと煮込まれているのは、魔力を変換した濃厚な観察媒体。

 そこへ、指先でひとつまみ、影から編まれた羽根を投じると、液面がぼんやりと揺れた。


 鍋の中に、影で作った偽物の鳥の目線から見た中庭が浮かび上がる。

 先ほどの騒動。ブーイング、暴言、決裂。テオドールとハチのやり取りが、俯瞰の映像で再生される。


「ふふ、ふ……ひひ……ふふ、ひ、ひぃ……くくくくく……!」


 湿った喉の奥で湧いた笑いが、部屋の書棚をゆらゆらと震わせる。

 まるで魔女の笑い声。

 けれどその笑いに混じっているのは、あきらかな愉悦と……意外にも、わずかな敬意。


「よくやった、坊や。1年の分裂。そして君の孤立。よくもまあ、そこまで泥をかぶったもんだ」

 指先で鍋の縁をなぞる。

 残った羽根の破片が、影のように煙となって消える。


「……期待以上ですねぇ。ハチ・ワレンジャール」


 ディゴールの片目が、揺れる鍋の魔力液を覗き込む。

 その底に映る、強い信念を持って立ち尽くすハチの姿を見つめながら。


「君は、まだ何か持っていますね。……なにを隠し持っているのかな?」

 あの日、我々が見つけられなかった答えを、君は持っているのでしょうか。ああ、天はやはり私を見捨ててはいなかった。きっと答えを下さると信じていた。……全ては、この時のためにあったとさえ思える。


 ディゴールが鍋の底に映る影へと囁いた直後――ノックもなく、扉が乱暴に開け放たれた。


「……はあ。やっぱりあんたか、ディゴール」

 カイネル・フォーンが、眉根を寄せて立っていた。

 日差しを背負って現れたその姿は、使役動物の匂いと草木の気配をまとっている。

 腕には、白い鳥が一羽。肩の上にももう一羽。


「人の部屋で鍋をかき回す趣味まであったとはね。まさかこれが、今の大臣閣下のご高尚な仕事ってわけじゃないだろうな」


 カイネルは皮肉たっぷりに言い放ち、そのまま勝手に部屋の机の上にあるティーカップをひとつ手に取った。そっちが好き放題やるというなら、自分もそれに習うだけだと言わんばかりの行動。


 ディゴールは、笑った。

 いつもの、あの不気味でねっとりとした笑みだ。


「やあ、獣使い先生。そちらこそ、私のような下衆の匂いに釣られて、鼻の利く犬のように現れるとは……。ひょっひょっ、君は教師らしくて良いね。動物を育てるより、生徒の育成に専念されては?」


「その育ててる生徒を狩りの場に放り込んだのは誰だ?」

 カイネルの声には怒りが滲んでいた。

 机に置いたカップを握りしめる指先が、わずかに震えている。


「この試験は、やりすぎだ。狩られる側の痛みも知らないまま、彼らは相手を追い詰める術だけを学ぶことになる。こんなものを教育と呼ぶつもりか?」

 いかにも教師たる人物の視点。


 ディゴールは、カイネルが1年生たちの騒動を見ていたことを当然知っている。

 そして、彼が一番この試験に抗議しているのも、先日から続いていることだった。


 幼い頃より知っているロワからの頼みだからだけではない。この試験を通して見たい本当の光景がある。だから、邪魔されてはならない。


 ディゴールは立ち上がり、魔力鍋の蓋をそっと閉じた。


「君が理想を抱いているうちに、生徒たちのレベルは半分以下に落ちている。教えたいことがあるなら、死地にて追い込んで学ばせなければならない。それが一番効率の良い学びとなる。私とグランの頃より、この学園のレベルの落ち具合は酷いものだよ」


「そうは思わない。あんたの言う、レベルが下がったというその根拠は?」

 レベルが下がっていると主張するディゴール。そうではないと根拠を求めるカイネル。


「昔の生徒たちは、自分の手を汚すことを、あれほど躊躇わなかった。“誰かが犠牲になる”と知っても、笑って前を向いていた。それが強さ、というものだ」

 ディゴールの目に、一瞬だけ過去の影が差した。

 それを読み取れるのは、グラン学長だけ。しかし、彼はここにはいない。


 カイネルは何も言わず、ただ肩の鳥を撫でた。

 白い羽が一枚、ふわりと落ちる。


「俺はあんたみたいにはなりたくない。とある生徒から学んだんだ。この世界は誰かを犠牲にして成り立つようなものじゃない。きっといつだって、それ以外の素晴らしい道があるはずなんだ」


 その言葉には、怒りも誇りもあった。

 だがディゴールは、笑ったまま、椅子へと腰を下ろした。

「なら、せいぜい頑張るといい。……もっとも、一年生の現状は、そうなるようには見えないがね」


 カイネルも笑う。状況は悪い。それを先ほど見たばかり。それでも、カイネルの心は絶望に沈んでいなかった。


「俺は最後まであんたの試験を邪魔してみせる。しかし、中止にならなくても俺はあいつを信じている。この試験は、決してあんたが思うような結末にはならないと断言しよう」


 敵意むき出しの言葉。臨時とはいえ、現在学園の最高責任者。しかも、元の立場は外務大臣という大物。

 そんな相手に、一切怯むことなくカイネルは堂々と敵対宣言をしてみせた。これは試験が発表された日からずっと続いていることだった。


 ディゴールはまた笑う。

 けれど、それが作り笑いではないことを、カイネルは知らなかった。


「君は素晴らしい男ですね。私も、是非ともそうなることを願っています」

 挑発とも受け取れる言葉。

 カイネルは踵を返して、学長の部屋を後にした。今できることをするために。


 扉が強く閉められる。ディゴールがうむうむと頷く。

 鍋の奥で、再び黒い鳥が羽ばたいた。


 カイネルが去ったあと、部屋に再び静寂が戻る。

 ディゴールは椅子に腰を戻し、整った、学長の机、山積みの書類を見渡す。


 その中に1つだけ、異質なものがあった。


 便箋。厚みのある上質な紙に、万年筆の筆跡が数行、刻まれている。

 封はされていない。宛名もない。


『君に時間を与えよう。君が何を選ぶか、彼らが何を選ぶのか、私は期待せず、ただ見るとしよう――』


 それは、書きかけて、置かれたままの手紙。

 封をすることも、誰かに渡すこともない、個人的な呟きに近い。


 ディゴールはその文面を一瞥するだけで、手を伸ばさなかった。

 学長の椅子の背に、外套が一着、かけられていた。

 ボロボロに敗れた外套は、界境での凄まじい戦いを物語っていると同時に、“怪我”という名目を守るための工夫だろう。


 あの男は今、どこか別の場所から、この試験のすべてを見ている。影の鳥でもその姿は見つけられないでいた。流石は主席殿というところか。


 かつて自分たちが“間違えた道”を、別の誰かが踏み外さずに済むように。


「猶予をありがとうよ。ひょっひょっ、しかし……見守るというのは、ずいぶんと楽な立場になったものだな、グラン」


 そう言いながらも、ディゴールの声には皮肉はなかった。

 ただ、どこか疲れたような、乾いた音だけが残る。


 それでも学長の机の上、山積みの書類の下には――ひとつだけ、破りかけの古い試験資料が残されていた。


 第51期選抜試験記録――そこには298名の名前が並び、167名の名が横戦で消されていた。

 そして、ふたつの名前。ディゴールとグランの名には線が無く、残っている。


 それを見たディゴールは、静かに目を伏せ、机を叩いた。

 重く、静かな音が、誰もいない空間に響いた。


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― 新着の感想 ―
小物ムーブで何故か愛されてきたハチ。ひとり泥を被って皆んなに嫌われたつもりでも、信じてくれてるのカイネル先生だけじゃない気がする。デオドールの涙尊い。
ハチがどんな策を用意してるのか、楽しみです。 人に過去有り。ディゴール先生の狙いも気になりますね。
利用したつもりが誘導されてうまいこと利用されてそう。幸が薄いね王子様!
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