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小物貴族が性に合うようです  作者: スパ郎


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92/124

92話 姉妹は厳しい

 カトレア姉さんとラン姉さん。

 整った制服に一糸乱れぬ髪。氷のように澄んだ瞳と、凛とした立ち姿。

 彼女たちはまるで、封じられた古の門を護る番人のように、そこにいた。


「ハチ、その傷で無理しないで。この先にはもう一人神殺しがいる。下手すると死んじゃうわよ」


 カトレア姉さんが微笑む。その声は柔らかく、いつもの姉の声だ。

 だが――なぜか、笑みが少しだけ引き攣って見えた。

 生えて来た樹木の後ろに隠れるように立つその体。はみ出た袖口から一瞬だけ見えた包帯の白。

 そして、足元に落ちている黒ずんだ羽根のようなものは……誰のものだ?


「進まないで、ハチ。あなたには関係のないこと。私たちの愛する弟。こんなところでは死なせない」


 隣に立つラン姉さん。

 普段口数が少ないラン姉さんにしては多くを語る。すっと右足を引き、腰を低くして構えを取っている。

 その動作は隙がなく、美しい――はずなのに、何かを庇っているようにも見えた。

 左足首を僅かに支えるような薄布の帯。そこに走る淡い染みは血か、それとも……。


「この先に何があるのか、教えてください」


 二人は事情を知っている。

 せめてそれを教えて貰うまでは引き下がることはできない。


「「教えることはできない」」


 二人の完璧に揃った答えが返ってくる。譲る気はないらしい。


「では、引けません」

「死ぬわよ? 本当に」

「死なないで、ハチ」

「死なせたくないなら、どいて下さい」

 殺されるとしても、二人じゃない方があの世には未練なく行けそうだ。


「ダメ。通さない。覚悟無きものが通っても、死ぬだけだから」

「ハチ、あなたはまだ子供。ゆっくり安全な場所にいて、守られていればいい」


 二人の優しさ。しかし、同時に突き放すような言葉。

 変刃を今一度握りしめ、基本の構えを取る。

 呼吸を整え、最後かもしれない会話を口にする。


「カトレア姉さん、ラン姉さん、聞いて下さい」


 二人はまだ聞く耳を持ってくれている。

 同じ家で育ち、同じ両親から血を引いたはずなのに、幼少期よりずっと別な道を歩んで来た。大物と小物の道を。


 ようやく王立魔法学園で再会できたかと思っていたのに、同じ方向を向くことなく、まさかこうして相対することになろうとは。


「姉さんたちがピンチなら、俺は誰が立ち塞がろうと助けに行きます」


 二人は黙って話を聞いてくれる。

 弟の最後かもしれない言葉を。


「今、俺はそれと同じことをしようとしています。この先には、俺の命を救ってくれた人がいます。俺はその人のために戦いたい。そうじゃなきゃ、なんのために強くなったのかわからない」

 

 小物が運よく分不相応な力と武器を手に入れる事が出来た。しかし、それを自分のために使っては、それは真の小物に成り下がってしまう行いだ。俺は小物界では、そこそこの大物だと自負している。小物界でマウントを取り続けるためにも、譲れない部分がある!


 二人が一歩踏み出した。歩み寄ってくる。それは開戦の合図か、はたまた。


「……その思いを邪魔するって言うなら、俺は愛する姉さんたちだろうと、ぶっ飛ばして前に進む! それだけだ!」


 言い切った。

 小物代表の俺が、大物代表の二人に言い切った。


 ひゃー、俺は何を言っている!?

 勝てるわけがないのに! 最強の二人に勝てるわけがないのに!


 死神が足音を立てて近づいて来るかのように、二人がカツカツと音を響かせて近づいて来る。


 カトレア姉さんが左手を、ラン姉さんが右手を伸ばす。存在感の大きさが、二人を大きく見せる。


 ――来る!!



「「よしよし」」



 ……え?

 はえ?


 なんか、頭を撫でられた。

 ふにゃ?


 一通り撫でられた後、二人が祖母になったくらい暖かい目をしてパチパチと拍手を送ってくる。

 あれ? なにこれ?


「おめでとう。えらい。ハチ偉いわよ。よく言ったわね」

「おめでとう。さすハチ。最高に尊い」


 おほほほほっ、と満足して笑いながら、二人はまだ拍手を送り続ける。

 なんだこれ。

 対数秒前まで、姉さんたちに殺されるかと思っていたのに。


「……あれ、姉さんたち。良いんですか? 俺を排除しなくても」

「なんで私たちの世界一大事なハチを排除するの? 世界にそんな価値なんてないけれど」

「ハチは世界3個分の価値がある」


 ほっぺを弄ばれ、耳も引っ張られる。

 大好きなぬいぐるみを双子で楽しみつくしている感じだ。


 俺の存在は小物の豚さん人形かそこらへんの感覚かもしれない。

 あれ? これで終わり? これでいいのか? まあいいか……。


 2人が楽しんでいるとき、異変が起きた。


 ツーと、ラン姉さんの額から赤い液体が流れ落ちて来る。それもかなりの量が。


「ラン姉さん!! 額から!!」


 ケチャップではない。

 今頭部からケチャップが流れてきたら、それはそれで大変な事態ではあるのだが、間違いなくそれは血だった。


「あっ、ラン。ハチの前では格好つけなきゃって言ってたのに。もー」

「ごめんごめん。出ちゃったんだもん」

「ラン、ほーら見せて頂戴」

「ありがと。カトレアも腕を治したら? もう我慢しなくていい」

「そうね。そうするわ」


 袖を捲ると、カトレア姉さんの腕が真っ赤に腫れ上がり、通常時の二倍ほども太くなっていた。


 骨折して、内部出血を大量に起こしている。

 ラン姉さんも頭部に傷を負っていて、切り傷を氷で覆っていたらしい。なんて無茶を。


 そのタイミングで気づいたのだが、俺の両腕も似たようなものだった。姉さんたちの脅威に傷の痛みを忘れていたらしい。


 姉妹弟、三人揃って満身創痍である。


 ふと、カトレア姉さんが片膝をついた。

 静かに、慎重に、地面へと指先を添える。


 その手の中には、小さな、けれど異様な色をした種があった。

 青とも緑ともつかない、透き通ったような色合い。

 光にかざせば内側に走る細い筋……それはまるで血管のように見える。


「ごめんなさい、ちょっとだけ待ってて頂戴」


 呟きとともに、彼女はその種を土へと置いた。


 次の瞬間、音もなく、根が走った。

 細く、鋭く、まるで神経を探るように地下へと伸びていく。

 そして地面に落ちていた血痕に触れた瞬間、それは“芽吹いた”。


 茎はまっすぐに伸びる。

 葉は小さく、淡い黄色の光を帯びて震える。


 数本芽吹いたのを確認すると、それを一つ根ごと抜いたカトレア姉さんが、ラン姉さんの頭上に置いた。


 ……おかしなことが起きた。

 植物を抜いたカトレア姉さんが、それをラン姉さんの頭上に乗せたのである。

 何が起きているのかと、凝視する。


「「ん?」」


 いやいやいやいや。


「なんでそちらが不思議そうな顔しているんですか! こっちが正当な疑問の持ち主ですよ」

「だってこれが一番効くし」

「カトレアの治療は神」


 もう二本を抜いて、カトレア姉さんはその植物を自分の骨折した腕の部分と、ラン姉さん出血した脚にもくっつけてあげた。ラン姉さんは経験があるのか、全幅の信頼を寄せている。


 植物が血を吸っているのか、どんどん大きく育つ。元気に健康に、貪欲なくらい血を吸っていく。葉が生命を謳歌しているのを感じる。青々とどんどん大きく育っていた。


「……それ、大丈夫なんでしょうか?」

「あら、姉さんのスキルを信じられないの?」


 背後から現れた巨大な樹木の根っこ。カトレア姉さんの操る植物だ。

「ひゃっ!?」


 もがくも時すでに遅し。

 俺は2人よりも傷だらけだったから、カトレア姉さんが残りの植物を全て抜いて、俺の体へと根付かせた。


 チュウチュウチュウ。

 スーーーー。

 チュウチュウチュウ。


 あらっ。やだっ。

 なに、この新感覚。


 確かに、血を吸われているのはわかる。

 けれど、植物の根から麻酔成分が出ているのか、痛みが和らぐ。


 快楽物質も少し出ているのかもしれない。なんだか「へへへっ」と変な笑いが出て来た。顔も釣られてにやけ顔に。


「その様子ならよく効いている証拠ね。人の魔力と血を吸う代わりに、傷を癒してくれる植物よ。傷が癒えたら種を残して死ぬから、種だけちゃんと返して頂戴」


 とのことだ。

 安心して良いらしい。

 カトレア姉さんのスキルじゃなかったら、もがいて引っこ抜いてしまうほど不気味である。しかし、この世で最も信頼できる人物の言葉なので、大人しく従うことにした。


「それにしたって、なんでお二人がそこまでの傷を。この世に、姉さんたちに傷を負わせられる生物がいたんですね」

 今更になって、二人が傷を負っていることに違和感を覚えた。

 寄生植物の印象がでかすぎて、後二人が怖すぎて突っ込むのが遅れた。


「なかなか強かったわよ。流石、最強の組織と呼ばれるだけはある」

「神殺し、強い。でも、ハチの方が強い」


 まるで俺がガロムと戦って来たことを知っているかのような発言。

 けれど、そうじゃなかった。


 カトレア姉さんの手が、静かに宙をなぞる。

 ラン姉さんの足元から、大地が小さく震える。


「まさか……」

 大地と氷の膜を割って、世にも恐ろしい《《あれ》》が出て来た。


 空気が一瞬にして凍り付いたように、気温がぐっと下がった。


 見覚えがあった――いや、忘れるはずがなかった。


 氷と樹が重なり合う音。

 冷気と生気が同時に膨れあがる魔力のうねり。


 大地が破けるように隆起し、氷柱が鋭く天を突いた。

 それに絡みつくように現れたのは、生命を宿した大木。

 いや、それはもはや『木』とも呼べぬ、氷と木の双螺旋の巨大樹木。


 ――氷華螺旋樹


 全高、おそらく10メートル以上。通路の天井を突き破って尚m成長し続ける。

 幹は氷のように透き通り、内部では樹木の蔓が回転しながら絡み合っている。

 咲き誇る枝先には、氷の花弁と緑の葉が混ざり、まるで『春と冬』が同時に訪れたかのよう。


 しかし美しさに反して、この空間の温度は急激に下がっていた。

 吐く息が白くなる。風が止まり、空気が凍りついたように重たい。


 前に見た氷華螺旋樹と少し型が違う気がした。けれど、脅威レベルは全く同じか、前以上。

 味方である俺ですら、その存在に心臓の鼓動が早くなり、寒いにもかかわらず汗が吹き出る。


 思わず後退る。


 あれは見せ技でも牽制でもない。“誰かを倒す時”にだけ使う、決定的な技だ。


 氷華螺旋樹の幹。

 その中心部……氷と木が絡み合う螺旋の隙間に、なにやら妙な塊があった。


「……ん?」


 目を凝らしてみると、それは……人だった。


 螺旋の幹の内側、氷と蔓が作り出した天然のくぼみの中。

 そこに、雁字搦めで収まっていたのは、長い黒髪の女性――いや、黒かったはずの髪は枝に絡まって土色に……。そして、ちょっとボサボサ。


 上半身はきっちり拘束されているのに、なぜか足だけはぶらぶらと宙ぶらりんで、

 ときおり樹木の動きで揺れていた。


「……ゆるちてー。たべないでー。かいほうちてー。はなちてー。花粉が、あらこれ、すんごいー。一生分、やだこれ、吸ったかもー。目も鼻も、しょぼしょぼりーん。実家にかえりたいー。神殺しやめよー」


 ……なんか、めっちゃ凹んでた。

 神殺しらしき女性が、すんごい凹んでる。

 妙にのんびりしていて、緊張感がまるでない。


「ワレンジャール姉妹、ここまでつよいとかー、聞いてなーい。しかも味方だったはずじゃー。ひどくなーい? 学長ー。団長ー。かいほうちてー」


 す、凄い絶体絶命っぽいのに、なんかリラクゼーションタイムに入ってるような相反する状態。

 素の性格なのか、それともカトレア姉さんに変な植物の液体でも注入されているのか。今来たばかりの俺では判断がつかない。


「やっておいたわよ、ハチ。あなたがガロムと戦っていたのがわかったから、ここを通りたいんだろうなって」

「ハチがガロムを倒した後に通れるように、こっちはやっておいた」


 二人の傷は、氷華螺旋樹に囚われている神殺しと戦った故の傷だ。


 思わず、目元が潤む。

 姉さん……姉さん……!!


「うおおおおおおおおおおおおお。馬鹿な弟をお許しください!!」

 二人に飛びつき、両手で抱きしめた。

「カトレア姉さん! ラン姉さん! 二人を疑った俺を殴って下さい!」


 俺は二人が立ちはだかったものと思っていた。

 学長の命令に忠実に従い、これから命のやり取りをするのだと。


 けれど、二人はガロムと戦っていたことを察知してくれていたし、ここにいる神殺しも排除してくれていた。


 それは俺への気遣いだけではない。俺がガロムに勝つと信頼してくれての行動だ。


 姉さんたちは厳しい。ガロムみたいな強敵がいても、手を貸してはくれない。俺の人生に立ちふさがる敵は自分で排除しろと言わんばかりに厳しく、立派に育て上げようとしてくれている。


 けれど、その厳しさ以上に二人には大きな愛がある。

 俺を信じ、そして覚悟を確認し、道を既に切り拓いてくれている優しさにあふれた愛が。


 こんな最高の姉さんたちを持てて、小物ハチは幸せ者ですぞ!!


「「よしよし」」

「可愛いわね、全部許しちゃう」

「可愛いハチ」


 二人は優しく撫でてくれるだけ。ううっ。この愚か者にそんな優しさを……。

 クロマグロ中トロ級の全力パンチを食らわせてもいい愚かな弟なのに、……ありがとうございますカトレア姉さんラン姉さん。


「……それにしても、二人に傷を負わせられる生物がいただなんて驚きました」


 氷華螺旋樹に括り付けられた神殺しを見る。

 俺が戦ったガロムもあり得ない強さだったが、この女性もそうなのだろう。


 先程カトレア姉さんの足元に転がっていた黒い羽。何か分からなかったけれど、おそらく彼女のスキルに関連するもの。


 ……強い。神と戦う組織『天壊旅団』か。今更に、その組織の重みをしることに。彼女の序列はどのくらいなのだろうか?

 姉さんたちにこれだけの重傷を負わせられるなんて。


 いや、姉さん達も改めてやばいな!


「二人はやっぱり天才です。俺はアグナ先生と、偽物の? メスガキ先生がいて、やっと序列9位を倒せたのに!」


 二人はまだ14歳。もうそろそろ15歳になろうかという段階だ。まだまだ成長の余地はある。それどころか、実際の戦闘経験を積むのはこれからなので、最も強くなる余力を残して神殺しに勝ってみせた。


 あり得ないが、姉さん達ならあり得ないこともないなぁと思わされる。


「流石に強かったわ。全然負けもあり得た。彼女は序列8位。ハチには会ったことがあるらしいわ」

「初めは頼んだ。でも拒まれたから、磔に」


 なるほど。ここで何があったのか大体わかってきた。


 姉さんたちが俺のために道を作ろうとして、初めは交渉してくれたらしい。しかし、彼女も彼女で天壊旅団の任務がある。

 道を開けるわけにはいかないということで、姉さん達とぶつかった訳だ。

 それで二人は重症。しかし、神殺しの生殺与奪の権を奪うに至ると。


 序列8位……。俺に会ったことがあるということは、生命の神エルフィアとの戦いのときにいたということか……。巨乳のお姉さんといけ好かない団長しか覚えてないや。


「殺しはしないわ。ただ暫く眠って貰うだけ」

「地中でスヤスヤ」


 氷華螺旋樹が地中に戻る。音を立てて、元居た場所へ。

「かいほうちてー!」と最後に絶叫した声が響いた……。聞かなかったことにしよう。


 あの恐ろしい、スキルと魔力の理が生み出した化け物樹に逆らう勇気はなかった。


 神殺しの姿が消えると、なんだか実家に戻って来たような安心感を味わう。そして、「ははっ」と少し笑うと、3人でその場でツボったように笑い始めた。


 お腹を抱え、何がおかしいのかわからないままに、ただひたすら笑う。


「あーおかしいっ」

 笑い過ぎて、軽く流れた涙をぬぐいながら、二人を見る。ボロボロだ。きっと俺もおなじくらいボロボロだ。


「田舎を出て、こんなところで姉二人と弟一人。みんなボロボロですね」

 妙な場所でこんな状態に。

 でも、家族の絆はいつだって残っていた。


「ハチが一番ボロボロ。面白い」

「ボロハチ」


 姉さんたちがこれだけ笑うのを初めて見たかもしれない。


「そういえば、まだマグカップ貰ってないわ」

「ハチ遅い」

「だって姉さんたち忙しくて、全然会ってくれないじゃん」

 マグカップを渡せていないのはあくまで二人に責任がある! と主張する。


「実は二人で賭けてたの。ハチが私たちに立ち向かうか、怯えて背を向けて逃げ出すか。勝った方がマグカップを総取り」

 そんな遊びを……。意地悪だ。カトレア姉さんが賭けの全容を話す。


「で、どっちが勝ったんですか?」

 真の意地悪はどちらだ?


「2人とも立ち向かってくる方に賭けた」

 ラン姉さんが二人が賭けた方を口にする。……へへっ。また嬉しくなった。


「それでは賭けになっていません」

「「2人とも勝利」」


 だから、良いだろと言わんばかりに満足気である。

 確かに、それが一番だな。


「ハチ、本当に進むの?」

「この先、あれがある」


 いよいよ本題に戻って来た。

 二人が通してくれても、この先にまだ何があるのかわかっていない。


「そもそもハチには資格があるのかしら?」

「ないかも」


 大物だけに与えられる世界の資格的なのですか?

 それなら、多分ありませんけど! 小物なので!

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