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47話 クラウスお前ほんま……

 ハチ……ハチだと……!?


 私の1年掛かりに及ぶクルスカ魔石鉱山の計画を阻止した中にいた一人。

 膨大な資金を費やしたのに、結果として何も得ることができなかったあの忌まわしき事件。


 将軍と盾持ちが主な活躍をしたと聞いていたが、そもそもなぜ計画が伯爵にバレたのか詳細が分かっていなかった。


 その中に気になる人物がいた。


「ロワ様、間違った情報かもしれませんが……今回の計画を失敗に導いた原因がハチと呼ばれた少年にあると、何名かが証言しておりまして……」

「ハチ?知らんな。聞いたこともない名だ」

「それも無理はありません。男爵家の子で、まだ10歳。流石に報告が間違っていると思われますが……」

 ハチと呼ばれた少年。


 気にはなったが、それどころではなかった。

 伯爵の捜査の手は次第に広範囲に伸び、黒幕である自分にまで届きうるところまで迫っていた。復讐など考える余裕もなく、自分の身を守るので精一杯。

 そんな小物など捨て置けと当時は部下に怒鳴り散らかしたが、ここに来てまたその名を聞くことになろうとは。


 ハチ……また貴様か――!




 計画の失敗を引き摺ってはいない。

 一手無くなったのならば、また新しい一手を講じれば良いだけ。私が王になる道はいつだって開かれており、道は無限にある。今回も”それ”目当てでこんな田舎の子爵領まで来ていた。


 しかし、人の感情というのはなかなかに度し難い。

 伯爵によって阻止されたクルスカでの計画は、今では憎悪の蝮となって私の体内を這いずりまわる。汚い感情生み出し続ける存在だ。


 その捌け口として、クラウス・ヘンダーに目をつけた。

 この愚か者は実に御しやすい。


 事前に恩を売り、今日もわざと酒がかかるように背後に回った。

 全ては計画通り。


 酒をかけた相手が私だと分かり、怯え、慌てふためくクラウス。既にその人となりはわかっている。浅はかで、自信過剰。他人への共感が苦手で、上位の者に媚びへつらう。私の力となんと相性の良い中身か。


 目を見据えて、相手の呼吸を読み、スキルを発動する。


 ゆったりとした口調は後ろめたさや、感情の気後れをしている相手の心を徐々に浸食し、やがては自力では抗うことができなくなる程強い拘束力を持つようになる。


 私の性格と適正、完全にマッチしたスキル。まさに王たる資質の証明。

 自分の頭で考えて行動も出来ない愚民どもは、私のスキルに従って精魂無き人形のように動けばいい。


 支配こそ、我が力。


 クラウスを支配し、跪いて豚の真似をさせる。

 貴様の心に、一生拭えぬ屈辱を与えてやろう。


 恨むなら、私の計画を阻止した実の父親に文句を言うことだな。覆せぬ序列を植え込み、将来は今日できた傷とこのスキルで上手に使ってやる。


 場の空気まで支配し、蔑んだ嘲笑を誘う。自分には一切害の及ばない距離から響いてくる群衆の悪意たっぷりの笑い声。これがまたクラウスの心に穴を作る、一本一本鋭い針となる。


 全てがうまく行くはずだった。

 はずだったのに……!


 一瞬、大地が揺れたのかと錯覚するほどの強い衝撃を感じ、鳴り響いた音で誰かがテーブルを殴りつけたのだとわかった。


 実際の威力はそれ程でもなかったのに、やたらと私を驚かせたのは集中しすぎていたからか……はたまた別の理由でもあるのか。


 集中力が途切れ、催眠効果も無くなった。クラウスは既に解放され、私の言葉にも抵抗できる力が戻っただろう。


 ……まただ。また!最近はどうしてこうも事が上手く運ばぬ。

 どこの愚か者が未来の王を邪魔するか!


「なんの茶番劇だと言っている!」


 茶番劇だと?

 顔も名も知らぬ小物よ。王の茶番劇は、それすなわち芸術であり神事。見せかけで中身の無いものも、私があると言えばあるものへと変貌する。


「出しゃばるな、小物」


 王に逆らう者は死ね。どうせただの小物。この場で殺してしまっても、大した騒ぎにはなるまい。田舎故に王都への風評被害も少ないだろう。私を怒らせたことを後悔するんだな。


 しかし、小物が向かった先は私の元ではなかった。


 クラウスの元へと向かい、また叫ぶ。これは何の茶番劇かと。

 ……わかって来たぞ、この者の狙いが。


 なかなかに忠義者だ。

 納得がいかぬ。……私の傍にこのような忠義者がいなく、なぜクラウスのような愚か者の傍にはいる。


 すっかりと場の主導権を握られ、そして始まる劇場。

 茶番劇だと罵ったのは存外適切な表現だった。


 会場中に響く家畜の声は、脳内に、晴れた牧場にて餌を貪る豚の姿を明瞭に映し出す。驚きの演技力であった。


 周りは笑いのツボを押さえられて爆笑の渦が巻き起こるが、私は全く笑えなかった。


 クラウスの公開処刑が一転、この恥を恐れぬ小物に全てを持っていかれる。

 ……何者だ。

 この存在感の強すぎる小物は何者か。


 不思議と、予感がした。


 私が王になるためには、あの優秀過ぎる兄を越えなければならない。しかし、それを無理だと感じたことはなかった。

 兄リュミエールには欠点が無いようだが、それこそが欠点。あの潔癖さは王の器に非ず。足元を掬い、大皿をひっくり返すはこのロワの得意技。この毒牙はいずれその首元に届きうる。


 しかし、自分も足元を気を付けなければならないのでは?とふと思わされる人物。それが目の前の小物だった。


 この小物が放つ小さな毒が、いずれ心臓に届き、我が野望最大の障壁となる予感がした。


 ……殺す。

 殺さなければならない。

 この小物は殺さなければならないと、本能がそう囁いている。


 一歩一歩と歩み寄り、殺意を会場の笑いの中へと紛れ込ませる。

 縊り殺す。一時的にどんな不利な状況になったとしても、この男だけは。


 しかし、まるで何か強烈な力に守られているかのように、タイミング良くあの男が姿を現す。

 リュミエール・クリマージュ。


 場をひれ伏せさせ、凶行に及ぶ機会を完全に奪う。

 なぜこの小物にこんな幸運が?

 

昔、父が兄弟たちを集めて一度だけ話したことがある。凄く印象に残っている出来事だ。


 将来王になる者とはどんなものを持ち合わせた人物か、という問いかけ。


『才能』と答えたリュミエール。

『知恵』と答えた私。

『運、でしょうか』と答えた第三王子ギヨム。


 父は笑ってこう言った。

 私も『運』とか巡り合わせだと思うと。


 なぜ強烈に覚えているあの日の何気ない会話。

 それを唐突に思い出す。なぜか。目の前の小物にそれを感じたからだ。……本当に天にでも守られているとでもいうのか?


 兄上が来なければ、死んでいた。しかし、兄上は来た。

 そして兄上がこの小物を気に入った。


 初めて見る光景だ。

 リュミエールの良い部分は、人を差別しないところだと言われている。しかし、それは真実に非ず。

 正しくは、才能ある強き者は差別しない、というのがリュミエールは人を差別しない、の正しい解釈である。


 それなのに、初めて見たかもしれない。

 リュミエールが人を才能ではなく、ただ笑いを取ったからと歩み寄り、これ程までに気に入る者を。


 そして二人の会話で判明する小物の名。

 ハチ……ハチだと!?


 こやつが、あのハチ!!

 先の事件の報告を思い出す。今ならわかる、報告は正確だった。クルスカでの件はこの小物がかき乱したのだと直感で感じた。


 リュミエールが来なければ……くそっ!

 しかし、もう遅い。


 すっかりと気に入られてしまったハチを手にかければ、王位争奪戦にて兄に付け入る隙を与えることになりかねない。


 あと一歩でこの心のざわめきを抑えることができたはずだったのに、まだ驚く情報が出てくる。


 ワレンジャールだと……!!


 あのワレンジャール姉妹の弟だったのか。なぜあれ程の大物達の弟か、魔力4000の小物なのか!

 ずっと見落としておったわ。


 王立魔法学園にて、唯一と言ってもいい。私に堂々と歯向かって来て、やり方に従わないあの姉妹。

 いつもいつも私の邪魔をするあの姉妹の弟までもが、私を邪魔しようと言うのか!


 思い出される学園での事件。

 侯爵の息子がワレンジャール姉妹にテストで負けた当てつけとして、いつも大事に使用しているマグカップを盗み出し、食堂で食事をしている二人の目の前で割って見せたことがある。


 たかがマグカップ。しかし、弟から貰ったというその大事なマグカップのため、二人は侯爵の息子を血祭りにあげた。

 過剰な表現ではない。『侯爵食堂血まみれ事件』として学園の歴史に名を残した出来事だ。


 侯爵の息子とワレンジャール姉妹の喧嘩騒動(一方的)。大臣複数名が学園に足を運ぶほどの大騒動になったが、それでも姉妹は謝罪をしなかったどころか、最終的にはマグカップを割ったことを謝罪させてみせた。


 弟に貰ったマグカップであの騒動だぞ……!?


 もしも私がハチを先ほど殺していたらどうなっていた?

 そのことが、あの姉妹の耳に入れば……。


 王家とか、立場とか、将来とか一切関係ない。

 あの常識が通じぬ二人は、確実にどんな手を使ってでも私を殺しに来ただろう。

 全ての配下を動員して、あの二人を止められるか……?


 不可能だな。

 化け物二人を止められる訳もない。想像しただけで背中に寒気を感じた。


 ……なんだと言うのだ。

 なんだと言うのだ!


 こんな小物一人、なぜこうも手が届きそうで、絶望的にまで遠い。


 リュミエールに気に入られ、カトレアとランを姉に持つ。

 なぜこうも私に試練を与える。

 こんな小物がどうして、こうも!


 しかし、まだ手はある。この地に眠る『神の最高傑作』をこの手にして、今度こそ……。エルフィアと浪人。貴重な駒を二つも失ったのだ。今回は確実に事を成さねば。


 計画は誰にもバレていないはず。

 ……ハチ、貴様も知らぬよな? ……本当に知らぬよな?

 何かおかしなことをしたら、今度こそ許さんぞ!




 ――。




 あっひゃひゃひゃ。あー、おかしい。

 ハチの豚のモノマネは最高だ。


 なぜか先ほどまで、このクラウスが豚のモノマネをさせられそうになっていたが、今は不思議とロワ王子の命令にも逆らえそうだ。


 ハチがテーブルを殴りつけたあたりだろうか。それまでは異常なまでに王子が怖くて、思考が不明瞭になった。

 まるで自分が自分じゃない感じで、ふわふわした感じがして、足取りも怪しくなったのを覚えている。


 それがすっかり回復した。……やはり僕の才能だろうか。あのような急に襲い掛かった体調不良も自力で回復する!やはり才能が違うんだよ、才能が。


 それにしても……僕が豚のモノマネを!?

 本当にあり得ない。


 この貴公子が、いくら王子に借りを作ったとて、やらせて良いことと悪いことがある。

 ロワのやつめ!恥をかかせたことをいつか後悔させてやる。

 それもただでは返さぬ。覚えていろよ!


 しかし、やはり僕は凄い。本当に凄い。

 人望ってやつかな。


 頼まずとも、汚れ役を誰かが肩代わりしてくれるんだ。今回もハチになんとかして貰った。あのような醜態は小物が背負えば良いのだよ。どうせ、僕たち伯爵家の者みたいに失う名誉もないだろうし。適材適所ってやつかな。ハチ、今後も頼んだよ。


 先ほどの完璧なモノマネを思い出してまた腹を抱えて笑っていると、一瞬ひやりと殺意の視線を感じた。


 すぐに誰のものかわかる。相手は隠す気もないらしい。ノエル嬢からの視線だった。


 ……なっ、なぜだ。


 彼女と敵対したことはなかったはず。むしろ、ヘンダー伯爵家とローズマル伯爵家の関係性は非常に良い。父上たちの付き合いも頻繁に行われているし、隣接している領地なだけに、僕も父上から子爵家には迷惑の無いようにと日ごろからうるさく言われている。


 これまで数十回とノエル嬢には会って来た。ずっとうまくやっていたし、あんな視線を向けられる理由なんて一つもありはしない!……はず。


 それでも、僕がご機嫌に笑えば笑う程、ノエル嬢の視線は冷たくなる。殺意も籠っていたが、加えてあの女、もしかして僕を蔑んでいないか!?

 なぜ僕だけを。会場中が皆、ハチのモノマネに笑っているではないか!


 なんでだ。

 豚のモノマネを僕はやり切らなかった。あの恥辱にまみれた行いを。

 まるで本物のごとく、醜い豚を演じたのは君の婚約者ではないか!醜態を晒したのはハチだ!

 蔑むなら、ハチを蔑めば良いものを!とんだお門違いだ。


 ハチへと駆け寄って、膝に着いた汚れを払ってやるノエル嬢。

 さすがに、主人を立てる立場である彼女の行動は早い。子爵家の教育はしっかりしていると見ていいだろう。


 それでも、彼女の蔑んだ視線は止まない。ハチと僕に向ける視線の温度差たるや……結露が出来てしまうぞ。

 なぜだ、なぜ僕にそんな目を!僕が一体何をしたという!


 彼女の真意を掴めないまま、なんとこの場に第一王子のリュミエール様までやってくる。

 この方は王族の中でも別格。


 ロワにはいつか仕返しをしようと考えているが、この方に同じことをされていたら、仕返しできる勇気が沸いたかどうか……。

 それ程にまで別格の大物。


 出来ればお近づきになりたい。伯爵家嫡男という立場故に、媚へつらうことはできないのだが、実は声をかけて貰いたいと思っている。

 この人にまつわる話はそのどれもが輝いており、歩く英雄譚とも呼ばれている。


「クラウス」そう声をかけてくれることを願ったが、リュミエール様が声をかけたのはハチだった。


 ……なぜだ?

 なぜハチを!


 そんな小物より、僕を見てください!リュミエール様!

 僕はずっとあなたに憧れていたし、盾持ちたちよりもあなたを尊敬しています!


 声をかけられるのに相応しい人物は、このクラウスです。豚のモノマネだって、僕が先に!


 しかし、リュミエール様の興味は一心にハチに向けられる。なぜだ。なぜハチなんて小物を。


 ……もしや、ペット的なあれか?

 ああ、僕もハチのことを可愛がっている。ハチは気分を良くしてくれるからな。リュミエール様はもしやそういう目的ですか?それだと納得が行く。


 それもそうか。ハチを対等に扱っているはずもない。

 ただ先ほど大いに笑わせて貰ったお返しに、ハチに話しかけているに過ぎない。


 ふふっ、理屈が分かれば別に悔しがることもない。

 今はリュミエール様もお忙しい立場。きっと時間があれば、このクラウスにもお声がけしていたはずだ。


 疑いようもない事実に納得していると、とことこと歩み寄ってくる人物が一人。皆王子とハチに視線を注いでいるというのに、やってくるのは誰か。


 ……ノエル嬢だった。

 どこか怖い雰囲気を纏っている。うっ、圧が。


 こんなノエル嬢は始めてだ。彼女、こんなタイプだったか?

 僕があろうことか、少し気圧されているだと。


「クラウス様」

「……なっなんだ!」

 これ以上気持ちで負けないように、少し強く返事をした。


「あなたの、この後の行動を聞いておこうと思いまして」

「この後の行動?もう少し食事を摂って、出来ればこの後リュミエール様と一度会話しておきたい」

「……それだけですか?もっと他にやるべきことがあれば仰って下さい。ありますよね?」

「は?何を言っているんだい、ノエル。別に無いぞ。君はなんだか様子がおかしいよ。早めに帰って休んだ方が良いのではないか?」

「最後に聞きます、他にやることは無いのですか?」

「無いと言っている!」


 強い言葉を投げかけても、一歩も怖じ気づく様子がない。むしろこちらが気圧されて、一歩後ずさった。


「なっ、なんだと言うのだ!」

「では直接答えてあげましょう。ハチ様に、感謝を述べに行く予定はあるのかと聞いております!」

「……は?だから何を言っている。なぜ僕がハチに感謝なんて。君はどうかしているぞ!」


 そこまで言うと、ノエル嬢が俯いた。

 ようやく自分の非礼さに気づいたか?

 まっ、まあ気づいたなら良いのだが。


 しかし、その直後、信じられない言葉が飛んできた。


「クラウス・ヘンダー。底が知れたわね」

「……は」


 一瞬何を言われたのかわからず、歩き去るノエル嬢に文句を言えなかった。

 しかし、なんとか気力を振り絞って彼女の名前を叫ぶ。


「ノエル!……これは大いなる非礼だぞ。父上にも報告させて貰う。子爵にもきっと君の言動が知らされることになるだろうな!」

 一瞬立ち止まって、こちらを振り向く。流石に怖くなったか?


 しかし何も言わずに、そのまま立ち去って、ハチの元へと行く。先ほどまでの怒った様子を包み隠して、笑顔でハチの傍で控えた。


 ……なんでだ。なんで僕がここまで言われなくちゃならない。

 なぜリュミエール様もノエル嬢もそちらにいる!


 なぜあんな態度を取られねばならない!

 僕に何が足りないと言うのだ!なぜハチが称えられねばならないのだ!


「納得がいかぬ!……父上、このクラウスに何かが足りないというのでしょうか」

 いや!そんなはずはない!



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― 新着の感想 ―
たった一つの王位を狙う 見た目は大物、頭脳は小物 その名は、第二王子ロワ!
>私の1年掛かりに及ぶクルスカ魔石鉱山の計画を阻止した中にいた一人。 たった一年で高額借金背負わせて差し押さえまでもが始まってたの?
クラウスはやはりこうじゃなきゃクラウスじゃないよw 精神的に成長しちゃったらつまらないし、これでいいんだって気がする。
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