孝道様との生活
出先でアイパットで投稿してるんですが、誤字が酷いです。
仕事合間のせわしない時や、疲れ切った時に書くと、誤字が酷いです。
セッティングとコンディションって大事ですね。
ダンジョン協会でのアルバイトに行くのに車で送ってくれることになった。
「それでは行きましょうか紀子お嬢様」
そう言って先導してくれるお姉さんの名前は涼子さん。師匠改め孝道様の専属を務めていたこともあったんだそうで、今はこうして孝道様と私の介添えをやってもらっています。なんかね、下級メイドの直感がビンビン警報を鳴らしてるんすよ。このお方は孝道様のお家の直臣だって、逆らっちゃダメな人だって。私はお嬢様なんて言われるほどの人間じゃないです、あ、エルフだったわ、いやそうじゃなく、出自も分からん身分のオールワークスがたまたま御曹司のお手付きになっただけで、涼子さんの様なハウスキーパーに果てしなく近いお方にお嬢様だなんて呼ばれるなんて、身の程知らずも体外にするべきで……。
「どうかなされましたか?」
「いえ、何でもございません」
「やはり、アルバイトなど行かなくて良いのではないか」
「孝道様は、やるべきことをなさってください、いいですね」
ぴしゃりと孝道様に言いつけるあたり、今この場でヒエラルキー最強は涼子さんで間違いないだろ。孝道様より年上っぽいんだけど、やめよう、女性の年齢は地雷も地雷だ。
「孝道様、それではいってまいります」
そういって少し照れてしまう、孝道様って呼んだのはこれが初めてだ。ズキューンという効果音が聞こえそうなほど衝撃を受けた様子の孝道様は、立ち直ると同時に私を抱きしめた。
「紀子、結婚しよう」
「え、このタイミング?」
素でリアクションしちゃったわ、っていうかせっかくの化粧が崩れるからディープなやつは辞めてくれませんかね。
「間を置くことと、話を各所に通しておくこと、涼子さんの御言いつけを守ってください」
「しかしだな」
「昨日は一日中してたでしょ、流石に私の体がもちません」
「ワニの討伐は危ないではないか」
「はいはい、イチャイチャてないでさっさと離れてください」
涼子さんが孝道様を引きはがしてくれたおかげで、やっと解放された。ささっと化粧も直してくれる、化粧の仕方も勉強しないとな、お肌の手入れを全くしたことが無いですって言った時の「っく、これが若さか」って涼子さんの呟きはめっちゃ怖かった。
「それではいってまいります」
孝道様に見送られて車は走り出した。はぁ、やっと孝道様から離れられたというのが正直なところだ。覚えたての中学生かって位私にご執心だ。
悲報、私の体、全く性感が発達していないのに魔性みたいですよ。介添えの涼子さんが居てくれて本当に良かった。前戯に反応するしちゃんと準備もできるのに、私の心には全く響かない、なんでや。防衛本能が動いてるだけ。行為もまぁひたすら痛いだけ、だから後戯が私にはとても重要らしい。よく頑張ったね偉いよって躾ていくことで恐怖を取り除くのが先決なんだって。涼子さんがそうやって孝道様に教えておいてくれたおかげで何とか昨日はやり遂げた。激しくなりそうになるのを何度も止めてくれたし、見られて超恥ずかしかったけど、貴族ってそういうもんらしい。首輪を着けられて裸で散歩させられたり物みたいに玩具にされたり道具で責められたりするのは、もうマジで無理。痛さと辛さが何倍も増幅されて死にたくなる。まぁそんな事されなかったしされたこともないんだけどさ。行為が終わって後戯をしてくれる最中にまた始まってを明け方まで繰り返されていたら、気が付いた涼子さんが孝道様をスパーンと叩いたのは痛快だった。
「私が筆おろしをしたんですよ」
ちょっとメラっと来たのが自分でも意外だった、でもなんか、納得です、はい。
「孝道様は女の体に反応しないわけでもないのに、女を毛嫌いしているところがあって、お家の将来を憂う声が上がっていたのです、それもこれで解消されますし、お世継ぎも期待できます」
「え、もうそんなところまで話が行ってるんですか?」
「ええもう公認どころか期待満点ですので、ご安心ください」
ちっとも安心できねーんだけど! どうも私に子供を産ませるつもりらしい。
「あの、私、まだ月のモノが無いんですけど」
「すみません、それはお休みの最中に診断させていただきました。機能的に全く問題はございませんし、今すぐ始まっても何ら不思議ではありません、何だったら一発目で大当たりの可能性もございます」
うせやろ、驚愕の新事実である、先に子供産んじゃうのか? マジかヤベェよ15歳だぞ。
「あの、私みたいなのが孝道様と子供を作ってしまって問題にならないんですか?」
「問題になるどころか、お家にとっては良いことしかありませんよ」
え、何でなん?
「御自身の価値をお知りではならないのですね、孝道様もお人が悪い」
あれ? 私今、倫理観とかそういう感じの話のつもりだったんだけど、なんか違う話がは始まっちゃったぞ。
「まず一番に、紀子お嬢様のもつ祝福にございます。私どもで確認させていただいているだけで、四つ。通常一つでもあれば、貴族家のブリーディング相手として囲われてもなんら不思議ではありません。それを四つ、精査すればさらに増えることは間違い無いと思われます。そして、祝福は母体から子へ受け継がれます。大崩壊から百年、貴族家が躍起になって血を高めているこの時代に、紀子お嬢様が放って置かれるわけがありません」
まじか、なんか思ったよりやべーぞ。
「第二にエルフであることです。野良エルフ、この場合エルフ戸籍を持たないエルフは、世界で唯一紀子お嬢様だけです。通常エルフは、生まれた瞬間にこの地球にアヴァロンが刻み込んだ魔法によって、エルフとしてアヴァロン戸籍が与えられます」
なになに、なんかわかんないの出てきた。
「アヴァロン戸籍はエルフを守る加護であり、エルフをアヴァロンに連れ去る呪いです、なのに、紀子お嬢様にはアヴァロン戸籍がありません、世界で唯一、ハーフエルフを産むことができる女性なのです」
ちょっと何言ってるのかわからないです。
「第三に」
いやもういいです、お腹いっぱいです。
「そうですか」
興が乗ってきてちょっと残念そうな涼子さんの運転で、懐かしの8ーbダンジョンへ送り届けられた。以前来てから1週間しか経ってないのに、なんかいろんなことがありすぎだろ。
やっと、日常に帰ってこられた気がした。
ネクロンのコデックスが出ちゃったんですよ。
いやぁ楽しいですね、ネクロンメチャクチャ弱くなってます。




