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王都のプライド

後日冒険者ギルドに向かい、新しく冒険者ライセンスを発行してもらうと、なんと記載されているのはAランクと書かれている。


「あの、ライセンスにAランクと書かれているのですが、何かの間違いですか?」

「いいえ。間違いではありません。先日レイアル様方が戦った相手は全員Aランク冒険者だったので、それに勝利したレイアル様方を、Aランクに昇格させないといけない決まりなのです。ですから間違いではありません」


何かこの受付嬢態度悪く無いか?普通はおめでとうの一言位言うだろ。おそらく合格させる予定じゃ無かったのに、Aランク冒険者を倒してしまったから、Aランクにアップさせないといけなくなり、上司にでも怒られたのだろう。もしくは王都の冒険者ギルドのプライドを傷つけられたとでも思っているのだろう。


「そうですか。わざわざご説明ありがとうございます」


そうして俺達は足早にギルドから出て宿屋に向かった。


「それにしても失礼な受付嬢でしたね、お兄様。露骨に顔にも嫌悪感が出てました。王都の人達はプライドの高い人が多いと聞いてましたが、人を見下さないと気がすまないのでしょうか?」


「そうです。貴族相手に不敬です。レイモンド様に連絡して問題にするべきです」


「まぁまぁ二人とも落ち着いて。お父様にはそれとなく話しておくよ。さすがにずっとあの調子じゃ利用し難いからね」


それから俺達は暫く王都周辺でレベル上げをする事にした。思いがけすAランクになれたので、暫くはレベル上げをするだけだしね。


それから俺達はダンジョンに潜る生活を続けた。

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