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盗賊達

「これで準備は出来たかな。アイテムボックスの容量がもう少し多ければ全部入ったんだけどね」

「レイアル様。もう少しアイテムボックスの中身を整理出来ないのでしょうか?」

「それも考えた事あるんだけど、俺が持ってるアイテムって相当珍しい物だし、いつか必要になると困るし、素材も今売ったら悪目立ちしちゃうからね」

「でも便利だよねー。アイテムボックス。時間も止まってるんでしょ?食べ物は全部入るんだからダンジョンでは大活躍だしね。」

「そうだね。でも欲しかった収納袋はこの街には売ってなかったから、迷宮都市では手に入れたいね」


「レイアル様。収納袋はとてもお高いものです。そのへんは考えてらっしゃるんでしょうか?」

「あぁ。お金の事は心配しなくても良いよ。それよりティアの探知の範囲はどれぐらいまでいけるんだ?」


「そうですね。大体80メートル位ですね」

「ありがとう。どうやら大迷宮への道で盗賊が住み着いてるらしい。ティアにはMP切れに気をつけながら周囲の警戒をお願いしたい。」

「かしこまりました」


それから俺達はそのまま出発し、迷宮都市へ向かい5日後。

「レイアル様。前方に複数の気配があります。位置的に待ち伏せかと」

「わかった。本当に任せても良いのか?」

「はい。レイアル様にはまだ早すぎます。人を殺めてしまうとトラウマになる人も多くいます。今回は私にお任せください」


すると馬車の進行を塞ぐように10人位の人が現れた。

「テメーらさっさと降りてこい。」


俺達は素直に馬車を降りてまずはリーダーらしき男を鑑定する事にした。

「鑑定眼」


ステータス

名前 バズス 35歳

種族 ヒューマン

職業 シーフ

レベル 25


やっと鑑定眼もレベル上がってレベルまで見えるようになったか。

「おいおい。今日はめちゃくちゃ当たりじゃねーか。こんな可愛い女が今から俺の物になるって考えただけで興奮しちまうぜ」

「なぁ親分。親分だけズルいですよ。皆で共有しましょうや」

「それはお前たちのこれからの働き次第だな」

「分かりました。頑張ります親分」


ほんとにこいつらゲスだな。そんな目でメリアを見られると怒りしか湧いてこない。このまま自分で殺ってしまいたいが、約束したからな。

「ティア。殺れ」「かしこまりました」

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