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異世界転生

目を覚ますと大きな部屋の中、ベビーベッドに寝かされている。そこは西洋風の部屋。

「俺、転生したのか?」急な事態に混乱したがこの状況からして別の世界に転生したのは間違いない。

それにしてもゲームを起動した時のメッセージ、あれは何だったんだ?俺は死んでしまったのか?いくら考えても分かりそうにないのでとりあえず分かりそうな事からだ。まずはこの世界を知ること。異世界テンプレっていったらステータスだよなー。自分の能力が分かればいいんだけど。


まずはテンプレステータスオープン!!


あれ?出ないぞ?頭で念じるのが駄目なのか?でも赤ちゃんだから喋れないし。他の言葉も念じてみるか。


それから暫く色々念じてみたが何も表示されない。ステータス見れないのかなー?せっかく転生したのに剣と魔法の世界じゃない可能性が出てきたぞ?上げて落とすのやめてくれ。ほんとに。

まぁでも生まれた時伯爵って言ってたっけ?貴族だよなー。裕福なのはいいとして、俺貴族としてやって行けるのか?


前世の記憶があるから勉強は大丈夫だと思うけど、礼儀作法とか貴族の嗜みとかしがらみとか、貴族としてやって行けるのかなー?まぁまだ赤ちゃんだし今気にしても仕方ない。とりあえず最初は小さな目標から。それはこの世界の常識を知ること。

そうだなー。まずは早く歩けるようになってから本を読む事だな。この世界の文字読めるかな?いちよう生まれた時から言葉分かったし、最初から読める可能性はある。仮に読めなくても頑張って読めるようにすればいい。最初の目標はこんなもんかな?


それからおれは父と母の会話をきいたり、メイドの話を聞いたりしながら情報収集。

するとこの家の事は少しわかってきた。

父レイモンド·グランゼル伯爵。貴族としてはまぁそこそこの権力者らしい。貴族にしては珍しく民に愛されて尊敬されている。


母アリエル·グランゼル伯爵婦人。元はクラーク男爵家の長女でその美しさから父が一目惚れして求婚されたらしい。母も父の誠実さと優しさに惚れてお互い両思いで結婚。だが貴族ではそうゆうことは滅多に無いらしい。殆どが政略結婚であるし、第2婦人や第3婦人が居てあまり仲が良くないらしい。


そして俺の専属メイドのティア。いつもニコニコしてて元気が良い。後元は冒険者らしく俺の護衛も兼ねてるらしい。冒険者って職業あるんだな。これはひょっとしたら魔法もあったりして。それは無いか。

まぁ赤ちゃんだから知れるのはこの位だった。早くこの部屋から出たい。動けないこのもどかしさ。無駄に前世の記憶があるせいで自分で行動出来ないこのもどかしさ。よし。早く動けるように毎日訓練だ!!

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