表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/45

旅の準備

あれから数カ月、俺達は皆に隠れてよくキスをするようになっていた。メリアは最近少しわがままになってきて、駄目と言ってもすかさずキスしてくるようになっていた。皆にバレそうで怖いんだが。。。


そしてアイテムボックスの実験もおこなった。装備はアイテムボックスから直接装備したら一瞬で装備出来る事が分かった。ポーションなどは一度取り出してからしか使用出来なかった。


次にステータス画面からパーティー申請出来、パーティーを組むとメンバーのステータスも見れるようだ。そしてトレード不可装備についてはパーティーメンバーにアイテムボックスから直接装備させれば装備出来る事がわかった。でも取り出しが出来ないので何処かで売ることは出来ないようだ。

そしてメリアのご両親からも無事許可が貰えたようだ。なんでもメリアがお願い事をするのが初めてで余りの必死さに両親も首を縦にふるしかなかったようだ。もちろん俺の両親も納得してくれている。ただし条件を出された。


メイドのティアを従者兼護衛としてつける事。そして父レイモンドに何かあったらグランゼル家を継ぎ領地運営をする事だ。


そしてティアについて詳しく聞く事が出来た。元々ここの領地の出身で両親は冒険者だったらしい。でもある日両親がダンジョンから帰って来なくなり、彼女は孤児となった。それを可哀想に思った村長がグランゼル家に相談。そして父がメイド見習いとして引き取る事にしたそうだ。


それから暫くして俺が生まれた。それからティアは護衛も出来るようになる為に冒険者と兼用する日々だったそうだ。


そしてティアの職業はアサシン。スピード特化型のステータス。二刀流の短剣使いで手数で押し切るタイプ。一撃の攻撃力は無いものの、遅い敵には一方的に攻撃が出来るため、その手数でダメージを稼ぐ。ただ防御力に難があるため被弾しないための集中力と、敵の攻撃に怯まない精神力が必要。まさしく上級者向けの職業だ。


そして俺とメリア、ティナで相談してまずは初心者ダンジョンが多くある街ムッサムに向かう事に決めた。移動は馬車で一週間かかるので準備も念入りにゆっくりとする事とし、出発は16歳の誕生日の次の日に決まった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ