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特別配達人  作者: 東都新宮
6/19

6駅目

「分かりました!」

「それじゃあ、遅くなったけれど昼食の時間ね」

 言われてみると、おなかが空いてくる。

 朝はバタバタしていて、少ししか食べていないんだっけ。

 だから余計に感じてしまうんだ。

「じゃあ、レストランに行きましょうか」

「あるのですか?」

「ええ」

 駅構内にあるレストランへ。

 私はオムライスを食べて、メルザスさんはステーキを。太らないのかしら。まあ、気にしないでおこうかな。

 食事を済ませて、また事務室に。

 すると女性が事務作業をしていた。

 入ってきた私達に気がついて振り返った。

「あら、貴女が新しく入った国府津舞衣さんね」

「はい! よろしくお願いします!」

「私はグリサ駅係長、カトリーヌ・オルレアン。モンパルナスさん、国府津さんをよろしくお願いしますね」

 オリーブ色の髪をセミロングにしているみたいです。

 それに少しおっとりとしたような感じです。

「ええ。分かりました」

「じゃあ、勤務表出来ているから渡すわね」

 プリンターから紙を渡された。

 そこには何時に出勤するかが書かれている。

「ありがとうございます」

 この通りに出勤すれば良いと思う。

「ちなみに、制服は数日程で届くみたいです。ですのでそれまでは予備の服で行きましょうか」

 似合っていたらいいけれど。

 まあ、大丈夫ですよね。

 ぶかぶかでも着られればなんとかなりますし。

「はい!」

「返事が良いですね」

 よく言われる。

「ありがとうございます」

「じゃあ、駅の案内を再開するわね」

 メルザスさんに案内されていく。

 ターミナル駅の内側を見ていって、今日は貴重な体験。

 そして終わって戻るとアミアン次長も。

「お疲れさま。駅の事は分かったかね?」

 にっこりとしている。

「はい!」

「それは良かったよ。じゃあ、明日から頑張ってくれ。じゃあ今日はこれまでで」

「分かりました! お疲れさまでした」

 こうして、初出勤は終わったのでした。

 疲れましたけれども、わくわくしてきました。

 これから頑張らないとですね!

 私は明日からの事を楽しみにしながら、アパートに戻るのでした。




「はぁ……」

 帰ると疲れが出てきてしまいました。

 寝不足もあるでしょうが、朝はバタバタしていましたし。

 でも、これからですね。

 私は夕食を済ませた後、ベッドで横になる。

 疲れが出てきたこともあって、すぐに眠ってしまうのでした。

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