表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

少年は、振り返る。(2)

優斗が死んだ日に遡る。

彼はお気に入りの文庫本を手に持ちながら、先に帰る。と僕に言った。

いつも彼は僕と帰っていたので、もしかして親の事か、と薄々感じていた。

何を隠そう彼の両親は離婚協議中だったのだ。

優斗によると、もう半年は両親と話していないらしい。

優斗の母親は僕の母親の従兄弟で家族ぐるみの付き合いだったのもあり、事は慎重に進んで行った。

しかし、急転直下の展開になったのは、

奇縁とも言える、優斗が死んだ日だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ