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少年は、振り返る。
なんか、内容は暗くなりそうだけど、ほのぼのと書いていこうと思います。
よろしくお願いします
僕は親友を失った。仲違いなどではなく、物理的にという意味での事だ。
もう少し詳しく言えば、この世の中からいなくなった。
それはある金曜日のことだった。
親友、名前は優斗といった。彼はいつも通りに家に帰ると僕に告げ、
彼は家に帰った。今思えば、もう少ししゃべっていればと思う。
なぜなら、それが親友の、人生で最初にできた友達との最後の会話だったのだから。
そして、このあとに僕が人間をそして、危うく人類を滅ぼしかけた原因なのだから。
これから語るのは、人間でありながら、魔王として恐れられたただ一人の人間の話。