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エッセイ集

想像力と一日の暮らし。

作者: 水井時零

今日は曇だった。私は青空が好きだ。澄み切った空より美しい物はこの世にはあんまりないと思う。


今日は朝から曇だった。曇り空から光が溢れている。

きっと太陽の光だろう。今日は雪でも降るのか……と溜息を吐いて今日も歩きながら空を見る。良く見れば太陽の光はとても美しかった。それはお菓子かなんかに使われるレモンソースみたいだった。だとしたら、この曇り空も生クリームみたいだね。なんて事を思いながらレモンソースみたいな光を眺めた。


午後からは雪が降る。と知っていたので少し楽しみにしていながら帰り道の事を心配したりした。そして、雪は降った。それは霙だった。私はその霙は砂糖みたい。なんて子供みたいなような楽天的なような事を考えなから小さく私は笑った。


明日の事を考えながらみぞれが止んでいるのに気がついた。


雪というのはとても儚いもの。溶けて消えたらみんなその美しさを忘れてしまう。そして私もだ。

せめて忘れてしまう前に思い出とかにならないかな。

なんて事を思った。

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