お姉ちゃんとお兄ちゃんのひみつ
7才のわたしには19才のお姉ちゃんと18才のお兄ちゃんがいる。
わたしたちはとーってもなかよしのきょうだい。
でもさいきんお姉ちゃんとお兄ちゃん口をきかないの。けんかしたのかな。
二人ともわたしとはしゃべるんだ。お姉ちゃんとお買いものに行ったり、お兄ちゃんとキャッチボールしたり、なかよし。わたしとはね。
***
──トイレいきたい。
夜中におきて、へやを出た。
ぼそぼそ話してる声がきこえる。どこ? お兄ちゃんのへやだ。
そっとのぞくと……お姉ちゃんも中にいて、なんとないてるではないか!
「お兄ちゃん! お姉ちゃんをいじめないでっ!」
「えっ」
「うわっ」
お兄ちゃんのおなかをぽかぽかたたいてたらお姉ちゃんが
「違うのニチカ、太一は悪くないの」
っていうけど、じゃあなんでないてるの?
「もうがまんできない! さいきん二人ともへんだよ!?」
わたしはばくはつした。
「なか直りして! お兄ちゃんとお姉ちゃんハグして! それでチューして! ニチカにするみたいに!」
二人ともかたまってたけど、少ししたらお兄ちゃんがにっこりして
「ごめんなニチカ。言うとおりにするよ」
ってお姉ちゃんをハグしてお口にチューした。
ん? ほっぺじゃないの?
──まいっか!
ニチカちゃんのおうちはお父さんとお母さんとお姉ちゃんとお兄ちゃんの5人家族で、ニチカちゃんはちゃんと全員と血がつながってます。




