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黒猫な俺の異世界生活とおっさんな俺の現代生活が楽しくてたまらない!  作者: TB


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第26話 マリアが眼鏡っ子属性を手に入れたぜ

 狩りを終了して、街へと戻った。

 冒険者ギルドへと向かい、受付でマリアが話しかける。


「ミッシェルさん。私のレベルが20を超えたんですよランクアップの申請は出来ますか?」

「おめでとうマリアちゃん。最近のマリアちゃんの納品額は凄いから、十分にCランクの基準を満たしているわ。確認していいかな? マリアちゃんはハイヒールは使えるようになったの?」


「はい、それも覚えました。キュアも使えます」

「そう、それは素晴らしいわね。Cランクの回復魔法使いとテイマーとして登録するわね」


「あの? 私テイマースキルは何も無いですけど?」

「実際に従魔が二匹いて、魔物を倒すのはその子達がやってくれてるんでしょ?」


「はい」

「それならスキルの有無は関係無いよ」


「解りました。ありがとうございます」

「じゃぁ納品をしている間に、ランクの書き換えはしておくわね。次はBランクを目指さないとね。Bランクを目指す為には、王都への護衛以来を一度以上は受ける必要があるからレベルが四十を超えるまでには、受けて置いてね」


「あ、来週商業ギルドのサンチェスさんと行く予定になっていますので、大丈夫です。恐らく指名が入ると思います」

「そうなんだ。商業ギルドのマスターにも認められるとか凄いわね」


「凄いのは私じゃ無くて、テネブルだから」

「あらあら、それでもテネブルちゃんはマリアの従魔なんだから冒険者としては、マリアが凄いのよ? 自信を持ってね」


「はい……」


 そして納品に行くと、今日も二百匹以上の魔物をインベントリで解体した状態で納品した。

 査定額は百四十万ゴールドになってた。


「テネブル? 何か食べたいものとかあるかな? せめてこっちで食べるご飯くらいはテネブルの好きな物を用意して上げるね。リュミエルの好きな物も教えてくれたら用意するからね」

「ありがとうマリア。じゃぁさお言葉に甘えて、俺には魚料理でリュミエルにはお肉料理をどっちも骨が無いように準備して貰えるかな?」


「解ったよ。市場に行ってお買い物しようね」


俺はマリアに抱かれて香織はリードを付けられた状態で歩いて、お買い物をして家へ戻った。


「俊樹兄ちゃん、胸に顔うずめすぎでしょ?」

「猫だから構わないんだぜ」


「私なんて首輪にリードとか結構な羞恥プレーだからね。人間の姿でこれやられてるの人に見られたら、絶対生きて行けないよ……」

「た、確かに……」


「ねぇマリア、リュミエルのリードって付けなきゃ駄目なの?」

「一応犬と魔物は街中では、付けないと駄目なルールが有るんだよね。家や街の外では関係無いから勘弁してね」


「決まりならしょうが無いな」

「ぇえ、それきっついなぁ」


「ちょっと香織のステータス見せてくれよ」

「いいよ」


『鑑定』

 相田香織 (リュミエル)


 種族 パグ 

 レベル  15 


 攻撃力  50  

 防御力 150   

 敏捷性 150  


 魔法攻撃力 150(+30)  

 魔法防御力  50(+10)    

 知能    200(+40)    

 運     150   

 SP      0

スキル 魔力強化2  風魔法(ウインド、エアエッジ) 

魔法攻撃力、魔法防御力、知能に二十パーセントのボーナス

称号  異世界からの訪問者


「あ、おい香織魔法覚えてるじゃん」

「え? 本当だ。凄いーどうやって使うんだろ?」


「攻撃魔法っぽいから、街中では使うなよ?」

「そ、そうだね。唱えるとこだったよ」


 マリアにご飯を作って貰った後は、一度みんなで孤児院に行った。

 シスターに今日思い付いた、お化粧をして上げる商売を持ちかける為だ。


 ついでに昨日博多で買って来た洋服を、シスターとマリアにプレゼントした。

 二人ともすごく喜んでたぜ。


 眼鏡もマリアにかけて貰ってみた。

 巨乳の美少女が、眼鏡っ子属性を手に入れるとか、最高だな!


「テネブル、これ凄いよ物がはっきりと見える、ありがとー。これなら弓も使えるような気がするよ」

「そうか、それは良かった。早速明日は朝から武器屋で弓を買って、試し狩りに行こうぜ!」


「うん」


「ねぇ俊樹兄ちゃん。この世界での下着事情とかどうなのかな?」

「それは俺には解らないな? ちょっと指輪貸すからマリアと話して聞いてくれ」


「解ったよ」


 マリアと香織が何やら話している間、俺はシスターに抱っこされて、匂いを嗅ぎまくっていたぜ。

 美人の匂いは最高だな!


 最近はマリアがハイヒールまで使えるから、キャロルママの病状も落ち着いていて、シスターの表情も明るいから、なんだか俺も嬉しくなる。


 結局、シスターもメイクサロンの設立には前向きに取り組む事に決めたみたいだ。

 孤児院の女の子達を教育しながら出来る商売としては、かなり成功の確率が高いしね。


 質の高い化粧品が独占状態のうちは、十分に商売になるよな。

 香織が加わった事で、提案の幅も広がったし、下着やネイル等の取り扱いを始めると、凄い事になりそうだな!


 そう言えば明後日から王都に向かって旅立つ事になるな。

 俺的に気になるのはその間、小説の更新が出来なくなる事だ。

 ちょっと爺ちゃんに相談してみるか?


「おっと忘れてたぜ。香織念話器を貸してくれ」


 香織に念話器を受け取った後は、デジカメを取り出して、俺はマリアに使い方を説明した。

 マリアに色々な写真を撮って置いて貰う様に頼んでおいたぜ。

 予備のSDカードもあるから毎回取り換えて、向こうのパソコンで加工して挿絵に使える。


 早速、俺の持ってきた服に着替えたシスターと眼鏡っ子マリアの写真をGETしたぜ。

 でもどうだろ? シスター服の方が異世界っぽいから需要はあるかもね?

 今回はマリアとシスターも目元までばっちりメークしてるから、超かわいい。

 白いパグの写真もたくさん撮って上げたよ!


 翌朝は孤児院の子供達を連れて薬草の種まきをする事にした。

 俺はインベントリから魔物の内臓を取り出して、マリアが男の子たちに指示を出して内臓を刻み畑の土に混ぜた後に、種まきを行った。

 無事に育ってくれたらいいけどな?


 マリアがサンチェスさんに頼んで内臓を刻んだりするための小屋の建築を頼んだので、恐らく王都から帰ってくる頃には出来上がってるはずだ。


 種まきを終えた後は、武器屋で弓矢を購入して再び狩りに出かけた。


 視力が普通になったマリアは、レベルの上がった恩恵で筋力も十分に足りているので、結構サクサク魔物を倒せていた。


「ウインドエッジ!」


 香織の風魔法も、少し練習したらミスリルクローから斬撃を飛ばせるようになってきて中々強力だ。


 香織のレベルも20まで育ってマリアも22になったぜ。

 俺は38まで上がった。

 余程の事が無い限りは、王都までの旅も大丈夫なはずだ。


 狩りを終え冒険者ギルドに行くと、サンチェスさんから王都行の指名依頼が正式に入って居る事を伝えられた。

 一緒にもう一パーティBランクのパーティが行くらしいけど、サンチェスさんがいつも依頼しているパーティだという事だから、心配はしなくていいかな?


 素材の買取まで終えると、俺と香織は一度家に戻る事にした。

 パグな香織もサイズ調整で体を大きくして、ちゃんと窓から入る事が出来た。

 一安心だ。


 俺は香織と一緒に、青い扉をくぐった。

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