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4.鉄壁のぶたまろ[カードつき]

 サッカーマンガは、キーパーの性能差がかなり大きいですね。

 今大会、No.1 キーパー候補であり、U.G.G.K.(= ウルトラ・グレート・ゲート・キーパー)と呼ばれる七門守護神キーパーズ・オブ・ザ・セヴン・ゲーツのひとりでもあるぶたまろ。

 彼の存在と、ほかの選手たち(なみまろ)個々の能力をわきまえたうえで選んだ、ぴっちぴちの身の(たけ)にあった戦術。

 それが、弱小チームのキャッスルズを、リーグを代表する強豪の一角へと異次元転生させたわけだ。


 残り時間が減るにつれて。ホイールズの選手の顔には、悔しさと疲労に加えてもう一色、焦りの色が塗りたくられていく。このまま、延長戦が時間切れになれば、勝敗のゆくえはPK合戦に(ゆだ)ねられるからである。

 両チームそれぞれ、5人を選んで。1人 1本の合計 5本ずつを蹴りあい。それでも、決着がつかないばあいはサドンデスへ。

 PK合戦では、ホイールズのゴールキーパーもマースデンに交替するため、キャッスルズのシュートも、やすやすとは決まるまい。

 だが、一方。ぶたまろからゴールを奪えるほどの強烈なシュートを撃てるのも、アントニオしかないのだ。


 とはいえ、この試合でも幾度となく、決定的とも呼べるゴールチャンスを、ぶたまろの神業(かみわざ)によってぺちゃんこにされてきたように。たとえPKであっても、アントニオのシュートが、確実にゴールを奪えるとまでは期待できない。

 サドンデスのすえに2周め、3周めとアントニオの出番がまわれば。さすがのぶたまろでも、毎回、防ぎきれるものではないのだろうけれど。

 果たして、それまでマースデンは、自陣のゴールを守っていられるのか?


 PK合戦では勝ちめがうすいと、ホイールズの誰もが(さと)っていた。


 ならばこそ!


 時間は、アディショナルタイムを残すのみとなった今。レーシングカー・トリオは、勝負をかけた最後の攻撃にでるのだった。



 切り札となるのは、とっておきの秘策。


 例えるならば、チャルメラコーンの袋のいちばん奥に、温存しておいた大粒のピーナッツ。



挿絵(By みてみん)



【おまけカード】

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PWLT-12(EVT)

<i946973★|39571>

↓カード裏

<i833880★|39571>

 キーパーに好きなキャラ多い。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  >七門守護神キーパーズ・オブ・ザ・セヴン・ゲーツ  なんかカッコいいですね♪  ぶたまろすごい。 [一言]  PK戦はドキドキします!
[良い点]  キーパー。花形ではないのかもしれませんが。唯一無二のいい役ですよね。  隣で見ていた子どもが、ぶたまろかわいいと言っていました。
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