1/1
思い出の鎖と新しい希望。
私は貴方を食べれなかった。
食べれば呪いが解けて解放される筈だった。
でも、例えあれから100年苦しんでいても、これから永遠に苦しんでいくとしても、貴方と過ごした思い出があれば耐えられると思えた。
一緒に罪を重ねてくれた貴方。貴方が死ぬまで私を幸せにしてくれた。あの時の時間が今の私を保っていられる。
飢えて、身体が腐って、死を越えた苦しみを味わいながら、私はその思い出にすがって生きる。
なんの為に生きているのかも分からずに。
私は貴方を食べれなかった。
食べれば呪いが解けて解放される筈だった。
でも、例えあれから100年苦しんでいても、これから永遠に苦しんでいくとしても、貴方と過ごした思い出があれば耐えられると思えた。
一緒に罪を重ねてくれた貴方。貴方が死ぬまで私を幸せにしてくれた。あの時の時間が今の私を保っていられる。
飢えて、身体が腐って、死を越えた苦しみを味わいながら、私はその思い出にすがって生きる。
なんの為に生きているのかも分からずに。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。