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番外編 EP.2

久々の投稿です。

これでラストの予定です。

ここ数日、拓真の様子がおかしい。

でも周りの友達に、『最近拓真なんか変わったよね』と言ってもだれも共感してくれない。

なんでだれも共感してくれないんだろう?

急にメガネからコンタクトに変えたり、少し体づきが良くなってきたりしているのに…って、私なに拓真のことじろじろみてるのよ!まるで私が拓真の事好きみたいになってるじゃない! まぁ、実際好きなんだけども…

ともかくイメチェンした理由が気になる…

でも最近あまり喋れていない…

しかも地球滅亡まで残り2日しかないのに。

まぁバカの私が色々考えても無駄か!まぁ花火大会の日になればなんとかなるだろう!


この時の私はまさか明日にあんなことが起こるなんてまだ知る由もなかった…




ー地球滅亡まで残り2日ー




今日の朝、朝ご飯を食べながらテレビをみていると天気予報の画面になった。気にせずにみているとある日の天気に目がとまった。そう、その日は花火大会の日だ。

恐る恐る見てみるとその日の天気予報は雨のち曇。

絶望した。

なんでなのよーーーー!

心の中でこれでもか!というほどに私は叫んでいた。

それからは花火大会の日が雨ならどうすればいいの???

私の告白が失敗したら、全世界、70億人以上の人が死んでしまう…

そんなことをずっと考えていたらとうとう地球滅亡の当日になってしまった…

終わった…そう思いながら学校に向かっていた。

教室につくと既に数人のクラスメイトと悠斗がいた。


『みんなおっはよーーー!』


『おはよーー!夢今日は早いんだね!』


『まぁ色々あってね笑』


今日告白しないと全人類が滅亡してしまう。どうしよう、どうしよう!?

考えていても仕方がない。拓真がくるまで自分の席で寝ていよう。とした瞬間に私は悠斗に引き留められた。


『悠斗どうしたのー?』


『いや、ちょっと言いたいことがあって、』


『言いたいこと?』


『そう。単刀直入に言うね?』


『う、うん』


この時の私の脳内はどうやって告白しよう??

この事しか頭になかった。


『あなたが好きです。俺と付き合って下さい。』


『え?』


情報の処理が追いつかない。

どういうこと?私、悠斗に告白されたの?え?なんで?

でも急だったけど嬉しいな。でも私の好きな人は拓真だしなー。ちょっと驚きながら周りを見渡すと、拓真が学校に来ていた。

え?!拓真いるじゃん!私はさらにそこでパニックになっていた。すると、拓真がこっちに近づいてきてこう言った。


『ちょっと待ったーーー!』

そして、拓真が私の目の前にきて私にこう言ってくれた。


『桃崎 夢さん。あなたが好きです。俺と付き合って下さい。』


初めは幻聴かと思った。でも幻聴ではない。現実だ。

私、拓真から告白されちゃった…

う、嬉しすぎる。


『私も拓真が好き!』


『だから、これからよろしくお願いします!!』


私がそう答えた瞬間に悠斗は落ち込んでいたがその他のクラスメイトは大盛り上がりだった。

その中で私達はハグをした。

そうしてハグをし終えるとみんなからおめでとう!などの祝福の言葉を貰った。とても幸せだった。

その日私達は人類70億人以上の人を救うと同時に自分たちも幸せになり最高の1日となった。

これからは明日がくるのが当たり前だと思わずに生きていこうと思った。






読んでいただきありがとうございます!

また次作にご期待下さい!

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