季節変わり
数日前までは暗く星の輝きが広がっていた空には
いま、先頭を切っ先に自分たちの行く道へと矢印を指して
飛び交う渡り鳥が流れていく
日は長く夕暮れになるのすらまだ許さない
春夏秋冬時の移り変わりが自然を通して教えてくれる
時計では測れない大きな時代の流れ
地球規模の流れを感じているのは幸せなこと
いつかは感じることすらできないそんなときがくる
実はもうそんなところもあるのかな
話は大きいけどこれは身近な話
当たり前がいつまでもつづくと思っていきている
だから気づかずに生きている
今起きている些細な変化に大騒ぎしてる
だけど、それはずっと前から動いていた
それに気づかずに生きてただけ
「あたりまえ」そんな幻想の中生きた
そんな僕たちへの落とし前
「パーフェクトワールド 世界は希望で満ちている」
そんな言葉は到底僕は言えない
だって、身近な変化すら気に留めることができないほどに
自分で精一杯だから
そんな世界だから大きな世界なんてみれないよね?