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ふりかえり 第一部の登場人物

登場人物の数字は、作中時点(2003年8月現在)のものです。



草津市立笠縫北かさぬいきた中学校吹奏楽部


砂岡すなおか敏樹としき

 ユーフォニアム奏者で2年4組。1989年6月15日生まれで159cm。

 この小説の語り手で、理屈っぽくもノリの良さと適度なスケベさを備えている。

 1年生の間を強豪校で過ごしたため演奏の技術はカサキタでも高い方だが、合宿やコンクールを通して他校と比べると自分はまだまだであることを実感し、来年こそはと関西大会出場に燃える。


宮本みやもと慧美えみ

 チューバ奏者で2年3組。1989年7月14日生まれの148cm。

 流れるような黒髪ストレートと、楽器の大きさとは対照的な小柄な見た目が印象的。

 小学校の頃からチューバを吹いており、2年生の5月にテニス部から転籍。

 他者とはやや距離のあるような言動を取りがちで、音楽に関しては希望的観測を挟まない審美眼の持ち主であるが、上達への熱意は誰にも負けない。

 割とテキトーな性格の砂岡ですら、その身を投げ出してもよいと思える数少ない人物。


松井まつい遥香はるか

 コントラバス奏者で2年4組。1990年2月2日生まれで162cm。

 飾り気のないショートヘアに、女子としては長身な体躯が目を引く。

 本人以外誰もが認める吹奏楽部内きっての変人。砂岡とは異常に気が合い、他の部員からは「大助花子のようだ」と言われているとか。

 幼い頃からピアノを習っており、しかもかなりの腕前。マーチングではドラムメジャーに選ばれる。


徳森とくもりまどか

 トランペット奏者で2年1組。1989年4月28日生まれで155cm。

 やや茶色がかった(というか絶対に染めている)ウェーブのかかったヘアにきわどいミニスカ、そして時代遅れのルーズソックスと、まさしく当時のギャルといった風貌。

 以前は周囲への当たりがきつく悪ぶっているように思われていたが、現在では真剣にトランペットに打ち込み、部内でも有数の実力者として君臨している。

 なお5歳の弟を溺愛している。


藤田ふじた瑞乃みずの

 フルート奏者で3年3組。1988年10月10日生まれで152cm。

 吹奏楽部部長であり、三つ編みおさげ髪に分厚い眼鏡と、見るからに真面目さが漂う。

 当初はやや頼りない部分があったものの、様々なトラブルを経て精神的に成長し、落ち込んだ砂岡を慰めたり緊張した部員の士気を高めるなど部長らしい行動を取るようになった。

 練習の鬼と呼ばれるほどの練習量を積んできたため、音の安定感は部内でもずば抜けている。


筒井つつい優一ゆういち

 トロンボーン奏者で3年2組。1988年8月10日生まれで181cm。

 副部長であり、3年生唯一の男子でもある。すらっと細身で顔立ちも整っており、見た目だけなら非常にモテそうというのが世間の評価。オネエっぽい話し方が特徴的。

 部内では藤田部長の女房役として楽譜や音源の準備など実働面で活躍。部員からは密かにお似合いのカップルと呼ばれているとかいないとか。


筒井つつい拓也たくや

 パーカッション奏者で1年2組。1990年12月4日生まれで153cm。

 筒井優一の弟。がっしり筋肉質な体格に坊主頭と野球部に混じっていてもまったく違和感のない見た目で、体力面では部内一番。

 音楽ゲームにのめりこんでおり、それがきっかけでパーカッションを始めた。

 砂岡のことも先輩として慕ってはいるものの、時々扱いが雑。なお昆虫に詳しい。


江口えぐちゆかり

 ホルン奏者で1年4組。1991年1月9日生まれで168cm。

 同学年の女子の平均をはるかに超える長身に加えて、眼鏡の上半分が隠れてしまうほどの前髪を垂らしたやや不気味な外見のため、その場にいるだけで周囲に威圧感を与えてしまう。

 どんくさい性格を自覚しており、勉強も運動も習得に時間がかかる。楽器に関してもコンクール地区予選時点では部内で一番下手との評価を受けていた。だが猛練習の末に「殻」を打ち破り、楽器を体の一部として自在に扱えるようになった。


手島てしま真琴まこと

 吹奏楽部顧問で1977年1月23日生まれ。音楽教師であり、大学を卒業して5年目。

 ふわふわのパーマのかかった柔らかそうな髪と、砂岡曰く「でかい」ものの持ち主。いつも白のブラウスと黒のロングスカートを着ているが、太陽の下で練習するときは阪神タイガースのユニフォームを着用する。恐らくは赤星ファン。

 物腰柔らかいが指導力は非常に高く、県下最弱と呼ばれたカサキタ吹奏楽部をわずか数か月で県大会優秀賞まで導いた。



その他の学校


羽鳥はとり明子あきこ

 東広島市立西賀茂中学校の3年生。

 砂岡の広島時代のユーフォの先輩で、初めてユーフォを触った彼に一から基礎を叩き込んだ。

 久々の再会でも互いに憎まれ口をたたき合っているが、両者ともに強い信頼を寄せ合っている。

 ちなみに西賀茂中学の2003年度の選曲は課題曲『イギリス民謡による行進曲』、自由曲『アルメニアン・ダンス パート1』。この演奏を聴いて砂岡は関西大会出場への想いを強めることになる。


金子かねこ広明ひろあき

 手島先生の前の赴任校である彦根市立廿日山中学の2年生。

 金髪にピアスといういかにもな見た目だが、楽器はピッコロ&フルート。

 非常にフレンドリーな性格。ちなみに廿日山中はコンクールで『吹奏楽のための第一組曲』(ホルスト)を演奏している。



その他


大久保おおくぼさん

 ユーフォ奏者で頻繫にカサキタの指導に来る男性。手島先生と同じ音大の卒業で、現在は京都のゲーム会社でサウンドを作っているとのこと。

 手島先生にぞっこんであり、また仕事がフレックスなので平日でもふらっとやってくる。そのおかげで砂岡からは本当は無職なのでは、と思われている。

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