ここでおさらい 第三章までの登場人物および設定まとめ
設定など
草津市立笠縫北中学校
愛称は「カサキタ」で、創立から30年ほど。市北部の田園地帯に聳える学校であり、少し自転車をこげば守山市や栗東市に入る。生徒数は1学年120人前後で4学級が置かれる。
昔ながらの農村と新興住宅地の両方から通う生徒がおり、生徒間で文化的な差異が若干存在する。
部活は生徒全員参加必須である。そのため一部の部活がどこに行くあても無い生徒の最後の受け皿として機能している。
笠縫北中学校吹奏楽部
学校創立当時から設立されている由緒ある部活。だが現在では運動部に入りたくないという生徒たちのセーフティネットのようになっている。
ここ数年部員は20人前後であり、コンクールは小編成の部で出場していた。言うまでもないが万年県南部地区予選敗退である。
主な登場人物(作中時間2003年5月現在)
砂岡敏樹
ユーフォニアム奏者で2年4組。1989年6月15日生まれで158cm。
この小説の語り手で、理屈っぽいがノリの良さを併せ持つ。
3月まで広島県に住んでおり、そこで通っていた中学が県内有数の吹奏楽強豪校だった。1年間そこで経験を積んでいるため、転校先のカサキタではトップクラスの演奏技術を誇る。
なお適度にスケベであり、割と欲望に忠実である。
松井遥香
コントラバス奏者で2年4組。1990年2月2日生まれで161cm。
飾り気のないショートヘアに、女子としては長身な体躯が目を引く。
吹奏楽部内きっての変人。なぜか敏樹と波長が合い、二人で話せば大抵ボケとツッコミが成立する。
クラスのみんなから「松子」と呼ばれており、敏樹もそう呼んでいる。
表向きはひょうきんだが、他者に対する気遣いは時に周囲を驚かせるほど。
徳森まどか
トランペット奏者で2年1組。1989年4月28日生まれで154cm。
やや茶色がかった(というか絶対に染めている)ウェーブのかかったヘアにきわどいミニスカ、そして時代遅れのルーズソックスと、まさしく当時のギャルといった風貌。
あまり真面目に練習を積んでこなかったが、ポテンシャル自体は非常に高い。
性格にやや難があり自己中心的であるが、部活紹介の一件で敏樹に負けたくないとトランペットに真摯に向き合い始める。現在では毎朝一番早くに登校して、部室で朝練に打ち込むほど。
藤田瑞乃
フルート奏者で3年3組。1988年10月10日生まれで152cm。
吹奏楽部部長であり、三つ編みおさげ髪に分厚い眼鏡と、いかにも真面目といった見た目をしている。
真面目さゆえに頑固なところがあり、一時は練習の鬼と化してしまっていた。ちなみに楽器は自前らしい。
誰よりも圧倒的な練習量を積んできたため、音の安定感は部内でもずば抜けている。
筒井優一
トロンボーン奏者で3年2組。1988年8月10日生まれで181cm。
副部長であり、3年生唯一の男子部員でもある。すらっと細身で顔立ちも整っており、見た目だけなら非常にモテそうというのが世間の評価。
オネエっぽい話し方が特徴的だが、そのキャラのおかげで部の内外問わず男子からも女子からも慕われている。
筒井拓也
パーカッション奏者で1年2組。1990年12月4日生まれで151cm。
筒井優一の弟だが、兄とは違いがっしりした筋肉質な体格。
音楽ゲームにのめりこんでおり、それがきっかけでパーカッションを始めた。
手島真琴
吹奏楽部顧問で1977年1月23日生まれ。音楽教師であり、大学を卒業して5年目。
天使のような微笑みはすべての人間の心を溶かしてしまうほどで、特に敏樹は意のままに操られている。
宮本慧美
2年3組。1989年7月14日生まれで148cm。
1年の2学期に大阪から引っ越してきた元チューバ奏者。
過去の経験から楽器とは距離を置いていたが、敏樹の演奏を聞いて居ても立っても居られなくなって声をかけてしまった。




