ふりかえり 第四部までの登場人物
登場する数字は、作中時点(2004年8月)のものです。
草津市立笠縫北中学校吹奏楽部
砂岡敏樹
ユーフォニアム奏者で3年2組。1989年6月15日生まれで165cm。3年になってから身長の伸びが鈍化傾向にあるので焦っている。
この小説の語り手。副部長ではあるが部内ヒエラルキーは水たまりのミジンコと同等。割と欲望に忠実で、女子部員たちから度々呆れられる。
アンサンブルコンテストに続き、コンクールでも関西大会出場を決めた。1年生の頃は広島の強豪校に在籍していたため、演奏の腕は今でも部内で上位を誇っている。
吹奏楽マニアのケがあるが、学校の成績も結構良い方で、京都の名門である東寺町高校への進学を目指している。
宮本慧美
チューバ奏者で3年2組。1989年7月14日生まれの148cm。身体小さな子がチューバ吹くのは可愛いと思います!
砂岡にとっては一番のモチベーション。第四部ではあまり目立たなかったので、これからの活躍に期待したい。
松井遥香
コントラバス奏者で3年2組。1990年2月2日生まれで166cmと砂岡よりも高い。
飾り気のないショートヘアに、細身の体躯が目を惹く。一方で宇多さんのような体型に憧れている節がある。
勉強も音楽も、なんでも器用にこなすタイプ。自由曲ではファゴットに持ち替えるという弦バス奏者としては異例の難題にも挑戦している。妹との衝突を通して、姉妹仲を深めたようだ。
作者としてはかなり使いやすいキャラ。
徳森まどか
トランペット奏者で3年4組。1989年4月28日生まれで158cm。
やや茶色がかった(というか絶対に染めている)ウェーブのかかったヘアにきわどいミニスカ、そして時代遅れのルーズソックスとインパクト重視の見た目。
部長にしてカサキタのファーストトランペット奏者。面倒見が良く、場を盛り立てるのは朝飯前。
工藤萌衣
アルトサックス奏者で3年1組。1989年5月20日生まれで160cm。
強く跳ねたショートヘアにピンクのヘアピンを付けた、きゃぴきゃぴした雰囲気の女子生徒。見た目の可愛らしさから、男受けはかなり良い。砂岡のことは砂岡っちと呼んでいる。
筒井拓也
パーカッション奏者の2年生。1990年12月4日生まれで159cm。成長期でぐんぐん身長が伸びている。
砂岡よりひとつ年上の筒井優一の弟。がっしりした筋肉質な体格に坊主頭と見た目だけなら野球部。
年頃の男子らしく、エロいことに興味がある。1年の小島君とは特に気が合うらしい。
江口ゆかり
ホルン奏者の2年生。1991年1月9日生まれで172cm。
長身に加えて異様に長い前髪と眼鏡で目元を隠しているので、周囲に威圧感を与えてしまっている。
自分の要領が悪いことを自覚しており、それを埋めるため真摯に練習に打ち込むタイプ。
宇多早苗
トロンボーン奏者の2年生。1990年8月1日生まれで157cm。
耳の下でまとめたツインテールでまだあどけなさも残る顔立ち。しかし「最近さらにでっかくなってるよ。もうDはあると見て間違いない!」と砂岡は語る。おかげで知らず知らずのうちに宮本さんや松子のSAN値をゴリゴリ削っている。
ちなみにテストの成績も、学年1位を取るほど優秀。
松井結月
松井遥香の妹の1年生。149cmのおかっぱ頭の少女。
姉以上に他者からは思考が読めない不思議ちゃん。音楽の才能に恵まれており、手島先生の勧めでオーボエに挑戦、凄まじい演奏を披露した。その演奏技術はカサキタはおろか県内でもずば抜けている。
これまでどのような問題も才能でねじ伏せてきたため、予想外のどうにもならないトラブルに弱かったりする。
小島大地
チューバ奏者の1年男子。身長164cmで健康的な太り方をしており、親近感を覚えるという理由でチューバを選択。体型に見合った肺活量とパワー、そして柔和な響きで楽団全体を包み込む。
なお、あだ名はハッタヤ。小4の国語の教科書に出てきたスリランカ人のポディマハッタヤさんから、ポディマハッタヤ→小島ハッタヤ→ハッタヤと変換されたらしい。
歳の離れた姉がいるため、女子に対する気遣いに優れる。そのおかげか、ものすごくモテているという噂も。
古川穣子
ユーフォニアム奏者の1年生で、身長153cm。利発そうな見た目で、ポニーテールが魅力的。
元はトランペット志望だったが、人数の関係でユーフォに回されてしまったため、入部当初はあまり楽しそうでなかった。しかし『コヴィントン広場』の演奏を通じて、他の奏者を支える低音の魅力に気付く。
ピアノの経験があり、音楽に対する理解力は高い。
佐竹ひなた
コントラバス奏者の1年生。159cmと既にかなりの高さ。
耳まで見せるベリーショートヘアの通り、活発で元気な性格。松子の幼馴染で、音楽経験はゼロだが松子に憧れて入部。昔から誰よりもスポーツができていたが、やがて男子に敵わなくなってきたことで、自分が女の子らしいことが何ひとつできないことをコンプレックスに感じるようになった。
手島真琴
吹奏楽部顧問で1977年1月23日生まれ。音楽教師。
ふわふわのパーマのかかった柔らかそうな髪。いつも白のブラウスと黒のロングスカートを着ている。砂岡曰く「あれは……Fはある!」とのこと。指揮の最中、揺れる。
かつてクラリネット奏者として全国大会を目指していたものの、その夢は叶わなかった。プロを目指して音大に進学したものの、現在は音楽教師となっている。
その他
大久保さん
ユーフォ奏者で頻繫にカサキタの指導に来る男性。手島先生の音大時代の先輩で、現在は京都のゲーム会社でサウンドを作っている。最近、ひとつ大きな仕事が終わったようだ。
水上瑠奈
湖南ウインドオーケストラのオーボエ奏者で、手島先生の中学、高校時代の友人の女性。現在は草津市の職員で、休日はカサキタで木管楽器の指導を手伝っている。
普段はジャージにサンダル、ぼさぼさの金髪とヤンキーみたいな見た目だが、演奏会になると一気に雑誌モデル顔負けの清廉なコーディネイトに一変する。
身長156㎝と、そこまで大きくない。胸もC……に近いBというのが砂岡の評価。
実は作者のお気に入りキャラ。まさかこれほど使いやすいキャラとは思わんかった。
ちなみに、手島先生には友情以上のものを感じている節がある。




