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23話 クレンの修行

投稿が、遅れました。

最近、ドラ〇エ2をやりたくなりまして、

ファ〇コン版で、プレイしている次第であります。

すみませんm(_ _)m




ここは、ある宿の一室。

そう、紫炎が泊まっている部屋だ。


「むにゃむにゃ·····あ、れ? ここは?」


1番最初に、目覚めたのはクレンであった。


「そうだ。昨日·····」


どうやら昨夜の、出来事を思い出したようだ。


昨夜、クレンは呪いを紫炎達のおかげで、解呪(ディスペル)に成功した。


(あっ、痣が無くなってる)


クレンの肌は、鎖のような痣が消え、綺麗な肌になっている。


「う、う〜ん、おぉ、クレンか」


次に、目覚めたのは紫炎である。


「おはようございます。ご主人様」


「おぉ、おは·····ブフッッ」


おかしな反応を見せた紫炎を、訝しげに見つめるクレンであったが、自分の服装を見て、

途端に顔を赤くさせる。


何故なら、今クレンの衣服は乱れていて、

襟から少し胸が露出していたからである。

当然、クレンよりも身長の高い紫炎は、

その発展途上の胸がバッチし見える。


(胸を見られるなんて·····)


まだまだ思春期な彼女には、それが気恥しかったのだろう。


(でも、ご主人様なら良いのかな?)


が、いまいち、奴隷の在り方を知らないクレンは、どうしたら良いのか分からず、

結果、このままで良いという結論に至ったのか、服を直すもせず、紫炎の元へ近づく。


「ご主人様、手に血が付いています、少しお待ちください。『ビリッ』」


クレンは、鼻血を手につけた紫炎に、自分の服を破き血を拭こうとする。


が、その行為が、紫炎を余計に興奮させる。


(クッ、初めて見た生のおっぱいが、幼女だなんて)


なんと言っても彼は、童貞なのだ。いくら幼女の胸だからと言って興奮しない訳がない。小学生低学年辺りなら、ここまでならなかったのだろうが、


高学年並の年齢であるクレンの、発展途上の胸は、なんと言うか興奮してしまったのだろう。

もしかしたら、彼は幼女愛好者(ロリコン)なのだろうか?と言うか、そもそも彼は女性に慣れていないので、そう言う訳では無いようだ。



何とか、その場を耐え、紫炎は、平常運転に戻った。


「さて、昨日話しそびれた事なのだが、お前には、俺の弟子になってもらいたい」


「弟子ですか?」


そう、紫炎が奴隷を買った1番の理由が、弟子にする為である。


S級試験の内容が、指導力をチェックする為のため、弟子を育て、その弟子同士でバトルトーナメントを行うのである。なんでも、力はあってもそれを、教えられなければ、それは、真の力とは言えないとか何とか·····


今後の生活のため、S級冒険者にならなければならない紫炎は、早速弟子にする奴隷を買った、それがクレンなのである。


「分かりました」


「そうか、ならこれからは、師弟の関係だな、だから、お前のその堅苦しい言葉使いは無しだ。後、俺のことは紫炎と呼んでくれて構わない。外では、シツと呼ぶようにしろよ」


それから、紫炎は、ある程度の事、つまり黒煉達の事を説明した。


「分かった。シエン様よろしく」


結果このような形になった。


それから、紫炎は残りの寝ている奴らを起こして、早速、クレンの育成を始める。

S級試験まで日が無いのだ。

早めに強くさせる必要がある。



なので、紫炎は、黒煉を装備し、

サミリアは、影と同化、ユグは肩車、シルは抱っこ、クレンは手を繋ぐ形で宿を出発する。


その間、テスタとルファーは、金を稼ぎに行く事になった。


「A級如きの敵に負ける筈が無いので余裕です」


「そうよね、所詮雑魚よ」


なんとも、頼りがいのある2人である。


とりあえず、紫炎は『終焉ノ迷宮』に向かった。クレンのレベルアップを図るためである。

今、クレンのステータスは、



クレン 11歳

種族 獣人 猫科

職業 奴隷

称号 勇気在りし者 紫炎の所有物 魔王ノ弟子

レベル5

攻撃 4000

防御 3500

抵抗 10000

魔攻力 3000

魔力量 1000

能力 勇者 魔王(微力)勇魔


結構なチートである。

が、もちろんこのようなステータスになった訳はある。


まずこの勇気在りし者だが、


『勇気在りし者』 勇気を出し、1歩を踏み出した者に贈られる称号、能力『勇者』を得る。


という内容である。

この『勇者』という能力(スキル)は、


成長速度5倍、得た魔素の変換率5倍


である。

この成長速度5倍は、剣等の武具を扱える速度の事だ。

得た魔素の変換率5倍は、倒した魔物の魔素を吸収した時、レベルに変換する量が5倍になると言うことだ。


次に、『紫炎の所有物』だが、


『紫炎の所有物』 紫炎の所有物になった者に贈られる称号、能力(スキル)『魔王』の力を少しだけ、継承される。


この称号は、魔王の力を少しだけステータスに継承するのだ。

そのおかげか、魔力量が、勇者である光と同等になっている。


最後に、この『勇魔』であるが、これは、


『勇魔』 勇者の力と魔王の力が混合して生まれ変わった力。全ての武器を装備できる。


これが、さらにクレンをチートにさせるものである。

全ての武器を装備というのは、神器から、呪いの装備まで全ての事を指す。


神器というのは、神が作った武具の事だ。

その圧倒的な強さから、シルファーやルファーの力を持ってしても、難しいのだ。


それを装備出来るので、クレンはもうこの時点から十分過ぎるが、

いまいち力の使い方を分からないので、

レベルアップがてら、『終焉ノ迷宮』に来た訳だ。

と言っても紫炎はその圧倒的なステータスから、教える事は難しいので、最初の方はサミリアが戦いの基本を教える。


「はっ、セイっ!」


「それでは、甘い。疲れて動きが鈍いですよ」


今は、ダンジョンに入る前に、

サミリアがクレンに、戦い方を教えている。

その間、紫炎は、ユグとシルを抱っこしている。


「ふにゃぁー、お兄ちゃん気持ち、良い」


「まぁまぁ、及第点ってところかしらね」


ユグとシルを、腕に抱き、

頭を撫でている。

シルは、気持ち良さそうに、目を細めている。

ユグは、口ではああ言っているが、その顔からは喜びが溢れている。


紫炎が、ユグとシルに癒されてながら、

2時間経った時、クレンの戦い方が進展した。


「これでッ、どうだ!」


「はい、なかなかに良いですね。

ご主人様、これならご主人様の力に、多少対抗出来ると思いますよ」


「おぉ、そうか、なら早速俺と始めるか」


そして、クレンは、開始、1時間弱で、紫炎の制限かけた状態プラス、ユグとシルを抱いている状態で、いい勝負する位まで成長した。


「はぁ、はぁ、さすが、シエン様。いつまで経っても倒せる気がしない」


「いや、クレンも、なかなかに強くなっているな、サミリアお前の指導のおかげでもある。さすがだ。サミリア」


「お褒めに預かり光栄です。ご主人様」


紫炎は、クレンの全ての攻撃を全て足で、防御し、それでいて抱いているユグとシルに負担をかけないように気をつけている。


こんな状態で、いい勝負なんてそこまでなんじゃと思われるが、それがそうとも限らないのである。


この状態ならまず、世界3位であるサティに圧勝できる並なのだ。今クレンはサティよりも実質強いという事になる。


レベル5がだ。それはひとえに称号のおかげと言って過言ではない。


(これなら、『終焉ノ迷宮』の魔物ぐらいなら余裕だな)


そして、紫炎は、早速クレン達と共に、『終焉ノ迷宮』に入っていった。

誤字脱字報告ありがとうございます。


クレンの強さがこの時点で勇者よりも強いというね少し設定ミスったかもです。

後、補足なのですが、

『勇気在りし者』は、呪いの装備に手を出した関係で称号を獲得してます。

抵抗が10000ある理由は、『紫炎の所有物』という関係もありますが、

これは呪いの装備の呪いにかかったという理由でもありますのでご了承ください。

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