ノーステリア編登場人物 と ナイトシフト
マルコ レベル八三。
全てを失い、ただ強くなろうとだけ望み、どこまでも強くなった主人公。
実は人間を殺したのは初めてのことだったが、人類種というくくりでは命のやりとりを何度もしているので、そこにさしたる痛痒はない。
強さが規格外なだけで他の面では子どもっぽいところも。
たまに見せる悪い顔は魔王のモノマネと判明。
シルフィ レベル三七。
生まれながらにして、天から全てを授かってしまったヒロイン。
しかし皆に望まれる『初代聖女の再来』にだけは届かないと自覚している。
既にその高みを凌駕するマルコや、その道を着実に歩むロロの苛酷な過去を知る。
初めて魔物を討伐したが、思うようにレベルは上がらない模様。
ロロ レベル五二。
初めて人を殺したときのことを思い出した。
今回も人を切れず消化不良である。
また剣が使い物にならなくなった。
ヴァリオス 生徒会長 三年。
マルコの力を目の当たりにして、生徒会はヘルミナ以上の問題児を抱えてしまったかもしれない、と思っている。
判断力は確かで、意外と図太いところもある。
ユリアン 生徒会 三年。
味方にすると頼りになりそうな先輩。
軍の魔法使い複数人で、スライム氷結陣を再現できないかと考えている。
サディナ 平民 生徒会 三年 蜂蜜色の髪を三つ編みにしている。
錬金術師としての腕前は既に一人前。
素材がたくさん手に入って喜んでいる。
馬車酔いしやすい。
ホリー 教師と神官を兼務している。
シルフィの担任となったのも、生徒会に同行することになったのも、親馬鹿神官長のゴリ押し。
大神官(シルフィ母)から神杖を預かるが、その出番はなかった。
エメル 二一才 レベル三九。
水色の髪の残念美女。シルフィ親衛隊。
冒険者の肩書きが活きた。
メアリー 年齢二十代 レベル三十代。
ノーマッド家の侍女にして、シルフィ親衛隊隊長。
シルフィのいるところ、どこにでも着いていく所存。
戦闘面でも明らかに素人ではない。
ガルド 三十才 レベル三一。
ノルマリアで武器屋を営む元B級冒険者。
冒険者を引退する際に、マルコに魔物目録をプレゼントした。
ダルジン 二九才 レベル三九 全盛期四六。
元A級冒険者『雷神剣のダルジン』。マルコの命の恩人。
メリッサ、ナルヴィ、アイリスと『雷鳴の旅人』というパーティーで活躍していた。
全盛期のレベル四六は、ロロが魔大陸に渡ったときと同じ。
マルコの冒険者先輩とは『雷鳴の旅人』のことである。
オズカート ガルマイン帝國皇帝 五十才。
まじめに仕事をしているバージョン。
セフォン 宮廷魔導師長 五八才 レベル六十 細身 顎髭。
普段からまじめに仕事をしている。
サーラターナ 帝國騎士団団長 三十代前半 レベル六八 青髪 帝國の英雄。
まじめに仕事をしていない。
筆頭騎士の仕事は主君の護衛だから、問題は無いとのこと。
自分が手を出してミスるより、有能な人物に任せるべきだと彼は考えている。
有能な人物が聞いたら激怒するだろう。
ナイトシフト。
S級冒険者だった死霊使いヴィルマーンと魔蟲使いパルティマスの兄弟が率いる犯罪組織。
五年前にマルコの故郷が壊滅した流行病は彼らの手によるもの。
三年前、帝國軍に潰されたが、S級兄弟だけは逃げ延び、再起を図っていた。
次回嘘予告。
ナイトシフト、魔蟲使いと死霊使いの脅威が帝都に迫る。
台所にはGが大量発生し、トイレには花子さんが大量発生する。
「お前ら全部まとめて、俺が叩き潰す!」
食材を無駄にされてぶち切れたマルコが叫び、帝都は第三の刺客、スライムに包まれた。




