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第十四話 彼と彼女と彼女と彼女?

 昨日、呼び出されて色々聞かれた訳だが、そこまで、学部での反応も変わってなかった。

 口調に演技が無くなったぐらいだろうか?

 まぁそんなこんなでもう2ヶ月だが、一つ変わった事がある。

 それは、


「フレア君?なんで、女性の服を?」


 そう、イフリールが、いやサヤカと呼んでくれと言われたから今はサヤカと呼んでいる奴が、俺の休日にまで付いてくるのだ。


「なんで、付いてくるんですかね...」

「なんでってそりゃ、秘密を探るためよ」


 正直只でさえ目立つと言うのに、サヤカが居るとさらに目立つのだ。

 それに加えて、


「サトウ様?フレア様が困っておりますので、今すぐ、早急におかえりやがれです」

「お兄ちゃんが困っているです?困らせるような奴は側には置けませんの早急に帰ってくださりませんか?」


 そう、クイサとルナだ、この二人も何故か付いてくるようになってきた。


「お前らが居るのが一番嫌なんだがな?皆帰ってくれないか?」

「嫌ですね、私と貴方の仲じゃないですか」

「何を仰いますか、フレア様、私と貴方様は一心同体、切っても切れぬ関係ですよ」

「お兄ちゃんと離れるわけありませんわ」


 なんか怖くなってきた...

 いっそ次からは、誰にも話さないで行くか?

 プレゼントを買いに来たのに、その本人が居たら本末転倒だろうに。

 というか、クイサはともかく、ルナは時々ストーキングしてるのが、一番怖い。

 逃げるか。全力で。


「あ、彼処に皆が好きな物があるぞー!」

「今好きなのはフレア君ですよ」

「フレア様ですね」

「お兄ちゃんですわ」

「なんでだぁ!?」


 思わず頭を抱える。

 本っ当に、こいつらは...


(面倒くせぇな...)


「これ以上三人とも此処に居たら、これからはバレないように移動することにしますよ」

「「「帰ります(わ)(ね)」」」

「えぇ...」


 打ち合わせでもしてきたのかな...

 まぁいいか、買い物だ買い物。

 

「えっと、アップルパイを下さい」

「あいよ、そこで待ってな」

「分かりました」


「ん?おーい、フレア君」

「あ、レックスさん」

「フレア君もこの店に?」

「レックスさんも?」

「「この店のアップルパイを?」」

「気が合うじゃないか」

「分かってますね」


 この店の名前は、ピーターベーカリー。

 パンなどを売っており。その中でも、アップルパイは、個数限定だが、それを目当てに来る客も多い。


「所でどう?学園での調子は」

「どうも言えませんね...普通に通いたかったんですがねぇ。まさか、全教科学部が地雷だとは...」

「あぁ...でも君はそれ以外だと他の人が可哀想になるからねぇ」

「ははは...」

「まぁ、騎士団は君に期待してるよ。注目のアクア君は勇者の役目を背負っちゃったからね、他にも人は居るけどアクア君ほどの剣術は中々居なかったからね」

「ははは...まぁ騎士団には入るつもりはありませんがね」

「へぇ、何で?」

「楽して生きたいんですよ、まぁそんな事が出来る程、甘い世界じゃないんですがね」

「時々、君ってその年齢よりかなり上に見えるときがあるよねぇ」


 少し苦笑いになりながら言うレックス。

 その後もレックスとは、少し世間話をして別れた。



~~~~~帰り途中のルナ、クイサ、サヤカ視点~~~~~

「ちょっと、サヤカさんでしたっけ?」

「ん?何か、ルナちゃん」

「私のお兄ちゃんに、余り近づかないで貰えますか?」

「嫌だね」

「サヤカさん?フレア様に余り近付かないで頂けませんかね?」

「貴方もですかい、クイサさん」

「ええ」

「あぁはいはい、分かりましたよっと」

「それでいいんです」

「そうですね」




 さて、プレゼントも用意し終わったし、ルナの誕生日の用意は終わったな。

 さて、どうすっかなぁ


「君」

「はい?」

「君がフレア・ロードスターだね?」

「...だったらどうするんですか?」

「ちょっと着いてきて貰えないかなと」

「その必要はあるんですかね?」

「君にも結構関係すると思うんだよね」

「何がですか?」

「勇者の卵もしくは魔王の卵を孵化させる方法さ」

「へぇそんなのあるんですか」

「知りたいと思わない?」

「結構です」

「へぇ...気にならないのかい?」

「気になりますけど、その力を得たところで何をするって話じゃないですか」

「まぁ、そうだね」

「そう言うことですよ」

「なるほどねぇ...君、結構面白い性格をしているねぇ...どう?私のの仲間になってみない?」

「何をするのか知りませんが結構です」

「そう言わずにさ」

「結構です」

「そう、なら諦めようかな」

「そうですか」

「私は帰るよ、次会う時は'敵'だと嬉しいな」

「そうならないことを祈りますよ」


 スマホを出す、手を振るふりをしながら、ステータス確認機能を使う


パシャ


「帰るかね」


(今見ないで次の機会にしよう)


 そのまま気にしないですぐに帰り始める。


「まだ面白そうな人も居たもんだねぇ今代の勇者は使えなさそうだし、彼に期待かな」


 そんな事を言ってる人が居たことには気付けなかった。



―――――――――――――――――――――

フレア・ロードスター LV1

HP 3500 『無くなると気絶、武術版MPみたいなの』

MP 6800 『無くなると気絶、人の精神力で、高いほど凄い。』

STR 1600 VIT 1900 DEX 2600

AGI 7000 INT 2800 LUC 2100

次のLVまで20EXP

SP 2500 OMSP 1200


スキル『意識して発動』

・物術LV2(12/50) 『物に関する全てを操る術』

・拳術LV2(2/50) 『拳に関する全てを操る術』

・五属術LV3(58/100) 『火炎 水氷 自然 光 闇を操る術』

・神聖術LV2(28/70) 『回復術の上位互換』

・耐神(45/1000) 『ゴッド系までのスキルの耐性上昇』


アビリティ『自動発動』

・HP自動回復 『HPの回復を早める』

・MP自動回復2 『MPの回復を早める』

・武術の才能 『HP STR DEX AGIを高める 武術を覚えやすい』

・魔術の才能 『MP INT を高める 魔術を扱いやすい』

・勇者の卵 『ステータスを10%アップ』

・魔王の卵 『ステータスを10%アップ』

・幸運男 『LUCを上げる』


称号

・転生者

・天才児

・勇者になれる者

・魔王になれる者

記憶喪失者メモリーロスト

・原神、邪神の加護を受けし者

・化け物

・男子とも女子とも言えぬ存在



クイサ LV1

HP 1000 MP 1200

STR 300 VIT 300 DEX 300

AGI 300 INT 1200 LUC 0

次のレベルまで後10EXP


スキル

・掃除LV10 『掃除が上手い』

・神剣鍛治LV10『神剣まで作れる』

・錬金術LV10 『錬金術を使える』

・奴隷術 『奴隷を作れる』

・説得術(洗脳術)LV10 『説得(洗脳)が出来る』

・感情操作LV2 (240/300) 『感情を得る、LV10になると完璧』


アビリティ

・HP自動回復 『HPの回復を早める』

・MP自動回復 『MPの回復を早める』

・メイド 『メイドの仕事が早くなる』

・機械 『感情の変化が少ない、感情操作LV10を得ると消える』

・均等 『ある程度成長しなくちゃステータスに反映されない』

・鍛治屋 『鍛冶が上手くなる』

・錬金術師 『錬金が上手くなる』

・信者 『信じている者を第一に考えるようになる』


称号

・化け物のメイド

・化け物の信者

・化け物

・感情を得た機械

ある程度、話数が増えたら今回見たいにフレアとかのステータスを書きたいと思います

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