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第十話 ディダス学園

 自分は今八歳だ、魔術の勉強はクイサと平行して行ったのでもうすでに中級まで終わっている


ーーーーーーーーーーー

 この世界の魔術は初級、中級、上級、超級まであり、八歳の頃は初級を一属性出来ればいい方ぐらいです。フレアは全属性だったので少し長引きました

ーーーーーーーーーーー


 あの教師達は学園に入るまでの間までだそうで、別に急がずとも今年で一旦終わったらしい。


 くっそ、無駄に努力をしてしまった...


 そして今日は学園のどの学部に入るのかお母様、ルナ、ニア、そしてクイサと相談してる

 学部は全部で五つあり、武術学部、魔術学部、貴族学部、冒険学部、全教科学部だ。


「俺は、冒険学部がいいんだけど」

「駄目よ、冒険学部は冒険者になりたい人が行くっていうとても人気の無いところなのよ」

「付け足しで言わせていただきますと、冒険学部は、冒険者が依頼を受けて教えると言っていますが、ほとんど教えられるという事がありません」

「そうね、金の無駄だわ」

「えぇーそんなぁ」

「貴方は騎士学部か魔術学部でしょうね」

「そうですね、フレア様はたたでさえ余り言うことを聞かないんですから、騎士学部の寮生活で、言うことを聞くと言うことを学んできてください」

「だめです!フレアお兄ちゃんは、全教科学部でその優秀さを知らしめなくちゃ!」

「結局どうすれば...」

「「「全教科学部でいいんじゃない?(ですか?)(ですわ!)」」」

「あ、あぁそうするよ」

「寮生活だけはやめてくださいね?お兄ちゃん」

「あぁ分かった」

「じゃあ、学園の準備をしましょうか」

「分かりました」



~~~~~~当日~~~~~~

 よし、これで準備はOKだ、バックには、騎士学部用の剣と鎧、魔術学部用の杖とローブ、貴族学部用の服、そして冒険学部用の冒険者セット。

 ある程度はバックに入れているが、流石に邪魔なのでアイテムボックスに少し入れている


「よし、行ってくるよ」

「行ってらっしゃいませ、フレア様」

「行ってらっしゃい、フレア」

「すぐ帰ってきてね!お兄ちゃん!」

「じゃあクイサ、行きまで頼むよ」

「分かっております、行きましょうか」


 学園の門まで来た、今更知ったが名前はディダス学園、とありきたりな名前だった。

 自分以外にも新入生が居て、皆思い思いの顔をしている。


「じゃあ行ってくるね」

「特に心配事などは無さそうですが、気を付けてくださいね?では、行ってらっしゃいませ」


 そうして門の中に来た、ホールがあり、そこに学部別に、行く道が書かれていた。


「お?俺は...あっちか」


 さっきまで、無茶苦茶人が居たのにこっちには人が全然居ない。

 居たとかしても、掃除に来た人だけだった。

 ここであってるのかな?


「あった、あれか」


 向かった廊下の一番奥に、まるで魔王でも居るみたいなプレッシャーを放ってる大扉があった。


 コンコン


「えぇっと、失礼します」


 ギィィィ


 とても使われているとは思えない音がして、開いた先は


「zzz」


 そこに居たのは、白髪の、美人なお姉さんが居た。


「え、えぇっと」

「zz...ん、お?、我が学部にも久々に人が来たのかな?」

「え、あ、はい」

「ほむ」

「え、えっと、何でしょう?」

「中々に優秀そうだね...よろしくね?」

「あ、はい」

「自己紹介しようかな、私はイフリール、族名は、名乗らないでいいかな?」

「あ、大丈夫です。自分はフレア、フレア・ロードスターです」

「へぇー君がそうなのか、'全属性君'?」

「あ、あれ?知ってたんですか?」

「そりゃぁねぇ?王様から直々に相談されたからねぇ」

「はぁ?」

「そんな嘘言うな見たいな目をしないでくれよ~結構君の事気に入ってるんだけどねぇ?」

「じゃあせめて、そんな寝癖ボーボーの状態を治してから行ってくれないか?」

「おっと、そうだった《ウォーターボール》」

「魔法でそんな...え?」


 ウォーターボール、それは普通、円球で、中は全部水形など変えるのは至難の技だ。

 動かすのにも、直線ぐらいしか難しい。


「そんな...俺だってまだ、四角までしか出来てないのに...なんで、櫛みたいな形に...」


 そう、櫛の形にしたのだ。

 櫛の形にするのは多分フレアが一年ずっと休まず練習したって出来ないだろう。

 それなのに、イフリールはまるで、当たり前のように、櫛の形にし、当たり前の用に自由に動かしている。


「あれ?驚いちゃった?驚いちゃったよね?」

「どうやってるんだ?」

「口調がキツくなってるよー」

「あ、すいません」

「これが、'魔力操作'の差だよ、確かに君は、魔力も高いし全属性もある。だが、まだ甘い。この学園はそれを教えるために作ったのさー」

「な、なるほど」

「まぁ、頑張ろうねー」

「はい!」

「後、ごめん、考えたら、一回挨拶したら直ぐに向かわなきゃ行けない所が合ったんだった」

「あ、そうか、集会か」

「そうだねー、まぁ、ゆっくり行こうか」

「大丈夫何ですかね?」

「私がルールだー」

「何言ってるんですか...」


 まぁそんな雑談しつつ、十分ぐらいたった時に


「あ、そうだ、自分の属性を教えて無かったねー」

「?」

「自分も'やろうと思えば'全属性だよー」

「どういうことですか?」

希少レアて事なのーね」

「そういうことですか」


 まさか希少レア持ちが居るとは思ってなかった。

 ステータスは今じゃなくていいか。

 


  今見ないせいですぐに酷いことに合うのだが、今のフレアは知らない。



「ここだねー」

「あの?俺が知ってる扉と違うんですが?」

「入れば分かるねー」

「はい?」


 ガチャ


 そこは、集会場の壇上だった


「え?大丈夫なんですか?イフリールさん?」

「大丈夫なのねー」


 そこで一言、一人の先生がこう言った


「皆!静かに!学園長が参りました!」


 学園長?


「え?イフリールさんって学園長だったんですか!?」


 ザワザワ ザワザワ


「学園長の後ろに居る人誰だ?」

「彼氏かな?」

「歳の差カップルか...いいですわ!」


「静かに!学園長のお話です!」


「はい、皆来てくれてありがとう。私の学園、ディダス学園に。私は何のためにこの学園を作ったのかと言うと、将来に役に立つ人がここで育ってくれればいいなって思ったんだ。だから、皆是非ともここでは遠慮しないで、優秀になって、将来のディダスを支えて欲しい。私の願いはこれだけです、是非とも皆心に入れて置いてね?」


 あれぇ?なんだか、すごい、カリスマがあるように見えるぞ?さっきまでの人とはまるで違う!?


「最後に、なんと、全教科学部に入った人が居るんだ」


 ザワザワ ザワザワ


「え?あの全教科学部にか?」

「あの、認められないと入れないっていう?」

「どんな奴なんだ?」

「学園長...そんな事私達(教員)にも言ってませんよ!?」


 え?マジで!?


「それが私の後ろに居る、フレア君だ!」

「え?」

「ほいほい早く早く」

「ちょっ!?押さないでください!」

「はい、この彼が全教科学部に入った生徒だ」


 え、えぇぇぇぇ!?ちょっ、こんな目立つとか聞いてないよ!?

 あ、兄さんだ、驚いたような顔でこっちみてる。


(こんなに人が居るのか...ここで暴れてみたいなぁ)


 あれ?俺、今何て考えてた?


「ほら、何か一言」

「あ、えっと何を言えば」

「ほら、何か意気込みとかさ」


「え、えー、私が全教科学部に入るフレアと申します。自分は期待されるほどすごくないので気にしないでください」


 ザワザワ ザワザワ


「嘘だ」

「嘘ですわ」

「嘘だな」

「イケメンじゃない、彼?狙おうかな?」


 あれぇ?可笑しいぞぉ?恙無く学園生活を終わらせるつもりが...


「皆、勿論このフレア君の発言は嘘だよ。彼は、属性は全属性、魔力は検査玉が壊れるくらい、それに、武術も、勉強を並以上、すごいよね」


 ザワザワ ザワザワ


「あれが本物の『天才』か」

「『天才』だな」

「『天才』ね」

「これは...嫁ぐしかない!」


 あぁぁぁ俺の平凡な学園生活がぁぁ


「そうだね、信じられない人も居るかもしれないし、武術の方を見せてもらおっか」

「え?」

「バルト、ちょっと来て」

「え?」

「じゃあ、闘ってもらおうかな?」

「えぇぇぇ!?」


 ザワザワ ザワザワ


「バルトってあの?」

「あの『一騎当千』のバルト?」

「実力試しにしちゃあ強すぎないか?」


「よぉフレア殿?手加減してやるからかかってきな?」

「え、えぇ?(しょうがない...やるしかないか)」


 持ってたバックから二刀の短剣を取り出す。

 バルトを見る、頭の上に、《ランク:B》と書かれていた。


「へぇ『短剣使い』か」

「えぇ、手加減はしてくださいよ?」

「分かってらぁ」

「二人とも準備はいいわねぇ?始め!」



 フレアは後ろに下がる。

 バルトがこっちへ走る。

 フレアは一旦止まり、前へ走る準備。

 バルトは警戒して、止まる。

 フレアはその隙に走り出す。

 尚、走り出ししか見えなかった。

 バルトが見失ってる間に後ろから斬りかかる。

 危機を察知して即座に前へ飛び後ろに剣を構えるバルト

 短剣と剣がぶつかる。

 ぶつかった瞬間にフレアは後ろに下がる。


「おい、フレア?何をした」

「走っただけさ」

「何かの魔術だろ?」

「走っただけっつってんだろ」

「口調はどうしたよ...っ!?」


 フレアは直線上に走る。

 見えない速度でバルトの懐に入り短剣をブスり。

 ギリギリ後ろに下がり致命傷を避けたバルト。


「それまで!」

「ありがとうございました」

「お、おう...ゴフッ」


 血反吐を吐くバルト。

 回復係に治療をされる。

 だか少し遅い


「あぁ、もう、遅い!自分がやります!《ヒール》!」


 魔力を少し多目に込めたヒール。

 だが、かなりの効果を出した。


「あれ?もう治ってんのか?」


「皆、見た?あれが、このフレアの実力よ。回復術を見た事がある人分かると思うけど、普通は《ヒール》じゃあそこまで治らないわ。しかし、フレアはそれをやってのけた。武術も魔術も両方出来る。これが、皆の目指すべき姿よ」


 ザワザワ ザワザワ


「あれがもしかして『勇者』って奴か?」

「もしかしたら『魔王』かもしれないぞ?」

「何いってんだ、この第一大陸は、女神様の加護を受けて魔王とかそんな強力なのは生まれないはずだ」

「じゃああれは何だ?」

「『勇者』だろ」

「そろそろ神託の儀があるし、直に分かるだろ」


 あぁ...全部外れです。


「おい、フレアさんよ」

「フレアでいいですよ、何ですか?」

「じゃあフレア、聞くが何で武術を使わなかった?」

「何の事でしょう?」

「お前のあれは'力だけ'だった」

「...」

「何で、使わなかった?情けか?」

「まぁ、そうですね」

「認めるのか...せめて武術を使って欲しかったがなぁ」

「すいませんね」

「まぁいいや、次までには追い付いてやるからな」

「頑張ってくださいね?」

「ぐぬぬ」


「静かに!」

「ありがとう、では、皆の衆!このフレアを越せるような勢いでやらないと、落ちこぼれ認定されちゃうからね?是非とも頑張ってくれたまえ。では、次の集会で」


 パチパチパチパチパチビチ


 ガチャ


「ちょっと!?イフリールさん!?聞いてませんよ!」

「イフリールって名前聞いたら分かるって思ったからさぁー」

「教えてくださいよ、まったく」

「ごめーんね?これからよろしくね?フレア君?」

「分かりましたよ、宜しくお願いします」

「今日はこれで終わりだからまたねー」

「はい、ありがとうございました」


 と俺はスマホを出す、他の人には見えないから楽だ、ステータス確認機能っと。


 カシャッ


 家に帰ってからみよう。

 じゃあ教室に荷物を置いて帰るか。



読んで頂きありがとうございます

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