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記憶喪失者《メモリーロスト》の異世界転生   作者: 月口 夕田
第一章 この世界と幼少期
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第八話 クイサと感情

~~~~~クイサ視点~~~~~

 私は、クイサ。

 機械の身でありながら、マスターのお陰で意思を得られた。

 マスターは何とも思っていないようだが、私はとても感謝している。

 意思を得たばかりだからか、感情を上手く出せない、どうした物か。


 私は今、マスターの家のニアというメイドにメイドとしての流儀とやらを教わっている。

 マスターは


「あまり真剣に考えないでおいてくれるか?、自立した時はメイド以外の役割をやって貰うから、メイドだけを重要視して貰うと後々面倒くさいし」


 と言っていたが自立した後の役割もメイドじゃ駄目なのだろうか?

 質問してみたが


「メイドって役割だと、貴族の坊っちゃんって思われて、自分が思う仕事が出来そうにないからさ」


 と言っていた


「まぁ覚えておくのはいいけどね」


 とも言ってた


「ちょっと?クイサさん?聞いてる?」

「はい」

「...まぁいいわ フレア様は敬語じゃなくて良いって言うかもしれないけど、メイドは主人には敬語が当たり前だから、そこを間違えちゃ行けないわよ」

「分かってます」


――――かくかくしかじか――――――


「質問とかはあるかしら?」

「感情とはどう出せばいいのでしょうか?」

「そうねぇ...メイドとしては無感情がいいのだけど?」

「マスターが少しは感情が欲しいと言うので」

「へぇ... ってさっきそのマスター、て呼ぶの止めなさいって言ったでしょ!」

「マスターはマスターです」

「そういう事じゃなくて...あぁもういいわ!」

「?」

「感情を教えるから!感情が分かったら、そのマスターってのを、フレア様に変えなさい!」

「分かりました」


 それから私はニアさんにメイドとしての流儀と感情の特訓が始まった。





 クイサが、部屋に戻ってきてから、何か決意を固めたような顔をして自分に話しかけてきた。


「マスター」

「何だ?」

「私はニア様に、感情の勉強を教わる事にしました」

「そうか」

「許可して頂けますか?」

「別に許可するも何もないだろ?クイサはクイサだ、俺が何かを許可しなきゃ行けない存在じゃない まぁ勝手に呼ぶことはあるかもしれないが」

「!...有難う御座います!」

「じゃあ頑張ってこいよ」

「はい!」


 まさか感情の勉強を教わるとは。

 俺がちょっと感情が欲しいとか言っちゃったからか?

 気を詰めすぎなきゃいいが


~~~~~クイサ日記~~~~~

一日目

 ニア様に言われて日記を書くことにした。

 今日はマスターに許可を貰って別々に生活をする許可を貰った。

 ニア様は次に合ったときに驚かせよう、と言っていたが驚いて貰えるだろうか


七日目

 自分がマスターから離れて七日目になった。

 なんだが少し心細い、その事をニア様に相談したら


「それが『不安』という感情だと思う」


 と言われた、これが不安なのだろうか?


『クイサアプリの感情項目に 不安 が追加されました。』


十二日目

 今日は少しマスターに会えました。

 中々元気そうで何というか心が穏やかになれました。

 それをニア様に報告する。


「それは多分『安心』かな?」


 と言われた、これが安心という感情なのか?


『クイサアプリの感情項目に 安心 が追加されました。』


十五日目

 今日は一日マスターの隣に入れました。

 ずっと心の内から楽しいような感じの感情がありました。

 ニア様は


「それは多分『喜び』だね」


 少し自分でも分かっていたが、喜びという感情はこう言うものなのか。


『クイサアプリの感情項目に 喜び が追加されました。』


十七日目

 少しマスターと居る時間が長くなりました。

 ここのところ自分でも分かる感情が増えた

 一つは『感謝』マスターのお陰でこの自分が居れるという感情は多分感謝なのだろう


『クイサアプリの感情項目に感謝が追加されました。』


 二つ目は『驚愕』時々マスターは自分でも驚くような事をする事があります。

 例えば、怒ってるリーリア様から逃げるためだけに、地面を掘って、絶対にバレないような入り口を使った秘密基地などを作っていました。

 この感情が驚愕なんでしょうね


『クイサアプリの感情項目に 感謝 驚愕 が追加されました。』


四十日目

 ここの所日記を書くよりも疲れからかすぐ寝てしまう。

 フレア様が、武術の練習が終わった後に何というか、少し欲求不満が現れてる時があるので、自分が少し模擬戦を致しましょうか?と言ったら、とても喜んでくれた、自分も嬉しかった。

 甘かった、フレア様が手加減をしているとは言っても元々が強すぎるため自分では少し厳しかった。

 反省しよう。

 終わった後は、自分もかなり汗を掻いていたので、お風呂に入りたかったが先に、フレア様が入りそうだったので遠慮した。

 その時にフレア様が発した言葉が


「大丈夫か?一緒に入る?」


 だ、その後に自分が言った言葉に気付いたのか、顔を赤らめて、顔を逸らしていた。少し可愛かったかもしれない。

 勿論断ったが


『クイサアプリの感情項目に 反省 羞恥 拒否 疲労 愛しさ が追加されました。』


六十五日目

 フレア様が馬鹿な事をした。

 まさか自分の限界が知りたいからって家の屋根から飛び降りるとは、無傷だったが自分の不安な気持ちを考えて欲しい。

 他の人には見られて居なかったが、これからはやめて欲しい。


『クイサアプリの感情項目に 恐怖 悲しみ 怒り が追加されました。』


~~~~以後省略~~~~


クイサに感情を持たせました。

フレアを貶されるとあからさまな敵意で迎え

フレアが喜ぶと自分も喜ぶと言った感じです


ちなみに現在のクイサのステータスは


クイサ LV1

HP 900 MP 1100

STR 200 VIT 200 DEX 200

AGI 200 INT 1000 LUC 0

次のレベルまで後10EXP

スキル

掃除LV10 神剣鍛治LV10 錬金術LV10

奴隷術 説得術(洗脳術)LV10 感情操作LV2 10/300

アビリティ

HP自動回復 MP自動回復 メイド 機械 均等 鍛治屋 錬金術師 信者

称号

化け物のメイド 化け物の信者 化け物 感情を得た機械


となっています。

アビリティ 均等の影響である程度成長しないとステータスに反映されないようになっています。


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