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近衛戦記  作者: 島隼
第三章 帝国の策動
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第六話 布告

 フォルティスから帝国軍についての報告を受けてから三日後、ウォルトは朝から部屋のカーテンを開けること無く、薄暗い執務室の机の席に座り眼を閉じ考え込んでいた。この後、帝国軍への対応を協議するために緊急の元老会議が開かれる予定になっている。

 この三日間の間、帝国軍は着実にダルリア王国との国境に近づいていたが、未だ目的は判明していなかった。それ故にウォルトも行動を起こすことができずに苛立っていた。

 席を離れないまま昼を回ったころ、扉を叩く音にウォルトは目を開ける。

「陛下、元老の皆様がお揃いになりました」

「わかった。すぐに行く」

 侍従の声にウォルトは立ち上がると、部屋を出て元老院へと向かった。

 

 元老院内の会議室には、既に大公アウロ・グラウィス、ヴェチル卿オリゴ・ヴェチル、サビオ卿クレーネ・サビオ、バサルト卿レトラ・バサルトが会議卓に座っていた。ある程度の状況は伝え聞いているのか全員が厳しい表情をしている。他二人の元老であるオルコット卿フォンス・オルコット、リウス卿コルト・リウスは領地が三日で来れる範囲ではないためこの場にはいない。

 ウォルトが部屋に入ると元老達は立ち上がると深々と一礼し、ウォルトが座るのを確認すると再び席に着いた。ここは定例の元老会議が開かれると部屋とは異なる部屋である。

 ウォルトと元老達が座っている会議卓は半円形をしており、円の欠けている側には石の台座に載せられた通信球が五つ、会議卓と同じように半円形に並べられている。床には全面に広がる巨大な魔法陣が描かれており、五つの通信球を使用して同時に五か所と遠距離の会話ができるようになっていた。今日この場に来られなかったオルコット卿フォンス・オルコットとリウス卿コルト・リウスは通信球を通して参加することになっている。

 ウォルトはこの場にいる元老達を一度見ると、近くで控えていた通信官を呼んだ。

「通信球を開いてくれ」

「かしこまりました」

 通信官は魔法陣の中心に手をかざすと『力ある言葉』を唱える。魔法陣は通信官の言葉に呼応し要所の魔石が光りを放ち、最後に五つの通信球の中央寄りの二つが青い輝きを放った。

<<フォンス・オルコットです>>

<<コルト・リウスです。通信球の開きを確認しました>>

 フォンスとコルトは既に準備をしていたのか、通信球が開かれるとすぐに本人達の声が聞こえた。通信官はそれを見届けるとウォルトと元老達に一礼し部屋を出て行く。

「よし、では元老会議を開始する」

 ウォルトは元老会議の開始を宣言した。

「陛下、まず現在の状況を説明してもらえないでしょうか。申し訳ありませんが現状把握が正確に出来ておりません」

 アウロの住む公都シーキスはここからちょうど三日程の距離であり、連絡を受けてすぐに公都を出たため状況を詳しく知る程の時間的余裕がなく、他の元老達も同様だった。

「そうか。では、まず現状を説明する。一月程前から帝国の外征軍が帝都ベルドに集まり始めていた。外征軍が帝都に集まること自体はそれほど珍しいことではないが、その外征軍が帝都を出た後に南下し、ダルリアとの国境に向けて軍を進めている。近衛からの報告によると三日前の時点で到着まで十日から十五日程とのことだ」

「外征軍の規模はどれくらいなのでしょうか?」

 クレーネがウォルトに尋ねる。

「正確な規模は近衛が調査中だが、三万から四万程だ」

「三万から四万……。相当な規模ですね。帝国から何か意思表示はあったのですか?」

 クレーネは外征軍の規模を聞き改めて事の深刻さを認識したのか、表情が先ほどよりも厳しさを増した。

「いや、何もない。侵攻するつもりなのか、演習なのか、目的は未だ不明だ」

「前回と同じようにダルリア・セシル同盟に対する牽制が目的ということは?」

 十二年前、ダルリア王国はロビエス共和国と経済協力を結ぼうとしたが、アルデア帝国はこれをいずれ軍事同盟に発展すると警戒し、締結すれば攻撃するとの暗黙の意思を侵攻により示してきた。

「可能性は無くは無いが、今回の同盟はロビエス共和国のような大国とではない上に、秘密裏の締結ではなく他国にも既に公にしている。それが理由とは考え難いな」

「こちらは何か動きを? 見たところ緊急展開師団はまだクラウストルムにいるようですが、何故派遣なさらないので?」

 今度はオリゴがウォルトに尋ねる。オリゴは王都に居を構えているため他の元老よりは状況を把握しているようだった。

 王国騎士団は元老会議配下の組織のため国王といえども自由に動かすことは出来ないが、他国から侵攻された場合などの有事の際は、緊急展開師団の防衛派遣のみ国王の単独で行うことが出来る。それが行われていないことがオリゴには疑問のようだった。

「うむ。こちらはルークを通して北方師団に警戒態勢を取らせた。緊急展開師団の派遣も考えたが、帝国の目的がはっきりしていない以上は早まった動きは避けた方が良いだろう」

「確かに。帝国にダルリアに侵攻する意思があったとしても、実行に移すための口実がない可能性があります。帝国が大陸の覇権を狙っていることは周知の事実ですが、それを口実にすれば他国の反発を招き大陸中を敵に回しかねない。とすれば、今回の動きは侵攻するための名分を作る挑発行動の可能性も否定できない」

 アウロがウォルトの考えに同調する。

「そうだ。緊急展開師団を国境に派遣することにより、逆に我々が帝国に侵攻する意思ありと他国に触れまわり、帝国に領土防衛という名分を与えかねん」

「しかし、どうやって帝国の目的や名分の有無を確認するので? 帝国が前もって宣戦布告を行うと御思いか?」

 他国との戦争を行う際に、その国に対し事前に宣戦布告することが昔からの習わしである。しかし、帝国は習わしよりも戦争に勝つことを優先するために事前の宣戦布告を行うことはせず、前触れ無しに他国へ侵攻し後から侵攻理由を宣告することが多かった。だが、それでも第三国が相手国への支援を行うことを防ぐ意味で、それなりに侵攻する理由が存在していた。

 ウォルトが知りたいのはまさにそこだった。帝国にはダルリア王国に侵攻するための大義名分を持ちえているのか、否か。持っていなければ今回の動きはアウロの言うとおり名分を作るための挑発行動の可能性も高かった。

「帝国が前もって宣戦布告を行うことなど期待していない。だが、それ以上に戦争そのものを防ぐことが大事だ。帝国が侵攻する名分を持ち合わせていないのであれば、それをこちらから提供するようなことは断じてあってはならない」

 ウォルトは無意識に声を荒げた。

「ですが、目的や侵攻の意思が判明するまで待って、手遅れになったらどうするのです? やはり、緊急展開師団を派遣すべきです。それを侵攻の口実に使われたとしても、こちらの動きが早ければ帝国軍の侵攻を食い止めることが可能だ」

 オリゴはウォルトが緊急展開師団を派遣していないことが不満のようだった。

<<ヴェチル卿の意見には一理あると思います。帝国軍の規模の大きさから考えて、早めに行動に移すべきです。やはり緊急展開師団を派遣すべきではないでしょうか?>>

「しかし、帝国に侵攻の意思が無かったらどうするのです? 本当に単なる演習かもしれない」

 通信球からフォンスの声が届きオリゴの意見に同調したが、レトラはオリゴの意見には反対のようだった。しかし、その意見にオリゴは声を荒げる。

「目的などはっきりしている!! この国への侵攻だ! たかが演習に四万もの兵を動員すると御思いか? あれほどの軍を進軍させるのにいくら掛かると思っている!!」

「ヴェチル卿、落ち着いて下さい」

 豪商のオリゴらしい意見だったが、あまり適切な意見ではないと思ったのかクレーネがオリゴを宥めた。

「ヴェチル卿の言うとおり帝国は侵攻してくると覚悟を決め、早めに派遣すれば帝国が侵攻して来たとしても防ぐことができるだろう。しかし、戦争になれば多くの犠牲者が生まれ、長期戦になればこの国の民も苦しむことになる。私は出来る限り戦争を回避したい」

 ウォルトは自らの思いを述べる。国王として王国の民が戦争に巻き込まれ、苦しむことはなんとしても避けたいという思いだった。

「では、今後の動きはどのように?」

「うむ。帝国の目的がはっきりするまで緊急展開師団の前線派遣は行わない。しかし、侵攻してきた際に手遅れにならない距離にまでは派遣し、そこで陣を張らせ待機させる。距離的には国境から二日程のあたりがよいだろう。その距離であれば、国境に近過ぎず、遠すぎない。帝国軍が国境まで二日程の距離まで進軍して来る頃には目的や侵攻の意思も判明してくると思われる。その後の動きについては帝国軍の動きを見て判断したい」

「なるほど。確かに国境まで二日掛かる距離であれば帝国に口実を与えることにはならないでしょう。仮に帝国が国境到着と同時に侵攻を開始したとしても、二日間であれば北方師団だけでも持ちこたえられる。私もその案に賛成します」

 アウロがウォルトの意見を補足すると共に賛同すると、他の元老達も異論は無いようであった。ただ一人、オリゴだけは表情から賛同していないようであったが、他の元老達が賛成している以上自分だけの意見では覆らないと思ったのか何も言わなかった。

「賛同を感謝する。それと、今後の判断は即時性が要求される。今日この場にいる者はしばらくの間王宮に残ってもらいたい」

「かしこまりました」

「承知しました」

 クレーネとアウロがウォルトに同意した。オリゴとレトラは最初から王都に居を構えているため、この点は特に問題はないようであった。

「オルコット卿とリウス卿は常に通信球で連絡が取れるようにしておいてもらいたい」

<<承知しました。ただ、私の領地は帝国側に幾分近いため何があるかわかりませぬ。仮に私との連絡が不通となった場合には陛下に私の元老権限を委任致します>>

 リウス卿コルト・リウスの治める街マウトサントは王都の北、北方師団の防衛範囲内にあり、隣接しているわけではないが、王国内の大きな都市の中では最も帝国領に近い。

<<私も同様にさせて頂きます>>

 コルトの提案にフォンスも同調した。オルコット卿フォンス・オルコットが治める街オーシャルカーフは王都の南にあるカリフ海に面した港街であり、南方師団の防衛範囲内にある。オルコット家はダルリア王国の王妃フロリア・オルコット・カイザスの出身家であり、フォンスはフロリアの実兄である。

「承知した。その意思受け取らせて頂く。では、今日はここまでとする」

 ウォルトはコルトとフォンスの提案を受け入れ、元老会議の終了を告げると緊急展開師団の移動手続きに入った。

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 元老会議から数日が過ぎたが、フォルティス達近衛騎士団は未だ帝国の目的を掴むことに奔走していた。待機部屋には警戒態勢を取っていることもあり、いつも以上に多くの近衛騎士達が哨戒の引き継ぎや細かな意識合わせを行っている。

 元老会議から既に九日が経っていたが、四日前に帝国軍は突然進軍を停止し、陣を構えると動きを見せずにいた。進軍を停止した理由はわからず、その行為がフォルティスに更なる焦りを与えた。国家防衛の判断を下すのは国王と元老達であり、実行するのが王国騎士団だが、判断を下すための情報を収集するのはフォルティス達近衛騎士団の責務である。しかし、フォルティス達は未だ帝国の目的を掴めていない。

 アウロと共に王宮に来ていたボスト率いる大公宮の近衛騎士達も、諜報部隊との連携役として共に動いていたが成果は上がらなかった。

 しかし、フォルティスの焦りを嘲笑うかのように、帝国の意思は思わぬ形で判明する。

 フォルティスが自席でクラウスからの報告を受けていた際に突然、大勢の近衛騎士達のざわつきを掻き消すほどの大きな音で待機部屋の扉が叩かれた。そのあまりの大きさに待機部屋内部が静まり返り扉の方に視線が集まると、直後に扉の外より焦りと緊張の入り混じった男の声が聞こえてきた。

「フォルティス様!! 至急ご連絡があります!!」

 本来名を名乗るのが礼儀であるが、それすらもままならぬほど切羽詰まったような声だった。

(なんだ? 誰だ?)

 フォルティスは誰かはわからなかったが、その聞き覚えのある声に扉付近にいた近衛に扉を開けるように促し近衛の一人が扉を開けると、男が転がり込むように部屋へと入りフォルティスの前まで来る。その男は王宮の通信官であった。

「どうした?」

「フォルティス様!! 至急陛下にお取次を願います!!」

「なんだと? 理由は? 落ち着いて説明しろ」

 フォルティスはその通信官に冷静になるように言ったが、挙動は変わらなかった。

「アルデア帝国より通信球が強制的に開かれました!! 陛下に話があると!」

「何だと!!」

 まったく予想していなかった事に、この場にいる全員が息を呑んだ。そもそも帝国とは国交が無く、同意された通信球の繋がりは無い。本来通信球は同意のもとで設置し、魔法陣内に相手方を示す事柄が描かれることにより通信を開くことがが可能になる。しかし、非常に高度な魔法であり好まれることではないが、相手の通信用魔法陣の正確な場所さえわかれば強制的に通信球を開くことは可能だった。

「誰からだ? バルド・グラネルトか?」

「いえ、違います! 名は名乗っていませんが、若い男です!」

「若い男?」

「何故名を聞いていない!!」

 共に話を聞いていたクラウスが通信官を叱責する。

「も、申し訳ありません。ただ、帝国からの通信で今の状況下、急ぎフォルティス様にご連絡をと……」

 通信官はクラウスの言葉にうまく返答できないのか口籠る。

「わかった。まず俺が話す」

「は、はいっ!」

 フォルティスは通信官、それにクラウスと共に通信室へと向かう。ボストは近衛騎士達を指揮するために待機部屋に残った。

 通信室へと入ると中央の通信球は青く輝いたままになっており、フォルティスは通信官に外で待つように伝えると通信球の向こうで待ち構えているはずの相手に声を掛けた。

「近衛騎士団長、フォルティス・ブランデルだ。そちらは?」

<<……ウォルト殿に話があると伝えたはずですが?>>

「アルデア帝国の者とのことだが、まず名を名乗られよ。得体のしれない者と陛下を引き合わせる訳にはいかない」

<<ああ、これは失礼しました。私はアルデア帝国国王付き政務官、ザイル・ダイメル。貴国の国王ウォルト・カイザス殿と話がしたい>>

(政務官だと。評議員ですらないではないか……)

 政務官とは、ダルリア王国でいうところの実務担当の文官である。とても他国の王と直接話をするような立場ではない。

「要件はなんだ?」

<<ウォルト殿と直接話をさせて頂きたい>>

「……政務官が本気で陛下と直接話ができると思っているのか? 陛下と話したければそちらもバルド・グラネルト殿、せめて評議会議長を連れてくるべきではないか?」

<<無礼は承知の上です。ですが、私は我が国の国王バルド・グラネルトの直接の実務担当であり、今回の件の全権を任されています>>

「今回の件とは?」

<<説明は不要でしょう? 私の要件はそれに関することです。ですが、無理にとは言いません。そちらに興味が無ければ失礼します>>

(くっ……)

 未だ帝国の目的がわかっていないフォルティスにとっては、断れる状況ではなかった。

「……わかった。陛下をお連れする」

 フォルティスは隣りにいたクラウスにウォルトを連れてくるように告げた。フォルティスにとってその行為が相当な屈辱だったのか拳を硬く握り締める。

 クラウスが部屋を出て行くと、フォルティスはザイルと会話することなく通信球を睨みつけていた。フォルティスはなるべく情報を聞き出したかったが、ザイルはウォルト以外には話す意思がなく、しつこく聞いて通信を切断されるわけにもいかなかった。

 こちらから相手に対し強制的に通信球を開くためには帝国側の通信球の位置を知る必要があるが、それは判明していない。主導権は完全にザイル側に握られていた。

 そして、それ程の時を待たずにウォルトは通信室へと入ってくる。

「フォルティス。よい、下がれ。私が話す」

「はっ」

 ここに来る途中クラウスに大体の話は聞いたのだろう、部屋に入るとウォルトはすぐにフォルティスと入れ替わり通信球の向こうの相手に話しかけた。

「ダルリア王国国王ウォルト・カイザスだ。要件はなんだ?」

<<これはウォルト・カイザス閣下。私はアルデア帝国国王付き政務官ザイル・ダイメル。我が国王バルド・グラネルトからのお言葉を預かってまいりました>>

 ザイルはわざとらしい程の丁寧な口調で話し始めたが、その口調がウォルトを苛立たせる。

「前置きは必要ない。話せ」

<<わかりました。では国王バルド・グラネルトのお言葉を伝えます。

 

 

 「ダルリア王国に告げる。十二年前、我らより奪いしヒリーフの村、今までの返還要求

   にも係わらず未だ我らに返還されていない。

   我らも平和的解決の望んだが、これ以上引き延ばすことはできない。

   よって、ここにダルリア王国に対し宣戦を布告し、ヒリーフを奪還する」

 

 

 以上です>>

「……なんだと?」

 ウォルトが戸惑いの声を上げる。

<<私は今回の軍の司令官を任ぜられています。戦場では正々堂々と戦わせて頂きます。以上>>

 ザイルはこちらからの返答を待たずに一方的に通信球を閉じた。

「……ふざけたことを。フォルティス、帝国軍の位置は?」

「国境から三、四日程の距離です」

 フォルティスからの返事を聞くとウォルトは足早に通信室を出て行った。

 

(……帝国が、宣戦布告だと?)

 

 

 

 

 第三章 帝国の策動 完

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