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君か世界を殺す日に  作者: 雪兎
3/4

 


.。o○.。o○.。o○.。o○



 語られた残酷な過去に彼の顔は歪まず、むしろ何処か納得していた。

 嗚呼そうか。あれは生きる事をどうにも思っていない瞳だったのか、と。それと同時に、少女の瞳の色と同じ夜空色の髪が脳裏に浮かんだ。

 彼が過去に一度だけ起こしてしまった、壊してしまった、大切だったモノ。ソレを思いつつ、おそらく自分と同じだろう少女に、彼が出した答えは。


「理由は聞いた。オレの名はゼスト。

 オレの名に賭けて、殺してやるよ、お前を。

 お前が死ねる状態になった時、オレが絶対お前を殺す。」

「………私の名はフィユリア。………貴方の名に賭けて、

 私を殺して。何があっても、絶対に。」


 そして歯車は動き始めてしまった。歪な出会いと関係によって生まれた、最悪の未来への歯車が。ソレを止められるのは………
















































































































 





 誰もいなかった。この時には。


 運命の歯車は、幾重もの数によって構築されている。

その中の数個が混ざり、推測や、未来が変わっても、何らおかしくはない。


 だからなのだろうか。彼と少女が、出会うはずのなかった、二人の縁近き人に出会っていくのは。



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