パロンと悪魔のゲーム工場 ~魔王GAMES~
登場人物紹介
パロン・ドッピオ
(本名:パロン)
男の子。15歳。身長148cm。
ゲーム好きの少年。よくママにゲームを買ってもらう。
クレマク・レヴァンタ
(本名:クレマク)
女の子。15歳。身長165cm。
ゲームが好きだが、飽きっぽい性格。
魔王様 男。年齢不詳。
世界征服を企む悪の大ボス。
魔法使い 女。年齢不明。
魔王様に仕える魔法使い。
勇者 男。年齢不明。
世界を平和に導く正義のヒーロー。
パロン「ママ!ゲーム買ってよ!」
ママ「ダメよ!昨日も買ったでしょ!
パロン「嫌だ嫌だ嫌だ~」
その様子をみていた魔法使いは…魔法使い「パロン君、おいで。」
と手を広げて言うと、 パロン「あーーー!!!!」
と言って飛び込んでくる。
魔法使いはパロンを抱きしめながら、 魔法使い「よしよし。君はゲームが好きなんだね。ならゲーム工場に連れてってあげよう!」パロン「え?いいの?」
魔法使い「ああ!もちろんさ!」
こうして、二人はゲーム工場へ出かけました。すると近くにいたクレマクが…。クレマク「おい!パロン何してるんだ!僕と遊ぶんじゃなかったの?」
と、少し不機嫌な様子で言いました。
パロン「ごめんなさい……。今から行くところがあるんです……」
クレマク「そうか。じゃあ僕も連れてけ!」魔法使い「あ…まぁいいでしょう…」パロン「分かりました。では一緒に行きましょう!」
そして3人は仲良くゲーム工場で遊んでいました。しかしそこに、ある人物がやってきます。それは魔王様です。
魔王様「お前らそこで何をしている!」魔法使い「あっ…」パロン「えっと……その……」
クレマク「この子と一緒に遊びにきただけです!」魔王様「じゃあまず工場に入ってもらおうか」と言われ、二人はしぶしぶ入りました。そしてそこにはなんと、大量のゲーム機がありました。二人は目を輝かせています。
魔王様「ここで好きなだけ遊べ!」と言い残し、どこかに行ってしまいました。
パロン&クレマク「やったー!!!って部屋ありすぎ…」魔法使い「あっ言い忘れてた… この工場には沢山の部屋があります。行きたい部屋があったら教えて下さいね。」
パロン&クレマク「はい!!!」
そして二人は楽しそうな声をあげながら、沢山のゲームをしました。
パロン「あれ?これどうやってやればいいのかな?」クレマク「ん?どれ?」
パロン「このモンスター倒し方わかんないよぉ〜(泣)」クレマク「あーそれならここを押したら良いんだよ!」
パロン「本当だ!ありがとうございます!」
そんなこんなで夜になりました。すると、突然サイレンが鳴り響きました。
アナウンス『緊急事態発生!!緊急事態発生!!魔王軍が攻めてきたぞ!!』魔法使い「えっ!?」
クレマク「まじかよ……」
魔王軍1「うおおお!!!侵入者どもめ覚悟しろ!!」魔王軍2「ここは通さんぞ!!」
魔王軍3「我らの城に入る者は容赦しない!」
魔王軍4「お命頂戴する!!」
魔王軍5「うひょー!ゲームだらけじゃんww」魔王軍6「こいつらを倒せば俺らは英雄になれるぜぇ!!」
魔王軍7「魔王様に栄光あれ!!」
魔王軍8「くらえ!!!」
魔王軍9「どりゃああ!!」
パロン「あわわ……どうしよう……」クレマク「くそぅ……多すぎる……」
その時です。どこからともなく現れた勇者が、剣を抜きこう言いました。
勇者「雑魚どもが……かかってこい!」
魔王軍10「あいつ強そうだな……」魔王軍11「よし!俺たちもいくぞ!」魔王軍12「おう!」
こうして、魔王軍と勇者の戦いが始まりました。
魔王軍13「死ねえ!!」
魔王軍14「食らえ!!」
魔王軍15「まだまだ!」魔王軍16「くらいやがれ!」
魔王軍17「おりゃあ!」
魔王軍18「ぐふっ……」
魔王軍19「ぎゃああ!!」
魔王軍20「どけどけ!邪魔だあ!!」魔法使い「どうしましょうね…」勇者 WIN!!魔王軍は全滅しました。
パロン「すごい……流石勇者様です!」クレマク「勇者があんな奴らに負けるわけねぇだろ!」
魔法使い「そうですね……」
こうして、魔王軍を蹴散らした勇者達は、ゲームの画面へ帰っていきました。パロン「ふう……怖かったぁ〜」
クレマク「ゲーム最高!」
魔法使い「私なんて何も出来ませんでした……」
パロン「いえ!そんなことありませんよ!」
クレマク「そうですよ!」
こうして3人はとても仲良くなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!いかがだったでしょうか? 私はゲーム大好きなので、ゲームを題材にして小説を書きました。
皆さんにも楽しんでいただければ幸いです。