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エア・ドア  作者: 御重スミヲ
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帷 / 脚立




   帷



その手の感触を

忘れたわけではなく

暮れていく日に

叫び出す寸前の

涙が吹き出る瞬間の

顔の熱さと

己の冷たさを恥じるなら

あの温かく

厳しい存在すら

いまは思い出さないように




------------------


   脚立



君の膝に足を掛けて

上へ上がる

歩きすぎて痺れた足には

その冷ややかさが

ちょうどよい


明日はない

明後日もない

約束に意味はないから


しまい忘れたなら

持っていないのと同じ

探すのは捨てるためと

薄い肩に足を乗せて

天井裏をのぞいた



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