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エア・ドア  作者: 御重スミヲ
19/20

夜会の朝 / 糧




   夜会の朝



冬の六時は暗い

毛糸の帽子をかぶっているから

頭の中に足音がずしずしと響く

パトロール中の猫だけが

僕をじっと見下ろしている

軽い恐怖を久々に味わいながら

赤いポストで折り返す

夜間走行のトラックは

ロボトミーされた獣のようだ

雨のにおいを残して

信号はまだぼんやりとしていた




------------------


   糧



魚の背が

あまりに青いと涙する

君の肩を抱く

人は食わなければ生きていけない

悲しみや力強さは

そんなところからくる


くる日も

また明くる日も

朝に晩に

生命の糧を口にする

まれに人の口は対面交通で

魂の糧が往き違う



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