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024:第二のボス












 リブルムの街に帰還したのは、結局時間ギリギリになってからだった。

 理由はまあ、俺が限界までルミナを育てようと粘っていたからなのだが。

 無論、門が閉まっている以上、そのままボスに挑むことはできない。

 そのため、その日は一度ログアウトし、翌日時間を合わせて攻略を行うことになった。

 そして日を改めた翌日――ログインした俺は、リブルムの北門で雲母水母たちを待っていた。



「しかし……テイムモンスターってのは面白いもんだな」

「――――?」



 肩の上に座っていたルミナが、俺の言葉に首を傾げる。

 その様子に笑みを浮かべながら、俺は昨日のログアウト間際のことを思い浮かべていた。

 俺がログアウトしている間、ルミナはどうなっているのか、そこが若干の心配だったのだ。

 しかしそう問われたルミナは、問題ないと言わんばかりに俺の手の上に着地し、その体を白みがかった水晶玉へと変化させていた。

 どうやら、テイムモンスターはそのようにして出し入れをすることが可能らしい。

 まあ、大型のテイムモンスターなんかはどこにでも連れて行けるわけではないし、そのような措置が必要なのだろう。



「ボスに挑むにはまだ若干の不安はあるが……まあ、ルミナは後方支援にすれば問題はないか」



 ルミナのレベルはまだ低い。そもそも、妖精であるため体力そのものが貧弱だ。

 攻撃を一度でも受けてしまえば、その時点で死にかねない。

 まあ、魔法に対してはある程度耐性もあるだろうが、元の体力が低いから油断できるレベルではない。

 要するに、敵の攻撃を受けない位置にいてくれた方が安心なのだ。

 肩に乗りながら頬を手のひらで押してくるルミナの様子に、苦笑しながら声を上げる。



「ま、お前は薊の帽子の上にでも座っていろ。その方が安心だ」

「……そこは私の頭の上ではないんですか、クオンさん」

「お前さんだと、ルミナを気にしすぎて動きが鈍りそうなんでな」



 横合いからかかった声に、肩を竦めてそう返す。

 視線を向ければ、どこか恨めしそうな表情のリノがこちらを睨んでいた。

 まあ、彼女の気持ちもわからんではないが、ボス戦で頭の上ばかり気にされても困るのだ。



「さて、これで揃ったか」

「ごめんなさい、ちょっと遅れちゃいました」

「時間には間に合ってるし、問題ないだろ。そっちは四人な分、準備も時間がかかるだろうしな」



 四人が揃っているのを確認して、俺は背中を預けていた門から離れる。

 昨日のうちに俺の分のお守りも購入してあるし、特に不足しているアイテムもない。

 ボスに挑むための準備は十分だ。



「それじゃあ行くとするかね」

「はい、よろしくお願いします」



 互いに礼を交わして、ボスの待つ領域へと向けて出発する。

 距離的にはそう遠くはないそうだが、戦う前から消耗してしまうのもつまらない。

 はしゃぐルミナには油断しないように注意しながら先へと進む。

 と――進み始めて数分、早くも変化が生じていた。



「空が……」

「ここの演出、不気味ですよね」



 リブルムの街では晴れ上がっていた空。

 それが、北に進み始めてほんの数分で、黒い雲に覆われ始めたのだ。

 しかし雨が降ってくる様子もなく、ただ分厚い雲が日光を遮るのみ。

 とてもではないが、自然現象とは思えない光景だった。

 これがただの演出なのか、あるいは悪魔の能力の一端なのか――後者だとすれば面倒なことになりそうだ。

 と、ふとこちらに接近してくる気配を感じ取り、俺はその方向へと視線を向ける。



「ふむ、敵か? まだ悪魔が出てくる領域じゃないと思うが」

「……おにーさん、何で私より先に敵に気付けるの?」

「敵意ある気配には敏感だからな。しかしこりゃまた、随分とおどろおどろしい気配だな」



 俺個人に向けられたものではない、あらゆる全てが憎いと言わんばかりの敵意。

 正直、あまり感じたことのない感覚だ。これほど無差別な敵意を放つ存在には殆ど出会ったことはない。

 まあ、皆無ではない辺り、人間の業の深さを感じずにはいられないが。

 そう胸中で呟きながら敵意の方向を注視すれば、その方向からはふらふらと近づいてくる三人ほどの人影があった。

 いや、あれは――



「……ゾンビ、か」

「ああ、この辺はアンデッドも出るんですよね」



 ■ゾンビ

  種別:魔物・アンデッド

  レベル:10

  状態:正常

  属性:闇

  戦闘位置:地上


 《識別》した結果からすれば、どうやら見たままの敵のようだ。

 ふらふらとこちらに近寄ってくる動きはかなり鈍重で、正直それほど脅威は感じない。

 だが、その濁った眼の奥にある敵意は、これまでの敵とは異なる異質なものだった。

 まるで、生きとし生けるもの全てを敵視しているかの如き、憎悪の感情。

 敵として危険とは感じないが、これは害獣を相手にするようなものだ。気を引き締めて太刀を抜き放ち――



「――――っ!」



 俺が斬りかかるよりも先に、ルミナが光の矢を連続で放っていた。

 レベルアップすることで使えるようになった光の矢は、速度と貫通力に優れている。

 空気を裂く光の矢は、MP燃費の良さも相まって次々と射ち放たれ、ゾンビの胸や頭に突き刺さっていた。

 それによって、ゾンビたちのHPは瞬く間に削られていく。



「流石は光の魔法、弱点属性は効きますね」

「はぁ……俺の出番は無さそうだな」



 太刀は納めないが、その切っ先は降ろして嘆息する。

 地上を歩くしかなく、動きが鈍重なゾンビなど、ルミナからすればいいカモだ。

 俺が手を出すまでもなく、連中を全滅させられるだろう。

 まあ、ボスのところに出てくるアンデッドはこうはいかないだろうが……それでも、弱点を突けるのならば都合はいい。

 そんなことを考えている間に、光の矢に射抜かれて踊るように蠢いていたゾンビたちは、HPを削られきってその場に倒れていた。



「――――!」

「ああ、よくやったな、ルミナ」



 指先で突いてやると、ルミナは上機嫌な様子でじゃれついてくる。

 それを隣で見ているリノの顔が、ちょっと他人には見せられないような状態になっていたが、それは気にしないことにして――



「だがルミナ、MPの残量には気をつけておけよ? いくら回復するとはいえ、ペースを考えなきゃ枯渇するからな」

「――――!」

「ああ、次は気をつけてくれ」



 胸を張って頷くルミナに満足し、ゾンビのドロップアイテムを回収する。

 女性陣はどうにも近づきたくない様子だったが、腐乱死体をその辺に放置しておくのは迷惑だろう。

 まあ、放置していてもいずれは消えるのだろうが、あまり気分のいいものではない。

 とはいえ、大したアイテムは回収できず。倒しやすい以外にはそれほどメリットのない魔物であったようだ。



「ゾンビは無視しちゃっていいんじゃないですか? 走って逃げれば避けられるでしょうし」

「まあ、それもそうだな……ルミナのMPを使うのも勿体ないし」



 雲母水母の提案に、俺は肩を竦めつつ首肯する。

 ルミナのレベル上げのみを目的とすればそこそこいい相手かもしれないが、この四人にはまるでメリットがない。

 パーティで行動している以上、彼女たちにも配慮せねばならないだろう。

 元より、今回の目的はあくまでも悪魔だ。この辺りの敵を相手にする理由はない。

 であれば、とっとと進んでも問題はないだろう。そう判断して、足早に北へと歩を進める。


 先へと進むほどに空は徐々に暗くなり、空気は重いものへと変化する。

 どこか息苦しさすら感じる雰囲気の中、俺の視界は、先に立ち並ぶ石柱を発見していた。

 だが――



「……何だ?」

「クオンさん? どうかしました?」

「ああ、いや……特に何かがあったってわけじゃないんだが」



 首を傾げた俺に、隣を走る雲母水母が問いかけてくる。

 だが、それに対する答えは出せず、俺は眉根を寄せていた。

 あの石柱を見ていると、何か違和感を覚えるのだ。以前に狼と戦った時とは、何かが異なっているように感じる。

 だが、それが具体的に何なのかを説明することができない。

 少なくとも、見た目の上では何も変化がないのだ。



「済まんな、うまく説明できない。違和感があるんだが、どこがおかしいのかと聞かれると分からないんだ」

「そうなんですか? うーん……特には感じませんけど」

「……私も、分からない」



 どうやら、四人は特に何も感じていない様子。

 気のせいと言うにはどうにも直感が強く囁いてくるのだが……説明できないのであればどうしようもない。

 今はとりあえず気にしないことにして、俺はさっさと石柱の前まで足を進めていた。



「さて……準備はいいか?」

「はい、いつでも」

「ここまで来たんですもの。ボス討伐の一番乗り、やり切ってみせましょう」

「うおー! あたしたちが一番乗りだー!」

「……勝算は十分。ふふ、やってやる」



 意気軒昂、やる気は十分。未だ誰も到達していない目標の達成となれば、気合が入るのも当然だ。

 いい意味の緊張感を保っている四人に満足し、俺は頭の上のルミナを摘み上げて薊の帽子の上に置く。

 相変わらず警戒心の強い様子の彼女だが、ルミナを置かれた瞬間、少しだけ嬉しそうな表情を浮かべていた。

 何だかんだ言っていても、少女であることに変わりはない。彼女には気づかれぬように小さく苦笑して、俺は再び前を向く。



「では、突入だ」

『了解!』



 打ち合わせでもしていたのかと言いたくなるような返事に笑いながら、俺は少女たちを連れ立って石柱の向こう側へと足を踏み入れる。

 瞬間――俺達の視界には、幾人かの人影が現れていた。

 鎧を纏った人影が五体、そしてその向こう側にいるのは、白衣を纏った男の姿だ。

 鎧の人物たちは同じデザインの鎧を纏っており、内四人は兜まで被っている。

 だが残る一人、中央奥に立つ人物だけは、その素顔を晒していた――濁った瞳で、先ほど感じたものと同じ敵意を俺たちへと向けながら。

 そしてその向こう側、一番奥にいる白衣の男が、俺たちの姿を認めてにやりと笑みを浮かべる。



「おや、おや、おや。最近はあまり見なくなってきたかと思っていましたが……まぁた異邦人のお客さんですかねぇ」

「……悪魔か」

「いかにも。私は男爵級第114位、ゲリュオンと申します。以後、お見知りおきを」



 そう口にして、悪魔――ゲリュオンは恭しく礼をする。

 だが、その視線から放たれている害意は一分の狂いもなく俺たちへと向けられている。

 なるほど、確かに。悪魔ヤツは、人間の敵というわけだ。



「会話の通じる相手であったことは感謝しておこう。おかげで、大体わかった」

「ほう、一体、何が分かったと仰るので?」

「お前が、外を歩いていた腐乱死体と同じ害虫に過ぎんということがだ。生かしておいても一分の益もない。さっさと処理するに限るな」



 俺の言葉に、ゲリュオンはひくりと頬を引き攣らせる。

 どうやら、罵倒の類は一応効くらしい。ともあれ、状況分析はこの程度でいいだろう。

 意識を精鋭化し、俺は魔法発動の準備をしながらゆっくりと前に出る。



「この私が、あの木偶どもと同じ……? あまり舐めた口を利くなよ、人間」

「慇懃無礼な態度が崩れてるぞ、下っ端悪魔。害しか生まないという意味では完全に同じだ、とっとと死ね」

「ははははっ! 学びもしない愚か者の分際で! 死ぬのは貴様たちの方だ……そしてこの木偶どもと同様、お前たちの体でも遊んでやろう!」



 叫び、ゲリュオンは両手を広げる。

 その瞬間、奴の足元には黒い魔法陣が発生し、瞬く間に周囲へと広がっていった。

 俺の足元を越え、後ろの雲母水母たちの場所までも飲み込み、このエリア全体へ。

 これは回避のしようがない。恐らくはこれが、例のデバフとやらなのだろう。受けてしまえば、戦うことは厳しい――だが、これで俺たちが条件を満たしているかが分かるだろう。

 そう考えた瞬間、俺の胸元が光を放つ。それは他でもない、装備していた聖印の輝きだ。



「なっ、それは――!?」



 聖印が輝くと共に、俺たち全員が所持していたお守りの指輪も輝き始める。

 眩い光は薄暗い周囲を明るく照らし出し――俺達の頭上に、金色に輝く紋章を生み出していた。

 それは聖印と同じ、アドミナ教とかいう宗教の紋章。

 輝く紋章は、俺たちの立つ地上を光で照らし、足元に広がる黒い魔法陣を消滅させていた。



「ば、馬鹿な……おのれ、人間風情がッ! 私の研究成果を――」

「【シャープエッジ】、【ハードスキン】」



 ゲリュオンが何やら喚いているが、聞いてやる義理はない。

 魔法を発動した俺は、僅かに赤と青の燐光を纏いながら、道を塞ぐアンデッド達へと向けて走り出す。



 ■アンデッドナイト

  種別:魔物・アンデッド

  レベル:14

  状態:正常

  属性:闇

  戦闘位置:地上


 ■アンデッドナイト・リーダー

  種別:魔物・アンデッド

  レベル:19

  状態:正常

  属性:???

  戦闘位置:???



 どうやら、相手はどれも格上の様子。

 だが、先ほどの光を浴びたおかげか、随分と動きが鈍っているようにも見える。

 まあ、そうでなくとも、五人程度ならば何とかできる自信はあるが――今の目標はあの悪魔だ。手早く片づけてやるとしよう。


 斬法――柔の型、流水・指削ゆびそぎ


 振り降ろしてきたアンデッドナイトの剣に、横から太刀の柄を叩きつける。

 その衝撃で逸れた軌道の内側へと刃を走らせ――俺の太刀は、アンデッドナイトの手首を切り落としていた。

 本来は脇差などで相手の親指を斬り落とす業だが、これでも結果的には問題ない。

 続けて体を深く沈め、斬り落とした腕の下を通るように地を蹴る。

 そのまま、すれ違い様にもう一体のアキレス腱を切断し、さらに奥へ。



「クオンさんっ!」



 後ろから、雲母水母の声。警告の声だが、それには及ばない。

 横からこちらを貫こうと突っ込んでくる相手については、それよりも先に察知していたからだ。


 斬法――柔の型、流水・流転。


 突き出してきた剣に太刀を絡め、引き寄せながら足を払う。

 そのまま相手の下に体を潜り込ませてやれば、アンデッドナイトは面白いようにぐるりと回転して吹き飛んでいた。

 飛ばす先は、もう一体のアンデッドナイトが接近してくる方向。

 その結果、為す術なく二体のアンデッドは衝突して、もつれ合うように転倒していた。

 残るは、リーダー一体のみ。未だ動きを見せぬ相手へと刃を振るい――



「――――っ!」



 その首を薙ぐ寸前で、俺は刃を止めていた。

 こちらを見つめるその瞳、彼の視線の中に、僅かな理性を感じ取ることができたからだ。

 ちらりと胸元を見れば、そこには俺と同じ、アドミナ教の聖印が揺れている。

 どうやらこの力で、死したのちも僅かながらに意識を保っていたらしい。



「な――くっ、何をしている! その男を殺せぇッ!」

『グ、ガ……』



 目の前の男の体が揺れている。どうやら、渾身の力で体の動きを抑えているらしい。

 悪魔の命令に無理矢理耐えているのであれば、恐らく長くは持たないだろう。

 ならば――



「……言い残すことはあるか?」

『――っ! 娘ト、団長ニ……スマナイ、ト――』

「ああ、請け負おう」



 斬法――柔の型、零絶れいぜつ


 刀を突き付けて静止した姿勢、そこから腰と上半身の力だけで刃を振り抜き、誇り高い騎士の介錯を完遂する。

 刎ね飛ばされた首は驚愕に目を見開き――次の瞬間には、穏やかにその目を閉じていた。

 遅れて残った体が倒れる中、俺は残心と共に刃を構え直し、茫然とこちらを見つめていた連中に声をかける。



「おい、お前ら。残った四体の相手は任せた」

「あ……す、済みません! クオンさんは――」

「無論、あの塵を片付ける」



 視線の先には、こちらを忌々しげに睨みつける悪魔が一体。

 さあ――その傲慢、斬り崩してやるとしよう。





















■アバター名:クオン

■性別:男

■種族:人間族ヒューマン

■レベル:12

■ステータス(残りステータスポイント:0)

STR:16

VIT:14

INT:16

MND:14

AGI:11

DEX:11

■スキル

ウェポンスキル:《刀:Lv.12》

マジックスキル:《強化魔法:Lv.9》

セットスキル:《死点撃ち:Lv.10》

 《MP自動回復:Lv.5》

 《収奪の剣:Lv.7》

 《識別:Lv.9》

 《生命の剣:Lv.7》

 《斬魔の剣:Lv.2》

 《テイム:Lv.3》

サブスキル:《HP自動回復:Lv.4》

 《採掘:Lv.1》

称号スキル:《妖精の祝福》

■現在SP:6






■モンスター名:ルミナ

■性別:メス

■種族:フェアリー

■レベル:5

■ステータス(残りステータスポイント:0)

STR:4

VIT:7

INT:20

MND:15

AGI:13

DEX:9

■スキル

ウェポンスキル:なし

マジックスキル:《光魔法》

スキル:《光属性強化》

 《飛行》

 《魔法抵抗:中》

 《MP自動回復》

称号スキル:《妖精女王の眷属》

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[一言] HP自動回復さん戻してあげてー
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