色々と驚く
入学初日は特にこれといったことも無く、放課後に突入し始めていた。ただ7月に入学したからなのか、それとも先程の発言が原因なのかはわからないが、智也はクラスメイトの視線を嫌という程感じる。
放課後のホームルームの時間になると、智也の担任の湯本先生が入ってくる。湯本先生はゆるふわ可愛い系のちびっこ先生なのだが、面白いギャップを持っている。
「明日から演習がある。そのための冊子を今から配るからな」
口調が冷たい男性教師のようなそれで、そのギャップに笑いをこらえている智也は、ふとさっきの言葉を思い出し、疑問を浮かべる。
ーー演習?なにそれ?
疑問に思っている智也に気づいた湯本。
「そう言えば菊谷は帰還者だったな。演習は能力を使った戦闘演習を本場の軍人とやるものだ」
ーー帰還者その言葉に驚きを隠せないクラスメイトは唖然として智也を見つめる。帰還者といえば全員強力な力を持っている。そんな帰還者が自分達のような落ちこぼれクラスに入っている事に、驚きを隠せてない。しかし、自分たちと同じクラスに入ってるんだら弱いと、心を落ち着けるクラスメイトもいれば、本来の実力は?と疑問を浮かべるクラスメイトもいる。
「へー。で、その人たちって強いの?」
「そうだな、ぶっちゃけると私より弱い」
湯本の軍人より強い発言に更に驚くクラスメイト。軍人1人で3桁の下級魔物を討伐できる能力を持っている。その圧倒的強者より強いと発言する湯本に驚きを隠せないのも当たり前だろう。しかし、先程の発言よりも爆弾発言を智也は湯本にする。
「んーそれじゃぁ先生は俺に勝てる?」
「流石にお前を相手にするのは骨が折れるな」
困難
直感という使えない能力ナンバーワンを所持し、落ちこぼれクラスに入れられ、弱そうなオーラを醸し出している智也に勝つのは困難と言った湯本。その言葉はまだ16の少女の心を動かすには十分だった。
「それじゃあ、私と勝負してくれませんか?」
「へ?」
名乗り出たのはクラス委員長の玲奈だった。
三人称が書きにくい。勉強しなければ……
一人称にしてもいい?
2017/07/29 00:49 道具を冊子に変更。




