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消せない。

作者: もい0423

どうにもならない感情。

愛さなければよかった。


人は感情無しでは生きていけないけれど。


見返りなんて求めてはいけないのだけど。


それでも。


あの男だけは。


愛さなければよかった。


その想いは日に日に増していく。


今までの恋愛は日を増すごとにきれいなものに変わっていくのに。


涙もでない。


だから消化できない。


あの男はきっと私から感情を奪い去り代わりに空虚を与えた。


空っぽだ。


私はずっと空っぽだ。


好きだった曲。


好きだった場所。


好きだったものすべてがどうでもよくなった。


毎日悪夢で目が覚める。


決まってひどい寝汗をかいて不快感に襲われる。


私はこの先どうなるのだろう。


また誰かを愛せる感情を取り戻すことができるのだろうか。


心の底から楽しいと思える日がくるのだろうか。


誰も教えてくれなどしない。


失恋なんて言葉で片付けられないこの想いをどこにぶつけたらいいのだろう。



何も映らない未来。


毎日を生きることの意味。


こんなになるなんて思わなかった。

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