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seventy seventh story



「なぬっ?」




俺の必死の言葉の後、言った言葉がこれだ。


つい3秒前に言った言葉を、まだ理解し切れてないのか、神田は固まったままだった。




「馬鹿。俺は、田上と付き合ってないんだよ。」



固まってる神田にデコピンをする。


びしっと言う音と共に、神田はようやく正常に戻ったようだった。



「・・・・・そうなの?付き合ってないの?」


俺の服を掴み、身を乗り出しながら言う。




「ああ。」



俺はそうとだけ答えた。



「っ〜・・。ホントのホントのホントのホント?」



顔を赤くしながら、興奮する神田。


その姿がありえないほど可愛くて、俺はついつい眼をそらしてしまった。


「ホントだっつってんだろ。」








「・・・・・・・・・。」



――?


いきなり黙る神田。



「あっ・・・、あのね、私・・・・・・・。」


顔を赤くしながらうつむく神田。

何がしたいのか、分かったかも。



「私・・・・龍崎の事・・・もがっ!」


神田の口を手でふさぐ。










「俺、お前が好きだ。」








こういうのは男が言うもんだろ?




神田は大きく目を見開いた。



「おい、返事は?」




「返事!!  あの、えっと・・・・・・喜んで?」



ば〜か。


俺はそう言って、神田をコツク。

告白の返事に、喜んでってのは無いだろ?



向かい合って座っている神田を、抱き寄せる。



「ねぇ、龍崎・・・。」


「なんだよ。」


耳元で聞こえる神田の声に、少し顔が熱くなる。



「私・・・・いま、幸せかも。」




「当たり前だろ。」



俺は、神田の顔に手を添えた。


何をしようとしてるのか分かったのか、神田の顔は一気に赤くなる。

その顔を見て、俺は少し笑って、



             キスをした。





たった、1秒の間だけど、幸せだった。


俺と神田は、笑いあう。

こんな空間が、とても落ち着けた。










「ん?」


「どうしたのさ?」



俺は、神田のおくにある棚の上の写真に眼が行く。


幸せそうに笑う、あの女の人と、その夫であろう男。

その間に、 みこ であろう女の子。



その棚の上には、何枚か写真があったけど、その中には一枚も





    


    神田の写ってるものは無かった。



それ以外にも、その写真に写ってる人は、全て神田と似ていない人ばかりだった。









「気になる?」



向き合ってたはずの神田が、いつの間にかその写真の前に立っていた。


ゆっくり、写真を掴んで、じいっとみていた。



「しょうがない!教えてあげよう!特別だよ?龍崎だけに。」



神田は笑っていた。


きっと、無理に。







読んでいただき、ありがとうございます!


もう、やっと、ラブラブになれました。

これから、奈緒のお話になりますよ〜



アドバイス、意見、ご感想などがあれば、書いていただけるとうれしゅうございます!!

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