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eleventh story  

この話では、4行ぐらい喧嘩シーンがあります。

喧嘩ってゆっても、モンキィが書くものですから、あんまりグロクありません(笑)


もちろんそこだけ飛ばしても大丈夫です。

飛ばしたいって方は、哀れだな・・・こいつら・・ってところから、「おまわりさーん!!・・・」間で飛ばしてください。

・・・・腹が鳴る。


俺はしばらく歩いて、腹が減っていること事に気が付く。


今日はいつもより、なんやかんやで食べているんだが・・・、すいたもんは、すいた。


そう思い、近くのファーストフードの店に寄ったが、いざ、食べ物を前にするとなぜか食欲が失せてしまう。


結局俺は、ジンジャーエールと、ハンバーガー1つ食べて終わった。

何だか、食べたようで、食べてないようで変な感じのまま、店を出た。




「よぉよぉにーちゃん。ココは有料道路なんだよね。」

「なーに、5000円払えば、痛い目に逢わないでココを通れるよvv」


道を歩いていたら、可笑しな不良と出会ってしまった。


そいつらは5、6人いて、俺の周りを囲むと、ポケットの中を探ってきた。


きっと、俺が怯えて動けないとでも、思っているのだろう。


哀れだな・・・こいつら・・・。



ポケットに突っ込んである手を掴み、引っ張る。

相手が自分の方に倒れてきた時、思いっきり膝を相手の腹にねじりこむ。


「ぐえっ!!」


気持ちの悪い声をだし、そいつは冷たい地面へと崩れて行った。


「悪いな・・・。喧嘩は強い方なんだ。」


近くに居た奴の襟を掴み上げ言う。


そいつは、化け物でも見たかのような、怯えた目になっていた。


俺は、無意識のうちに、口だけ笑ってたのかも知れない・・。





「おまわりさーん!!こっちです。喧嘩してます!!」


殴りかかろうとしてたしてた手は、得体の知れない声に止められた。


「うっ・・・うわぁぁぁぁぁぁ!!」


不良たちは仲良く逃げて行き、振り返った俺が見た物は・・・・


           ・・・・・やっぱり、神田だった・・・。



「喧嘩しちゃ駄目じゃん!」


神田はニコニコしている。

昨日見た、泣きそうな神田は夢だったのだろうか?


「何で、いんの?・・・・今日も、昨日も。」


お袋さんと喧嘩ってのが嘘なら、さっさと家に帰ればいいのに。

今日もまた、神田は学校に居た時のままの格好だった。


「さぁ、なぜでだろ?」


・・・こっちが聞いてんだよ!


ニコニコ笑いながら質問に質問で返した神田にイラツキを感じながらも、神田が居なかった時より少しだけ、俺の周りが暖かく感じた・・・・。



                  *続く*



読んでいただき、ありがとうございました。

今回、龍崎馨君、荒れてますねぇ・・・。

・・・どうしましょ?

でも、ちょっと奈緒ちゃんとの距離が縮まった予感・・・?


引き続きよろしくお願いします!!

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