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勇者とプレイヤー  作者: 雪瀬ゆの
6/9

第6話 イカ焼きとたこ焼きと......

episode6


ゲームを一旦閉じて、大阪で買ったグルメを少し食べることにした。


カバンの中にはいったい何があるだろう......。


僕はカバンをあさった。


阪神名物イカ焼き......?


どうやら阪神百貨店梅田店というところで売っているリーズナブルな土産らしい。


1つ、200円しない。


冷凍イカ焼きというものもあって土産に最適なアイテムだ。


僕たちはイカ焼き、と言えば、祭りでよくあるイカの丸焼きっぽいのを想像した。


だが......そのイカ焼きは予想の180度反対を行った。


イカの形を全くしていない......。


食べてみると......中にイカが入っていた。


美味しい。これは友達にもおすすめできるグルメだ。


次......他、何かないかな?


たこ焼き?......有名なアレか。


丸っこくて中にタコが入ってるってやつ。


あんまり食べたことないんだよな......。


大阪にあまり縁がないから。


東京にもたこ焼き屋は在るけど本当食べないな......。


そんなことをブツブツ言いながらタコ焼きの箱を開ける。


1つ食べてみよう。


外はカリっと、中はふわっと、少し甘味もあるかな?


とても美味しい。8個全部食べちゃった。


しかし......ここは新幹線。


乗っている車両中にタコ焼きの臭いが......。


乗ってる人多いのに、あ~あ。


じゃあ、次!


臭いが蔓延しないもの!迷惑にならないもの!


ん?これは......?豚まん?


東京じゃ、肉まんか。


まあ、そんなことを言う前に、食べてしまえ!


肉汁の量がすごい!それに、肉が食べても食べても......


もう、肉の量が果てしない!


ふ~、美味しかった。


ん?あっ......やっちゃった......。


次は豚まんの臭いを蔓延させちゃった......。


ばれたら面倒くさい、どうしよう。


まあ、どうにかなるか。


今......名古屋停車中だし、臭いも出ていくと思う。


よし、開き直って、ゲームの続きをしよう!


そしてまた、僕は、携帯型ゲーム機を開くのだった。


さあ、ここまで見たならば、最後まで見届けよう。


「あの」場所に向かって逃げる、勇者と姫の運命を......。


続く。


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