世界のしくみ
大変お待たせしましたm(__)m
俺は図書館に無事についた。
図書館に入るとお姉さんが声をかけてきた。
「ようこそ、大図書館へ、入館料として銅貨1枚お願いします」
俺はディーさんに書いてもらった紙を渡した。
「す、すみませんでした!入館料・利用料ともに必要ありませんので!!」
そういうと、お姉さんは奥の方へと走っていってしまった。
「まあ、とりあえずこの世界のことをもっと知らないと・・・」
『通貨の価値』
鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、ミスリル貨が存在している。
鉄貨100枚=銅貨1枚
銅貨100枚=銀貨1枚
銀貨100枚=金貨1枚
金貨100枚=ミスリル貨1枚
資料を見る限りでは鉄貨1枚=1円くらいの物価だった。
「大陸によっても物価は違うから気を付けないとな・・・」
『大陸の名称と特徴』
・クロード大陸
・ほとんどの者が人族でごく稀に獣人族がいる。
・魔物は迷宮にしか出ない。
・治安は他の大陸よりもよい。
・ルシエラ大陸
・獣人族が半分ほどで、人族が4分の1ほどで、残りは他の種族が占めている。
・魔物は地上に生息しているが、洞窟などの人が近づかないところがほとんどである。
・龍の神子がいると言われているが実在するかは不明である。
クロノス大陸
・魔物の大陸といわれているので、魔物が溢れかえっていると思われる。
・魔物以外の生き物は一部地域でのみ生息していると思われる。
・物価は一番高く、治安は一番悪いと言われている。
・大陸にいって帰って来たものがいないため「死の大陸」とも言われている。
ガルシア大陸
・魔物は存在しておらず、奴隷制度のある大陸。
・大陸にはほとんど獣人族がいない。
・ただし、緋狐族、白狼族はこの大陸にしか存在していないとされている。(ただし、目撃情報はほとんどない)
・物価が1番安定している。
「クロード大陸とガルシア大陸が住んでた所に近いわけか・・・」
俺は気になって時計を見てみた。
すると、時計は7時を指していた。
「・・・まじかよ!ここに来てから2時間も経ってるじゃん!」
俺は慌てて、荷物をまとめて図書館を出て、宿舎へと走って向かった・・・
「・・・・・・」
『この先、禁書あり、侵入を禁ずる。』名高いか何者かがかかっていた札を剥がし、中に入っていきました。
「・・・少年よ、世界の真実を知るがよい!」
「そして、絶望したまえ、少年よ!」
侵入者は本を置いて、立ち去っていった・・・
すぐに宿舎につくと、外でディーさんが待っていてくれました。
「ただいま、戻りました」
「遅いぞ!」
「すみません・・・」
「あまり心配かけるな!」
ディーさんは泣きそうな顔になっていました・・・
「もし、お前になにかあったら、私はどう責任をとればいいのだ・・・」
「ごめんなさい・・・これから気を付けます」
俺は謝って、ディーさんと宿舎に入っていきました。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
3月は忙しくなりそうなので、
不定期更新とさせていただきます。
(週1、2での更新予定です)
よろしくお願いします。