もしかして俺が最弱・・・?
光が収まったので俺は紙をみたのだが・・・
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玄
レベル:1
HP:300/300
魔力量:99/100
筋力:100
耐久:100
敏捷:100
知力:850
幸運:75
スキル:
適正属性:
不適正属性:
固有能力
<鷹の目>
BP:50
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<鷹の目>
遠くのものもはっきりと視認することができる。
暗いところでは<暗視>のかわりにもなる。
(これは使えるのかどうか分かりにくいな・・・)
(他のステータスも高いようには思えないんだが、はじめはこんなものなのか?)
すると、ディーが話始めた。
「それでは、こちらでも確認したいので順番にもらってもいいだろうか」
すると、ディーは隼人に向かって言った。
「まずは、リーダー格の貴方からでいいかしら?」
「はい、大丈夫です」
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隼人
レベル:1
HP:1800/1800
魔力量:499/500
筋力:550
耐久:450
敏捷:500
知力:600
幸運:60
スキル:
適正属性:火・風・光
不適正属性:闇
固有能力
<不死鳥>
<鼓舞の舞>
固有魔法
<暴風壁>
BP:250
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<不死鳥>
魔力量が100以上ある場合は致命的な傷を負っても
自動的に回復することができる。
(1度発動するごとに魔力量を10消費する)
<鼓舞の舞>
戦闘している間、パーティメンバーを鼓舞する。
<暴風壁>
30秒間、どんな攻撃も通さない風の壁を築く。
(消費魔力量100)(1日に3回まで)
それを見て、ディーは声を漏らしました。
「こ、これはすごいな・・・」
俺は隼人のステータスを聞いて愕然とした・・・
けれど、すぐ気をとりなおした。
(いや、まだあいつひとりだしな・・・)
(あいつが強かっただけかもしれないし・・・)
「これなら、他のやつも期待できるな」
みんな次々と紙を渡していった。
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拓也
レベル:1
HP:2000/2000
魔力量:349/350
筋力:500
耐久:650
敏捷:350
知力:450
幸運:55
スキル:
適正属性:土・光
不適正属性:風・闇
固有能力
<絶対なる壁>
<適正属性威力3倍>
固有魔法
<グランド・クェイク>
BP:200
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<絶対なる壁>
攻撃をうけた際、いかなる攻撃だろうと自分のうしろに影響が出なくなる。
<グランド・クェイク>
任意の範囲の地面を任意の威力で揺らすことができる。
(消費魔力量10~100、威力・範囲により変化する)
「タンク確定といっていいようなステータスだな」
俺はそれを聞いて嫌な汗が出てきた。
(まだ、まだ、大丈夫なはず・・・)
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美月
レベル:1
HP:1200/1200
魔力量:649/650
筋力:250
耐久:300
敏捷:650
知力:650
幸運:80
スキル:
適正属性:光
不適正属性:闇
固有能力
<聖霊の加護>
固有魔法
<セイクリッド・ヒール>
BP:350
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<聖霊の加護>
回復魔法を使う際、魔力量の消費が半分になり、
効果範囲・威力が2倍になる。
<セイクリッド・ヒール>
いかなる重症だろうと瞬時に治すことができる。
(消費魔力量100~200、範囲により変化する)
「こんなすごい回復魔法があるなんてな・・・」
「固有能力も回復特化のようだし・・・」
(ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ・・・)
(明らかにステータス低いし・・・)
(固有能力も役に立たなさそうだし・・・)
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桃子
レベル:1
HP:1500/1500
魔力量:749/750
筋力:300
耐久:300
敏捷:600
知力:700
幸運:70
スキル:
適正属性:火・水・風・土・光・闇
不適正属性:
固有能力
<絶対的中>
<全属性適正>
固有魔法
<インフェルノ>
BP:400
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<絶対的中>
敵を目視さえしていれば、
どのような攻撃だろうと必ず当たる。
<インフェルノ>
超火力の全属性の魔法攻撃をおこなう。
使用後、一定時間魔力量が回復しない。
(消費魔力量250)
「これはすごい魔法だな・・・」
「運用次第で間違いなく切り札になるぞ!」
(いますぐ、ここからいなくなりたい・・・)
(どう考えても、おれが一番弱いじゃねーか)
俺の顔はみんなのステータスを聞くたびに、
どんどん青ざめていくのだった・・・。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
主人公のステータスが他のひとにも伝わるのは次回になります。
次回の投稿は余裕があれば今夜に、なければ明日にさせていただきます。