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プロローグ

小説初心者が勢いのまま書いてしまったので、言葉選び、表現ともにおかしいと思われる場合があります。

誤字脱字がある場合教えて頂けると有難いです。

 ここは日本のとある街。田舎でも都会でもない、正直微妙な街。

 天気は雷雨。

 現在、時刻は深夜三時に差し掛かろうとしている。


「ついに……ついに完成した……!!」


 寝静まった街の中で、煌々と明かりがついているアパートの一室。

 部屋の中で叫ぶ女性が一人。


「ここまで来るのにどの位の時間と金を費やしたか…いや! もう何も言うまい!」


 女性の眼前にはパソコンのディスプレイ。

 ゲームの画面と思われるその中では一人の少年が映し出されている。


「課金に課金を重ねて納得いくまで弄った苦労が報われたわ〜、自分のキャラだけど美少年過ぎて怖いぜ!! これぞ美少年オブ美少年!! 冬期賞与ありがとう!! うっへへそれではこの美少年で新しく実装されたダンジョンでも潜りますかねーっと…」


 天を仰いでいた女性が画面に向き直り、その両耳にイヤホンを差した瞬間、窓の外は白く光り、彼女の意識はそこでブツリと途切れた。追って鼓膜が破れる程の雷鳴。





 その日、とある街では雷雨の影響で河川が決壊し大停電が起きた。

 その日、とある街のある小さなアパートに雷が落ち、運の悪い女性が一人亡くなった。


 倉本明奈は二十四歳独身でその短い生涯に幕をおろしたのだった。


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