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蛇足 イメージ設定


これは、読者の皆様に『エルサリオン・シリーズ』をより楽しんでいただくため、あるいは僕自身もこの物語を楽しく書くために、と考えた設定です。


実は、元々は一話を投稿する前に、これをのせてしまおうと思っていました。

しかし、なかなかイメージが固まらず、それに反するかのように筆(正しくはタイピングですが)が進みましたので、それならばいっそう最後のおまけにしよう、ということで、このように最後の蛇足として投稿するにいたりました。


本当にわずかばかりの、それも本編とは特に関係のない(登場人物の性格的な解説は若干ありますが)、興味のない方にとってはまさに不必要なものですが、少しでも登場人物たちのイメージ、あるいは物語自体のイメージをふくらませ、楽しんでいただければ、と思います。


※なお、これはあくまで僕個人のイメージですので、決して押し付ける気はありません。むしろ、他の別なイメージがある方は、是非とも教えてください。今後の参考にしますので。

※加えて、落ち着いた雰囲気の本文(のつもりで書いています)とは違い、結構はっちゃけて書いていますので(すみません、僕自身がこういうイメージ設定が好きなもので……)、大分おかしなことになっています。ご了承下さい。

もちろん、さらりと流すなり引き返すなりしていただいてかまいません。ただ、誹謗中傷は必要ないので受け付けません。それ以外の感想・批判・注意は受け付けます。ご自由に。




~物語のイメージソング~


カレンデュラレクイエム(失礼ながら原曲ではなく、海紅さんの歌ってみたの方)





~登場人物たちの声(声優さんを当てるなら)~


イズレンディア

CV:浪川大輔さん

落ち着いていて、穏やかな優しい声。低すぎず、高すぎない、柔らかな青年声のイメージです。

イズレンディア自体が相当に長生きをしている人なので、演じる方もベテランさんなら問題なさそうだな、という願望が少々……。


ついで語り――これは、僕がはじめて浪川さんの名前を知ったキャラのイメージからきています。元々イズレンディアのイメージと、そのキャラのイメージとは似ているようで別物でしたので、別の声優さんになるかな、と思っていたのですが……さすがは浪川さん。改めて吟味してみた結果、問題がないことが明らかになりました。

何年たっても浪川さんのイメージキャラがあの人だということも、改めて理解した声優探しでした。

(ちなみに、まあまず皆さんご存じないとは思いますが、上で語った浪川さんが演じたキャラはというのは、アニメ ザ・サード~蒼き瞳の少女~ に出てくるヒーロー?役の謎の青年、イクスです。もしよろしければ、調べてみてください)



ルーミル

CV:沢城みゆきさん

明るく、元気で無邪気、それでいて、どこかに穏やかさ、落ち着いた雰囲気を宿している、少年声のイメージです。

一言で言えば天真爛漫。けれども時折別の顔を見せる彼には、沢城さんの少年声がぴったりだと思うのです。


ついで語り――正直、選択肢がありませんでした。僕のイメージするルーミルの声、それに合う声の声優さんがなかなかいらっしゃらなくて……。

元々ルーミルの声は、女性の声優さんにやってもらうべきだと考えていました。イズレンディアもそうですが、エルフという種族は色白で細身な身体の種族です。例外はいるにしても、そもそもあまり男らしい声が似合わないのです。見た目が男らしくありませんから。ましてやルーミルの場合、十六歳という少年の姿をしているあげく、見た目以上に幼く見られるような人ですから、男性声優さんではだめだな、という結論に至ったのです。

一応、可愛らしい少年声を出せる男性声優さんも考えてはみました。しかし、やはりルーミルのイメージに合う方はいませんでした。代表例は、代永翼さんです。代永さんは、確かに可愛らしい声を出せる方ですが、無邪気さが足りないと感じました(決して代永さんが嫌いなわけではありません。むしろ好きな声優さんです)。代永さんをご存知の方には分かると思いますが、どうしても、微妙にあざとい。重要ですので言っておきますと、ルーミルは決してあざとい子ではないのです。いつも本気で本音で全力です。イズレンディアに対してははっきりとストレートです。

男らしくない、少年少年とした声よりも、もっと可愛らしい、そして決して熱血ではなく(声が)……と考えていった結果、女性の声優さんをあてるのが一番だと気付いたのです。

後は、僕個人のイメージの問題でした。女性の声優さんの少年声にも、やはり特徴があり、はじめは沢城さんを含む幾人かの声優さんで吟味していたのですが、やはりイメージが……となってしまいました。甲斐田ゆきさん・斎賀みつきさんなどは、少年声のベテランさんだと思っていたのですが、ルーミルという人の声を一番無理なく表せることが出来るのは、やはり沢城さんだったのです。

(若干幼すぎるのですが、声のイメージとしては、アニメ テガミバチ の主人公、ラグ・シーイングです)



セリオ

CV:小野大輔さん

落ち着いた、威厳ある、けれども重過ぎない青年声のイメージです。

立場的に悩み多い人ですから、そういった感情を表現できるような声優さんならば、と思い、小野さんになりました。


ついで語り――他二人くらいの声優さんと悩みました。しかし、クロスやアーフェルの声に合う声優さんも同時に考えていましたので、なら一番合うのは小野さんかな、と。

セリオには悪いですが、正直ざっくりとした声のイメージしかなかったのと、そのイメージにあう声優さんをみつけることに悲惨な労力を要しそうだったので、ならばイメージしやすく、そう外れてもいないベテランさんに決めてしまおう、とこうなりました。

他に合いそうな声優さんがいらっしゃったら、是非とも教えてください。



クロス

CV:緑川光さん

害など一切なさそうな、丁寧で優しげな少し高めの青年声のイメージです。

クロスが冷たいのは、瞳や雰囲気、言葉であって、声ではないのです。


ついで語り――一番苦労しました。わりと初期の頃から予想はしてましたけれど、当てはまる声優さんが多すぎるんですよね、クロスは。

櫻井孝宏さん・石田彰さんなども候補に上げて、しかしその上で緑川さんが良いと思い、緑川さんにしました。

上に書いたように、クロスという人は、声は決して冷たくはないのです。むしろ優しげで、常に丁寧さを感じさせるものなのです。声だけならば、イズレンディアの次に落ち着くくらいに。その優しさ、丁寧さを考えた場合、少し高めの緑川さんの声が合うと思いました。



アーフェル

CV:森川智之さん

深い落ち着きを持つ、淡々とした青年声のイメージです。

表情や瞳の鋭さに反して、普段の声には険がない人なんですよ、アーフェルは。


ついで語り――いないんですよ、この人。森川さんに決めたのは、ほとんど無理やりです。

ただ、森川さんの声の深さや淡々とした声は、アーフェルに合うと思います。本文で描写しているような、硬い声、というのは微妙ですが……。

彼こそ、イメージ声優さん募集です! えぇ、結構切実に。




とりあえずここまでのイメージ設定は考えてみました。

少しは楽しんでいただけると幸いです。


これをもって、『エルサリオン1 彼は訪問せし古の賢者』を完結とします。

ご愛読、ありがとうございました。


そう遠くない日に、新たな『エルサリオン・シリーズ』をお届けできるように、これからも励んでいきます。

どうかまた、皆様にお会いできますように。


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